セントーサGC、セラポンコース
Sentosa Golf Club – Serapong Course

コースデータ
所在地 シンガポール
コース長 6810ヤード パー72
コースレート 73.6
プレー日 2008年8月17日
設計者 ロナルド・フレーム
オープン 1982年
キャディ なし
ゴルフカート あり (強制、フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
5.00
コースレイアウト
5
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
5
クラブハウス
 
セントーサ島にあり内陸部のタンジョンコースと海に近いセラポンコースの36ホール場。セラポンコースの方が、シンガポールオープンを開催しているので有名で、よりチャレンジング。セラポンコースは険しく、起伏に富んだ地形、河口、大きな池、狭いフェアウェイ、大きく深いバンカー、巨大なグリーンなどが戦略的に配され、また各ホールの両サイドは林かウォーターハザードでガードされている。アウトは埋め立て地とジャングル地区に造られ、多くの池が待ち受けている。インはセラポン山を切り崩して造ったもので、多くのバンカーが待ち受けている。絵のように美しい各ホールでは、距離はパー72で6810ヤードと長くないのだが、正確で距離が出るティーショットがなければ、ウォーターハザードとかバンカーに簡単に捕まり、好スコアーにつながらない。海だけでなくシンガポールの港を借景にしているホールが多く、ダイナミックな景観も楽しめる。2005年以来シンガポールオープン開催コース。
 

クラブハウスからの景観

3番ティーから望む港


5番グリーンと港

6番グリーン横の要塞

7番ホールからの景観

 
1番 パー4 400ヤード

1番 パー4 400ヤード(2)

1番 パー4 400ヤード(1)
急な右ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイ右コーナーに大きなバンカーが横たわっており、そのバンカーに入れば、グリーンが次打で狙いづらくなるので、そのバンカーの左側がティーショットのベストポジション。セカンドは打ち上げ。 グリーンは大きく受けている。

3番 パー4 443ヤード
急な左ドッグレッグの打ち下ろしていくミドルホール。ティーショットからはフェアウエィが狭く、落とし所によってはフェアウェイセンターにある木が次打でスタイミーになる。セカンドショットは急な打ち下ろしで、バンカーに囲まれた砲台状の2段グリーンに打つので、正確なショットが要求される。

3番 パー4 443ヤード(3)

3番 パー4 443ヤード(2)

3番 パー4 443ヤード(1)
 
4番 パー5 557ヤード
名物ホール。左、左に曲がっているユニークなロングホール。ティーショットは池越えになり、210ヤードのキャリーが必要な池に突き出た出島のような左サイド狙っていくか、安全に右サイドのフェアウェイに打つかの決断に迫られる。左サイドのフェアウェイはショートカットになるが、狭い落とし所の両サイドは深いバンカーにガードされていて、特に右のバンカーに入れると厄介になる。セカンドショットは左の池が効いていて、場所によっては前方の数本のヤシがスタイミーになる。サードショットは池越えになり、ピンが手前の時はグリーンのフロントサイドをガードしているバンカーが効いてきて、ピンが奥の時はグリーンはセンターから奥に下っており、しかもグリーン奥は池に面するので更に難易度が増す。2007年のシンガポールオープンで優勝したアダム・スコットはプロティーの590ヤードのこのホールをミドルアイアン2回使ってイーグルを奪取したようだ。世界一流のプロのレベルはすごい。
 

4番 パー5 557ヤード(3)

4番 パー5 557ヤード(2)

4番 パー5 557ヤード(1)
 
7番 パー5 521ヤード
右ドッグレッグのロングホール。右に海が広がり、セカンドショットの落とし所が狭い。縦に長いグリーンの右サイドは大きなバンカーと海でガードされており、左サイドにも2つのバンカーが配されている。グリーン奥も海に面している。
 

7番グリーン

7番 パー5 521ヤード(2)

7番 パー5 521ヤード(1)
 
11番 パー4 377ヤード

11番 パー4 377ヤード(2)

11番 パー4 377ヤード(1)
やや右ドッグレッグのミドルホール。グリーンは横長の砲台状で、奥行きはあまりなく、手前と奥はバンカーでガードされているので、セカンドショットでの正しいクラブ選択が重要になる。
 
13番 パー4 418ヤード

13番 パー4 418ヤード(2)

13番 パー4 418ヤード(1)
右ドッグレッグの難ホール。ティーショットが難しく、飛べば飛ぶほど右の池がフェアウエィに深く食い込んできていて落とし所が極端に狭くなり、左には220から250ヤードで入りバンカー が待ち構えているので、どのクラブを使い、正確なティーショットをするかが重要になる。セカンドショットはグリーン左のポットバンカーと右の大きなバンカーが効いている。2007年度のシンガポールオープンで2008年のマスターで優勝したカブレラ選手がティーショットで300ヤードの池越えに成功して、セカンドをサンドウエッジでグリーンを狙ったようだ。カブレラの飛距離に脱帽。
 
14番 パー3 191ヤード

14番 パー3 191ヤード(2)

14番 パー3 191ヤード(1)
右手に海を望みながら池越えバンカー越えのショートホール。グリーンは縦長の2段グリーンで、左サイドはバンカーと海、右サイドは池でガードされている。
 
15番 パー4 401ヤード

ストレートの難しいミドルホール。フェアエウェイは狭く、右はバンカーと木立があり、左サイドは海に面しているので、正確なティーショットが要求される。グリーン左をガードしている海とバンカーが効いている。


15番グリーンと海

15番 パー4 401ヤード(2)

15番 パー4 401ヤード(1)
 
18番 パー5 518ヤード

左ドッグレッグのロングホール。ティーショットは池越えになり、池は左サイドにも広がるので、左を怖がり右に逃げると、右のフェアウェイバンカーに捕まり厄介になる。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前は池に面しているので、リスクが伴う。2段グリーンなので、同じ段にアプローチショットを乗せたい。

 

18番 パー5 518ヤード(3)

18番 パー5 518ヤード(2)

18番 パー5 518ヤード(1)
 
余談

鮭・イクラ丼
オーチャード通りから車で20分、ビジネス中心街から車で15分。シンガポール空港からタクシーで25分程。基本的にはメンバー同伴が必要だが、ビジターだけのプレーも可能。クラブハウスは豪華で、オープンエアーのレストランの他、本格的日本レストランも完備されている。昼食で食べた鮭・イクラ丼は美味しかった。

プロティーの黒ティからのプレーは7300ヤード、コースレート75.2になるが、プロのトーナメントに限定される。6810ヤードの青ティからのプレーでもかなりタフで、上級者にもチャレンジングな設定となっている。メートル表示なのでヤードに換算した。

他のアジアでのロナルド・フレーム設計コースは、マレーシアのサウジャナG&CC、アワナGC、ケラブ・ゴルフ・パーキッドマタン・アワム(KGPA)カラムブナイRGCパームリゾートG&CC・ケンパカコース、ダマイ・ラウトG&CC、ブルネイではロイヤルブルネイCCパンタイ・メントリGC、タイのマウンテン・シャドーGC、パンヤインドラGC、ウィンドソアーパークGC、、韓国ではアシアーナCC、ザ・クラブ・アット・ナインブリッジズ、日本でボナリ高原GC、ハッピーバレーGC、大村湾CC・ニューコース、パームヒルズGR、中国では天津華納国際GC、オリエントアモイ(東方厦門)GCC、大上海国際G&HRなどがある。