ジャゴラヴィG&CC、ニューコース
Jagorawi Golf & Country Club – New Course

コースデータ
所在地インドネシア、ジャカルタ 
コース長6914ヤード  パー72 
コースレート74.3 
プレー日2007年7月26日 
設計者ピーター・トムソン 
オープン1990年 
キャディあり 
ゴルフカートあり 
評価
総合評価
4.70
コースレイアウト
5
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
クラブハウス

 

同じ設計者によって造られた36ホールと9ホールのZコースの合計45ホールのゴルフ場。開場はニューコースが1990年だが、もう一つのオールドコースは1979年。どちらのコースも深い森に囲まれている。美しいが、アップダウンがあり、左右にドッグレッグしたホールが多く、フェアウェイは狭く、チャレンジングで上級者向きの難コース。6587ヤード、パー72と短いオールドコースの方が評価は高くインドネシアを代表するコースの1つ。このニューコースの Out はフラットだが、In は高低差のある丘陵地に展開されている。谷越え、池越え、川越へと自然の立地を上手く活かした設計で変化に富む。フェアウェイが狭い上、左右ワンペナかOBになるホールが多いので、ターゲットゴルフを強いられるコースである。特に11番、12番、13番ホールはアーメンコーナーと言われ、正確性が距離より大切なホールが続き、これらのホールを丁寧に攻めなければ好スコアーは望めなくなる。また、コース内は野生動物、昆虫、植物の宝庫で自然好きにはたまらない魅力のある場所である。



タイトな12番ホール

コースを彩る草花

 

1番 パー5 517ヤード

左ドッグレッグした後、軽く右ドッグレッグしているロング。フェアウェイは狭く、その右に打つとロストボールになる。セカンドショットの落とし所もタイトで、右には池が配されているので、グリーン20ヤード手前にあるフェアウェイバンカーの左方向を狙うのが良い。グリーンの左には2つのバンカー、右には池が配されている。

 

1番 パー5 517ヤード(3)

1番 パー5 517ヤード(2)

1番 パー5 517ヤード(1)
 
2番 パー3 184ヤード

2番 パー3 184ヤード(2)

2番 パー3 184ヤード(1)
横長で砲台グリーンを持つショート。グリーン手前の2つのポットバンカーは深いので避けたい。大きめに打つと、グリーン奥にも配されたバンカーに捉まることがある。

 
3番 パー4 421ヤード

3番 パー4 421ヤード(2)

3番 パー4 421ヤード(1)
狭いストレートのミドル。左にクリークが走り、右側はティからグリーンまでがOBゾーン。ティから240ヤード先のフェアウェイ両サイドにバンカーがあるが、その間のフェアウェイ幅は20ヤードにも満たない。ティーショットの正確性が最優先されるホール。

 
4番 パー4 413ヤード
ストレートの打ち上げホール。ティーショットでは220ヤードほど先に、左の背の高い1本の木、右のバンカーが効いてくる。グリーン手前をガードしている2つのバンカーも効いている。
 

4番 パー4 413ヤード(3)

4番 パー4 413ヤード(2)

4番 パー4 413ヤード(1)
 
8番 パー5 527ヤード
ほぼストレートのロング。ティーから240ヤード先からファウェイ幅が60ヤードと狭くなり、その両側はハザードなので、ドライバーは使わない方が安全。セカンドショットの落とし所も両側にハザードがあり、同じように60ヤードと狭い。距離よりも正確性が重要なホール。グリーンは横長で、左手前のバンカーが効いている。
 

8番 パー5 527ヤード(3)

8番 パー5 527ヤード(2)

8番 パー5 527ヤード(1)
 
10番 パー5 513ヤード
やや左ドッグレッグの打ち下ろしで、2オン可能なロング。ティーショットはフェアウェイが比較的広いので、思いっきり飛ばして距離を稼ぎたい。ただし飛べば飛ぶほど狭くなっているので、ロングヒッターはフェアウェイウッドを使用する方が安全。セカンドショットを刻む場合は、落下地点が狭く難しいショットになる。セカンドショットでグリーンを狙う方が、グリーンは3つのバンカーでガードされているが、ミスショットの許容範囲は広い。
 

10番 パー5 513ヤード(3)

10番 パー5 513ヤード(2)

10番 パー5 513ヤード(1)
 
11番 パー3 174ヤード
川越えの野性味溢れるショート。グリーンは横長で、その前面をガードしている2つのバンカーが効いている。グリーンオーバーのショットはグリーン3方を取り囲む川の餌食になる。グリーンの縦幅は15ヤードしかないので、正しいクラブ選択ときっちりその距離を打つことができる技術が重要になる。
 

グリーンから望む11番ホール

横から望む11番グリーン

11番 パー3 174ヤード(1)
 
13番 パー4 441ヤード

13番 パー4 403ヤード(2)

13番 パー4 403ヤード(1)
強い右ドッグレッグの難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、250ヤード飛べば池に捉まるのでドライバーは使えないかもしれない。セカンドショットでピンを確認できるフェアウェイ左サイドにティーショットを運ぶべき。セカンドショットは川越えで、少し砲台グリーンに打っていく。グリーン左には2つのバンカーとOBがある。

 
16番 パー5 505ヤード
やや左ドッグレッグのロングヒッターは2オン可能なロング。ティーショットの落とし所のフェアウェイは左傾斜をしていて、狭くて両サイドがハザードなので、正確なショットが必要。左フェアウェイバンカーの右方向が狙い目になる。セカンドショットはグリーン手前130ヤードから180ヤード地点のフェアウェイを横切る川越え。グリーンは横長で受けていて、手前のガードバンカーが効いている。正確に打てばバーディの褒美をもらえる確率が高いが、無理して攻めると大叩きになりうるホール。乾季にはグリーン手前の大きな川の水が枯れて、恐竜の生活と生息地を描写しているスピルバーグ監督の映画のシーンのような景観をかもし出すので、このホールは“ジェラシックパーク”というニックネームでも呼ばれている。

16番 パー5 505ヤード(3)

16番 パー5 505ヤード(2)

16番 パー5 505ヤード(1)
 
余談
ジャカルタ市内から車で40分、空港から車で70分。平日はビジターだけのプレーは可能だが、土日はメンバー同伴が必要。サウナ、マッサージ室あり。ロッジあり。バックティの黒ティーからのプレーは誰でも可。表示距離はメートルなのでヤードに換算した。

2番 パー3 145ヤード
レストラン
2番 パー3 145ヤード
浴場

ピーター・トムソン(トムソン・ウォルバーリッジ&ペレット)設計の他のアジアでのコースは、インドネシアでは、バリ・ハンダラ廣済堂CCロンボック・ゴルフ廣済堂CCグヌングリスCCフィナG&CCムラピG&MRマウンティン・ビューGC、アナイGR、シンガポールではタナメラCC・ガーデンコースシンガポールアイランドCC・ニューコース(再設計)、日本では南部富士CC、廣済堂トムソンCC、ぜんCC、トムソンナショナルCC、スリーレイクスCC、香港では香港GC・エデンコースクリア・ウォーターベイG&CC(再設計)、中国では北京リンクス(北京北辰)GC、北京窑上(北京ヤオシャン)GC、上海銀濤(上海ゴルフキング)GC上海濱海GC、長沙青竹個GC、タイではグリーンウッドGCラヨン・グリーンバレーCCロイヤルチェンマイGR、マレーシアのクラブ・ゴルフ・サルタン・アブドゥル・アジス・シャ(KGSASS) がある。