ブラックウルフ・ラン、メドーバレーコース
Blackwolf Run (Meadow Valleys Course)

メドーバレーコースとリバーコースの２つがあるリゾートコース。もともと１８ホールだったのを２コース３６ホールに拡張した。メドーバレーコースはシボイガン）川の川辺に展開する。深い谷、大きな高低差があるホールなど地形に変化があり、６ホールで川と池が効いてきて、距離も十分あり手強いコースに仕上がっている。２０１２年の全米女子オープン時では前半の９ホールはメドーバレーの１０番から１８番、後半の９ホールはリバーコースの１番から４番と１４番から１８番を使用した。このコンポジットコースがオープン時のオリジナル。

クラブハウスからの景観

１番ホールからの景観

奥から望む１４番グリーン

２番　パー４　４０２ヤード（２）

２番　パー４　４０２ヤード（１）

ストレートホール。ティショットでは左は３つのフェアウェイバンカー、右は林があり落し所が狭い。セカンドは打ち上げになり、強い砲台グリーンに打っていく。グリーンは横長で奥行きはあまりない。受けグリーンなので、受けからのパットはとても速い。

やや左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ左に２つ、右に１つのバンカーが配されている。ロングヒッターは２オン可能だが、グリーン左は池に面するので、セカンドでグリーンを狙うか刻むかの決断に迫られる。

８番　パー３　２４０ヤード

グリーン左サイドは池に面するショート。グリーン手前に配されたマウンドによりグリーンはティグランドから部分的にブラインドとなる。

右ドッグレッグ。ティショットはやや打ち下ろしで巨大バンカー越え。グリーンは縦長で右サイドは池に面していて、左は２つのバンカーでガードされている。

１０番　パー４　３８２ヤード（２）

１０番　パー４　３８２ヤード（１）

フェアェイは左右の林に挟まれて狭い。右ドッグレッグ。ティショットは両サイドから樹木が迫り出しているので打ち辛い。グリーン左手前と右にポットバンカーが待ち構える。グリーンはアンジュレーションが強く、左に急傾斜している。

右ドッグレッグ。ティショットではフェウェイは比較的広い。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは半島型で右から奥はクリークに面して、グリーン左は２つのバンカーでガードされている。セカンドの正確性が問われるホール。

１５番　パー３　２２７ヤード（２）

１５番　パー３　２２７ヤード（１）

谷越えの距離のあるショート。グリーンは大きく、グリーン中央に大きなマウンドがある。

右ドッグレッグの難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、右のシボイガン川に注意。グリーンは川の対岸に振られ、セカンドは川越えの砲台グリーンに打っていく。リバーコースの１８番と共有グリーン。アメリカのゴルフマガジン誌にて２０００年度世界ベスト５００ホール（最新版）に選ばれている。