セベバレステロスゴルフ倶楽部
Seve Ballesteros Golf Club

コースデータ
所在地茨城県
コース長6914ヤード、パー72
コースレート73.1
プレー日2006年5月19日
設計者デービット・トーマス
オープン1984年
キャディあり (事前予約が必要)
ゴルフカートあり
評価
総合評価
4.70
コースレイアウト 
5
難易度 
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
 

クラブハウスからの景観

高低差20メートルの比較的フラットな丘陵地に展開する、各ホールが自然の松林で完全にセパレートされたコース。自然の地形をそのままに数々の池や、合計100個以上のバンカーなど多彩なハザードを配している上、フェアウェイ両サイドの松林が迫っているので、各ショットの落下地点が非常に絞られている。正確なショットが必須で、しかも攻める所と守る所を考えた、しっかりしたコースマネジメントがなければ大叩きの危険性がある。その上、グリーンの傾斜が強く、複雑なアンジュレーションがありしかも速いので、繊細なパットのタッチが要求されるので、コースレートの73.1以上のタフさを持っている。特にOut よりInの9ホールが難しい。ブラインドの池、OBなどが多くあり、上級者でも好き嫌いが2分するコースで、初心者には大変疲れる、難しいコースである。ただ、プレーヤーの実力を試せる飽きのこないレイアウトを持っており、チャレンジ精神を掻き立てるコースとしてはほぼ満点を言える。4つあるパー5の距離が比較的短いので、これらのホールでスコアーを伸ばさない限り、好スコアーにつながらない。総括すると、景観の美しさとプレーの厳しさが調和すると同時に、各ホール変化があり、戦略性に富み、競技志向のプレーヤーを魅了する素晴らしいコースである。

 
2番 パー4 425ヤード

2番 パー4 425ヤード(2)

2番 パー4 425ヤード(1)
ストレートの難ホール。ティショットはキャリーで210ヤードの池越えが必要で、落下地点の左右を林に囲まれていて狭いので、プレッシャーを感じるホール。セカンドショットはやや打ち上げになり、グリーンは、傾斜の強い2段グリーン。
 
3番 パー4 425ヤード
やや右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしになり、セカンドショットは左足下がりのライになるので、かなり難度が高い。グリーンは受けが強く、縦に長い。グリーン手前の2つのポットバンカーは、脱出はやさしく効いていないが、美的効果を高めている。
 

グリーンから望む4番ホール

3番 パー4 425ヤード(2)

3番 パー4 425ヤード(1)
 
4番 パー4 416ヤード
やや右ドッグレッグでティショットは緩やかな打ち下ろし。このホールもティショットが左右狭くプレッシャーを感じる。フェアウェイ左右に連なるバンカーも効いてくる。セカンドショットは池越えになる。
 

4番フェアウェイバンカー

4番 パー4 416ヤード(2)

4番 パー4 416ヤード(1)
 
5番 パー3 193ヤード

5番 パー3 193ヤード(2)

5番 パー3 193ヤード(1)
少し打ち下ろしのショートホール。グリーン左右にバンカー、手前にクリーク、左奥に池が配されているので正確な距離感が必要。
 
6番 パー4 385ヤード

6番 パー4 385ヤード(2)

6番 パー4 385ヤード(1)
ティショットは打ち下ろしの、やや左ドッグレッグ。ティショットでは両サイドの池が気になる。ロングヒッターは左の池は260ヤードで越えるが、左に打ち過ぎると前方の林が邪魔になり、セカンドショットでグリーンを狙えなくなる。細長いグリーンは少し砲台で、林に囲まれている。グリーンとその周辺の景観は美しい。

 
7番 パー4 389ヤード

7番 パー4 389ヤード(2)

7番 パー4 389ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットでは両サイドに池と右側のバンカーが上手に配され、飛べば飛ぶほどファアウェイが狭くなっているので、ティショットは緊張する。グリーンは少し砲台で、左から右に傾斜している。

9番 パー5 498ヤード

9番 パー5 498ヤード(2)

9番 パー5 498ヤード(1)
やや左ドッグレッグの距離の短いロングホール。ロングヒッターは2オン可能ホール。セカンドショットを刻む場合でも、残り120ヤード付近から3つのバンカーが落とし所を極端に狭くしているので、どこに刻むかが重要になる。

12番 パー4 419ヤード

12番 パー4 419ヤード(2)

12番 パー4 419ヤード(1)
やや左ドッグレッグの難ホール。右サイドがずっとOBになっており、ティから250ヤード先の右の林は谷でそのまた右のバンカーの先は200ヤードでOBになるので、ティショットの落とし所が狭い。セカンドショットはグリーン両サイドのバンカーと林が効いており、右手前もえぐれているので、正確なショットが必要。

13番 パー3 201ヤード

後方から望む13番グリーン

13番 パー3 201ヤード
距離のある打ち上げショートホール。縦に細長いグリーンなので、ティショットが少しでも左右にブレるとパーオンしない。なおかつ、傾斜のある2段グリーンは砲台になっているため、グリーンを外した時のアプローチが難しい。

14番 パー4 388ヤード

14番 パー4 388ヤード(2)

14番 パー4 388ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、セカンドショットはかなりの打ち上げ。セカンド時にポットバンカーの光景に出くわす。合計10前後あるバンカーの半分は実際上はプレー上効いていないが、その光景が視界に入ってくると少しプレッシャーになるかもしれない。 

17番 パー5 520ヤード
やや右ドッグレッグ。フェアウェイ右サイドが谷とOBになっているため、ティショットの落とし所がかなり狭い。谷越えには300ヤードの飛距離が必要なので、プロでもティショットが悪いと大叩きするホール。セカンドショットは打ち下ろしになり、グリーン周りには6つのバンカーと左右の池が待ち構えている。

グリーンから望む17番ホール

17番 パー5 520ヤード(2)

17番 パー5 520ヤード(1)
 
18番 パー4 463ヤード
右のOBが浅い、やや右ドッグレッグ。長いミドルホールなので、ティショットで距離が出ないと、2打でグリーンに届かなくなり、その場合は、グリーン左手前に待ち構えている、深い大きなバンカーと池、左手前のバンカーと左のOBが効いてくる。ティショット、セカンドとも、距離と方向性が要求されるホール。

グリーンから望む18番ホール

18番 パー4 463ヤード(2)

18番 パー4 463ヤード(1)
 
余談

車で東京都心から1時間半、成田空港からから40分。サウナ、ジャグジー完備。プレーは、インターネットのゴルフ予約業者を通じて可能。

フルバックティからのプレーは前の組に遅れなければ、誰でも可能。日本では珍しく、ハンディ制限がなく、欧米の多くのコースのように、各プレーヤーの自己責任でフルバックティからプレーできる経営姿勢は大変好感できる。ただ、1993年から1995年の男子プロのトーナメントコースで、各年アンダーパーが数人しか出なかったタフな設定で、プロでも80台を平気で叩くコースなので、中上級者がプレーを楽しみたければ、6900ヤードのフルバックの黒ティでなく、6500ヤードの青ティからのプレーを推薦。

デービット・トーマス設計の他のコースは、グレンピークマナーGCがある。セベ・バレステロス設計の他のコースは、セベバレステロスGC‐泉コース、クレセントバレーCC美濃加茂がある。