ニドムクラシックコース、イコロコース、ピリカ・カムイ
Nidom Classic Course (Ikoro Course) Pirika & Kamui

コースデータ
所在地北海道 
コース長6992ヤード、パー72 
コースレート72.7 
プレー日2004年8月5日 
設計者菅谷直 
オープン1988年 
キャディあり 
ゴルフカートあり (台数に限りあり) 
評価
総合評価
4.00
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
 

コース内の景観
アイヌ語で(豊かな森)を意味するニドムには、イコロ(宝物)とニスパ(首領)の2コースの45ホールから成り、高低差25メートルの自然の起伏を生かした、少しアップダウンがある林間コース。天然の樹木帯からそのままホール分だけくり抜いたようなデザインで、ショットを曲げて両サイドの林に入れると脱出は容易ではない。ニスパコースと比べ、このイコロコースの方がフェアウェイ幅は広くて易しい。ピリカ(女の子)、カムイ(神様)、アシリ(新しい)の各9ホールあり、27ホールあるなかで今回プレーしたピリカ・カムイの18ホールがこのコースを代表する。
 
3番  パー4 470ヤード
ほぼストレートで距離のあるパー4。ティショットは雄大な打ち下ろしで、右サイドはOBになる。フェアウェイ左のバンカーは210ヤードで越えるが、右のバンカーは260ヤードの飛距離が必要。グリーンはバンカーがガードしている。
 

3番パー4 470ヤード(3)

3番 パー4 470ヤード(2)

3番 パー4 470ヤード(1)
 
5番  パー5 555ヤード
やや左ドッグレッグの名物ホールのパー5。ティショットは豪快な打ち下ろしで高低差は20メートル、ホール左側にはクリークが蛇行する。1打目は距離よりも確実に正面バンカー手前を狙っていきたい。セカンドショットはフェアウェイを横切るそのクリーク越えになり、サードショットはグリーン手前を走るもう一つのクリーク越えになる。フェアウェイに切れ込んでいるクリークが各ショットで効いている。すばらしい自然の景観と戦略性を併せ持つホール。
 

5番パー5 555ヤード(3)

5番 パー5 555ヤード(2)

5番 パー5 555ヤード(1)
 
6番  パー3 183ヤード

グリーンから振り返る6番ホール

6番 パー3 183ヤード
左手がクリークの美しいパー3。グリーン周りの景観もすばらしい。
 
9番 パー4 415ヤード
やや右ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイは比較的狭く、その両サイドを林がガードしている。グリーン左右のバンカーが効いている。
 

グリーンから振り返る9番ホール

9番 パー4 415ヤード(2)

9番 パー4 415ヤード(1)
 
10番  パー5 579ヤード

10番 パー5 579ヤード(2)

10番 パー5 579ヤード(1)
ほぼストレートなパー5。フェアウェイ240ヤード付近左手にクロスバンカーあり。グリーンはバンカーと木々で囲まれていて、簡単に攻めさせてくれない。
 
15番 パー4 433ヤード

15番 パー4 433ヤード(2)

15番 パー4 433ヤード(1)
左ドッグレッグの難しいパー4。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、セカンドショットは緩やかな打ち上げ。グリーンの周りはバンカーが配され、受けグリーンなので、上からのパットは難しい。
 
16番 パー3 214ヤード

16番 パー3 214ヤード
距離のある、小川越えのショートホール。グリーン周りにはバンカーが絶妙に配置されている。
 
余談

新千歳空港から20分。隣接して、コテージの宿泊施設がある。PGA日本プロゴルフマッチプレー選手権が2001年から2003年まで開催された。

菅谷直設計の他のコースは三井観光苫小牧GC、札幌国際CC。