ラヒンチ ゴルフクラブ、オールドコース
Lahinch Golf Club (Old Course)
コースデータ
所在地 アイルランド、クレア
コース長 6950ヤード パー72
コースレート 74.0
プレー日 2016年7月28日
設計者 オールド・トム・モリス、アリスター・マッケンジー 
再設計者 マーティン・ホートリー
オープン 1895年
キャディ あり
ゴルフカート なし
評価
総合評価
5.35
コースレイアウト
5
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
6
満足度
6

アイルランド西海岸を代表するリンクスコース。36ホールあり、オールドコースが有名。起伏がある手つかずの自然の地形に、素晴らしいルーティンで18ホールがレイアウトされている。次から次にデューン(砂丘)が迫ってきて、1番から18番ホールまでデューン(砂丘)が続く。ブラインドホールが4つあり、4番、5番のブラインド・グリーン(グリーンへのブラインドショットが要求される)の2つは名物ホール。海が絡まない内陸の数ホールのバンカーの配置が特に素晴らしい。



2番ホールからの景観

2番ホールから望む4番デューン


4番デューン上からの景観

6番グリーン

7番ホールからの景観

開場33年後の1928年にマッケンジーが海の近くにいくつかのホールを新設した。同時にグリーンの形状を難しくし過ぎたために、当時のクラブ委員会にグリーン改造を反対された歴史を持つ。当時のプレーヤーの道具と技量では難しかったようだ。2003年に75年の時を経て、マッケンジーの改造プランを引き継ぎ、マッケンジー設計の姿に戻した。ただ、モリス作の4番、5番の名物ホール、ギブソン作の個性的な6番、7番はマッケンジー以前の歴史の中で造られている。

スコアカード

 
2番 パー5 534ヤード

右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、左に3つ右に2つのフェアウェイバンカーがあり、落し所が狭い。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前左右に配された合計6個のフェアウェイバンカーが、立ちはだかる。サードでグリーンを狙う場合はフェアウェイ左端から打つのが攻めやすい。グリーン右のガードバンカーも効いてくる。

 

2番 パー5 534ヤード(3)

2番 パー5 534ヤード(2)

2番 パー5 534ヤード(1)
 
3番 パー4 446ヤード

ティショットはブラインドでデューンズの台地のフェアウェイ向かって打ち上げ。砲台グリーンの手前に2つのバンカーがある。グリーンは左傾斜でグリーン左からの寄せは大変難しい。通常左からの海風が強いので、風を考慮に入れたショットが大切。

 

3番 パー4 446ヤード(3)

3番 パー4 446ヤード(2)

3番 パー4 446ヤード(1)
 
4番 パー5 475ヤード

4番 パー5 475ヤード(1)

名物のデューン越えでストレートの短いロング。ティショットはデューンの谷間の狭いフェアウェイに打っていく。狙いはフェアウェイ左エッジが良い。傾斜とマウンドでフェアウェイ中方方向に戻ってくる。セカンドは背の高いデューンのマウンド越えのブラインドショット。サードは緩やかな打ち下ろし。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。


4番 パー5 475ヤード(4)

4番 パー5 475ヤード(3)

4番 パー5 475ヤード(2)
 
5番 パー3 154ヤード

グリーンもピン位置も見えない完全ブラインドの名物ホールのショート。横長グリーンは前後をデューンの丘に挟まれている。グリーンはやや右傾斜。

 

左デューンから見る5番グリーン

右手前から見る5番グリーン

5番 パー3 154ヤード
 
6番 パー4 424ヤード

急な左ドッグレッグ。ティショットはブラインドになり、240ヤード先あたりから緩やかに下っている。セカンドは海に向かっての打ち下ろし。その途中でフェアウェイ中央に直径10メートルほどの深いラフの窪みとその中央にバンカーのハザードがある。入れると脱出は難しい。グリーン周りにはバンカーはないが、グリーンを外した時の寄せは難しい。

 

6番 パー4 424ヤード(3)

6番 パー4 424ヤード(2)

6番 パー4 424ヤード(1)
 
7番 パー4 436ヤード

7番 パー4 436ヤード(2)

7番 パー4 436ヤード(1)

