パームリゾートG&CC、アラマンダコース
Palm Resort Golf & Country Club –Allamanda Course

コースデータ
所在地マレーシア、ジョホール州
コース長6893ヤード  パー72
コースレート73.0 #
プレー日2006年11月3日
設計者ヒロマサ稲川
オープン1992年
キャディあり
ゴルフカートあり (強制、10時以降フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
3.75
コースレイアウト
4
難易度
3
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4
# 青ティのコースレートが71.0で、それより400ヤードほど長いので73.0と推測した。
 

アラマンダ、ケンパカメラチコースの18ホールを3コース有するゴルフ場。ジョホール空港のすぐそばの大平原を利用して造られている。3コースとも設計者が違う。アラマンダコースは距離が短いので易しく、ケンパカとメラチコースは狭いフェアウェイに距離があってタフなコース。アラマンダコースは18ホール中、11コースで水が絡み、美しいコースに仕上がっている。



クラブハウスからの景観

景観

 
2番 パー3  191ヤード

2番 パー3 191ヤード(2)

2番 パー3 191ヤード(1)
やや打ち下ろしの、クリーク越えのパー3。グリーンはアンジュレーションが多い。美しいホールである。

 

 
3番 パー5  500ヤード

右ドッグレッグしてから左ドッグレッグしているダブルドッグレッグ。フェアウェイ右側はウォーターハザードで、フェアウェイは右傾斜している。ロングヒッターは2オン可能だが、セカンドショットではグリーン手前の池と1本の大きな木を越さなければならない。刻む場合も、落下地点が両サイドのウォーターハザードで狭くなっており、 セカンドショットが難しい。グリーンは大きく受けている。


グリーンから望む3番ホール

3番 パー5 500ヤード(2)

3番 パー5 500ヤード(1)
 
7番 パー5  564ヤード
やや右ドッグレッグの後、残り150ヤード地点から再度、急角度で右の曲がっているホール。サードショットは打ち上げになる。
 

7番 パー5 564ヤード(3)

7番 パー5 564ヤード(2)

7番 パー5 564ヤード(1)
 
10番  パー4 388ヤード

10番 パー4 388ヤード(2)

10番 パー4 388ヤード(1)
急な右ドッグレッグ。セカンドショットはグリーン右手前のバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長い。
 
15番  パー5 353ヤード
左側は全て池の左ドッグレッグの短いパー4。グリーン前面はウォーターハザードに面している。アプローチショットで前面の池を怖がり、大きめに打つと、グリーン背後には2つのバンカーが待ち構えていて、そこからのアプローチは難しい。
 

後方から望む15番グリーン

15番 パー5 353ヤード(2)

15番 パー5 353ヤード(1)
 
余談

ジョホールバル市から車で30分。ジョホール空港から3分。シンガポールから車、タクシー(クイーンズ道路から)で60分。ソフィテルホテルに隣接する。宿泊パッケージも用意されている。ホテルはスパ施設が充実。

ハンディ9以下なら平日に限り、最長の黒ティからプレーできる。ただ、黒ティは置いているが、黒ティの距離を表示したスコアカードはなかった。



ホテル

ホテル

ホテル

このコースは多くの雑誌等でアラマンダ、ケンパカ、メラチコースコースの3コースとも設計者が稲川ヒロマサ氏と紹介されている。2日で3コース全てプレーして思ったのは、コースの顔が3コースとも同じ設計者がデザインしたように思えないと、クラブのジェネラル・マネージャーに問いただすと、ケンパカコースはロナルド・フリーム、アラマンダコースは稲川ヒロマサ、メラチコースは現地マレーシア人の設計とのことである。