東京ゴルフ倶楽部
Tokyo Golf Club

コースデータ
所在地埼玉県
コース長6904ヤード、パー72
コースレート72.9
プレー日2004年10月14日
設計者大谷光明
オープン1914年
キャディあり
ゴルフカートあり (台数に限りあり)
評価
総合評価
4.95
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
6

 

クラブハウスからの景観
 大正時代に作られた、重厚な歴史を感じさせる日本を代表する超名門クラブ。フラットな林間コースで林や100個以上あるバンカーが効果的に配置されているので、良いスコアーを出すにはコース・マネジメントが重要。ホールとフェアウェイ幅が比較的広いので、ティショットはあまりプレッシャーを感じない。しかし、ほとんどのグリーンが砲台でかつ小さく、しかもグリーン周りを深いバンカーが取り囲んでいるため、グリーンを狙うショットは全ホールとも緊張を強いられる。もちろんショットがぶれると直ぐバンカーに行く確率が高い。グリーンはそれほど速くないが、微妙な傾斜によりパットが難しい。
 
2番  パー4 388ヤード
やや右ドッグで、ティショットは砲台ティからの打ち下ろし。フェアウェイ右半部を斜めに横切っている3つのバンカー越えには190-250ヤードのキャリーが必要。右が怖がってフェアウェイ左サイドに打つと、240ヤードでクロスバンカーに入る。グリーン横にある赤松は立派。
 

グリーン横の赤松

2番 パー4 388ヤード (2)

2番 パー4 388ヤード(1)

5番  パー5 579ヤード
右にOBがある緩やかな右ドッグ。グリーン手前には池がある。
 

グリーンから望む5番ホール

5番 パー5 579ヤード (2)

5番 パー5 579ヤード(1)

6番  パー4 420ヤード

6番 パー4 420ヤード
左ドッグでティショットではストレートかドローボールが要求される難ホール。グリーンは砲台で、グリーン左のバンカーは大きく深いので、このバンカーに入れないコース・マネジメントが必要。
 
8番  パー3 196ヤード

8番 パー3 196ヤード(2)

8番 パー3 196ヤード(1)
グリーンに特徴があるホール。砲台グリーンの右半分は傾斜があまりなく、左半分は奥から左手前まで急傾斜している。ピン位置がセンターの時、ナイスショットが少しでもセンターより左に行くと、ボールが傾斜で左手前まで転がり落ちる。グリーン左のバンカーからはピンに絡みにくいので、このバンカーに入れるとパーセーブは極端に難しくなる。それゆえ、フェードで攻めたいホール。

11番  パー4 363ヤード
比較的短いが、すばらしいレイアウトを有するミドルホール。左右木々の間30ヤードを正確なフェードで攻めることができる冒険屋(リスクテーカー)ならドライバーを使えるが、そうでなければ、フェアウェイ左サイドにフェアウェイウッド等で200ヤード飛ばすのがティショットのベストルート。そうすれば、ホール中央にある木々がセカンドでスタイミーにならない。グリーンは右に振られていて、傾斜のある砲台グリーンの周りは深いバンカーがガードしているので、正確なセカンドショットが必要。

11番グリーン

11番 パー4 363ヤード (2)

11番 パー4 363ヤード(1)
 
13番  パー5 570ヤード

13番 パー5 570ヤード(2)

13番 パー5 570ヤード(1)
ほぼストレートだが、攻め方によればフェアウェイ真ん中に2個のバンカーが横切っているので、軽いS字にもなる、距離のあるロングホール。セカンド地点の落とし所に大きなバンカーがあるので、セカンドはフェアウェイ右サイドを大胆に狙うべき。グリーンは少し砲台で、グリーン両脇のバンカーと、グリーン左の木が効いている。

16番  パー4 440ヤード
フェアウェイ左半分に位置する、深くて長いバンカーを越えるには240ヤードのキャリーが必要。グリーンは砲台で傾斜の強い受けグリーン。  昔、男子プロのトーナメントの最終日で中島常幸プロが単独トップの時、このホールでティショットを正面やや右のバンカーに入れ、痛恨のボギーにし、ジャンボ尾崎プロに優勝をさらわれた。トッププロでは240ヤードのキャリーは問題がないはずだが、多分アゲンストの風が強かったのだろう。それ以来、魔の16番と呼ばれるようになったようだ。

16番グリーン

16番 パー4 440ヤード (2)

16番 パー4 440ヤード(1)
 
17番  パー3 171ヤード

17番グリーン

17番 パー3 171ヤード
砲台グリーンで、グリーン周りに配された、2メートルもの高さがある大きなバンカーがミスショットに対してパックリと大きな口を開けて待っている。印象的なショートホール。
 
18番  パー4 442ヤード

18番 パー4 442ヤード(2)

18番 パー4 442ヤード(1)
やや左ドッグの距離が十分あるミドルホール。グリーンは縦に細長く、奥から手前に傾斜がきつい。
 
余談

大谷氏の写真

クラブハウス内

東京都心から車で1時間。名門の風格はたっぷりで、クラブハウスは格調高く、落ち着いた雰囲気がある。昼食時のコーンビーフのサラダは美味しかった。プレーには平日はメンバーの紹介、土曜は同伴が必要で、日曜は不可。

右の写真はクラブハウスに飾ってあった、大昔のこのクラブのクラブチャンピオンの歴代の写真。写真右上3番目が設計者の大谷氏で、日本人離れしたゴッドファーザー的な存在感がある。彼は京都の由緒あるお寺が実家で、英国に留学中にゴルフに出会い、英語のルールブックを日本語に翻訳しルールを初めて日本に導入した人で、日本ゴルフの基礎を築いた人。

 

ゴルフクラシック誌主催2005年日本ゴルフコースランキングでは3位に選ばれている。他の有名な大谷光明設計のコースは、名古屋GC・和合コース(同ランキング20位)、川奈GC・大島コース、大箱根GC、加古川GC等がある。

2005年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて94位にも選ばれている。他のアジア、オセアニアから選ばれているのは、10位のロイヤルメルボルンGC、20位のキングストンヒースGC(オーストラリア)、27位のケープ・キッドナッパーズGC(ニュージーランド)、34位のニューサウスウェールズGC(オーストラリア)、35位が廣野GC、49位がバーンブーグル・デューンズGL(オーストラリア)、54位がロイヤルアデレードGC(オーストラリア)、58位がカウリクリフスGC(ニュージーランド)、80位が川奈GC・富士コース、95位がクラブ・アット・ナイン・ブリッジズ(韓国)、100位が鳴尾GCである。