左に海が広がるやや左ドッグレッグ。ティショットは打ち上げで、セカンドは緩やかな打ち下ろしになり、強い砲台グリーンに打っていく。縦長のグリーンの左右にポットバンカーがあり、グリーン左は下りのスロープで、更に左に打つと崖下の海にボールが消えていく。

 
9番 パー4 400ヤード

9番 パー4 400ヤード(2)

9番 パー4 400ヤード(1)

ストレートホール。ティショットは打ち下ろしで、フェアウェイは左傾斜。グリーン右サイドはデューンに面している。グリーン左は下りスロープで、グリーンは56ヤードと縦に細長い。セカンドの正確性が要求されるホール。

 
10番 パー4 441ヤード

10番 パー4 441ヤード(2)

10番 パー4 441ヤード(1)

左ドッグレッグの難ホール。ティショット、セカンドとも両サイドにデューンが迫ってくる。セカンドはやや打ち上げになり、強い砲台グリーンに打っていく。グリーンの左と右手前はバンカーでガードされている。

 
11番 パー3 170ヤード

11番 パー3 170ヤード(2)

11番 パー3 170ヤード(1)

グリーン後方に海が広がる、ゆるやかな打ち上げ。砲台の2段グリーンで、左右にバンカーが配されている。

 
12番 パー5 577ヤード

左にビーチが広がる左ドッグレッグ。ティショットのフェアウェイは急な左傾斜。ティショット、セカンドともに右のOBラインは浅いので注意。グリーンの15ヤード手前に2つのポットバンカーがあり、ロングヒッターの簡単な2オンをさせてくれない。砲台グリーンでグリーンは左のOB、両サイドのバンカーでガードされている。

 

12番 パー5 577ヤード(3)

12番 パー5 577ヤード(2)

12番 パー5 577ヤード(1)
 
13番 パー4 279ヤード

13番 パー4 279ヤード(2)

13番 パー4 279ヤード(1)

とても短いミドルで美しいホール。グリーン手前のフェアウェイはうねっていて狭い。グリーンは砲台で、2つのバンカーでガードされていて、前後に3段グリーン。1オン狙いが可能だが、グリーン周りはトラブルが多くリスクが高い。

 
14番 パー4 461ヤード

14番 パー4 461ヤード(2)

14番 パー4 461ヤード(1)

ストレートの距離のあるミドル。フェアウェイは狭く、その両サイドには深いラフが待ち構えるので、ティショットは距離と正確性の両方が必要。グリーンのすぐ右はラフになり、そこからの寄せは難しい。グリーンは砲台で左に1つ、右に2つのバンカーが配されている。グリーンは右傾斜。

 
15番 パー4 466ヤード

15番 パー4 466ヤード(2)

15番 パー4 466ヤード(1)

ストレートの難ホール。フェアウェイは狭く、左側にあごの高いフェアウェイバンカーがあり、またフェアウェイ両サイドには深いラフがある。グリーンの右はラフになり、そこからの寄せは難しい。グリーンは砲台で、左はバンカーでガードされている。

 
16番 パー3 195ヤード

16番 パー3 195ヤード(2)

16番 パー3 195ヤード(1)

打ち下ろしで、4つのバンカーとヒースでグリーンが囲まれているショート。

 
余談

シャノン空港から車で1時間。ラヒンチの海岸はサーファーズ・パラダイスでアイルランド中のサーファーのメッカで、ラヒンチは小さなサーファーの街。



キャディ

レストラン

4番ホールから見えるサーファー

ゴルフマガジン社の2015年度世界ベスト100選の第41位に選ばれている。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザ・ワールド(top100golfcourses.com)の2016年度アイルランド(北アイルランドを除く)のベストコース第2位に選ばれている。全英(アイルランドも含む)では第11位。2008年度の統計ではイギリス諸島全体(アイルランドも含む)では2752コースあり、その内アイルランドにはおよそ430コースある。



モハーの断壁

モハーの断壁

プレー後にコースから車で15分のモハーの断壁に行った。8キロメートルにわたり太平洋に突き出た断崖絶壁だ。



Danny Mac’s

Danny Mac’s

Danny Mac’s


Station House B&B

Station House B&B

Station House B&B

夕食はゴルフ場から徒歩圏のDanny Mac’sでした。シーバスのフィッシュ&チップスは美味しかった。泊りは車で5分のStation House B&B。