テンプラー・パーク CC
Templer Park Country Club

コースデータ
所在地マレーシア、セランゴール州
コース長7143ヤード、パー72
コースレート73.8
プレー日2003年7月17日
設計者ジャンボ尾崎、佐藤謙太郎
オープン1991年
キャディあり
ゴルフカートあり (強制)
評価
総合評価
3.70
コースレイアウト
3
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4

このコースの1番の特徴は、300メートルの高さはある、突起状の石灰岩質の山がコースのいたる所で目に付くことである。
この有名な山は100万年前から存在し、まるでの天狗山のようだ。
いくつかのホールでその山を正面または真横から眺めることができ、景観を美しくしている。全体としては、距離はたっぷりあり戦略性も高い上級者向けのコースである。多数のバンカーが心憎いほど良く効いているのも印象的。
  
3番 パー4 430ヤード

グリーン右手背後に天狗山が見える美しいホール。
距離も長く、グリーン手前の大きなバンカーが印象に残る。

3番 パー4 430ヤード
3番 パー4 430ヤード
  
7番 パー5  567ヤード

2打目のフェアウェイが非常にタイトなのが特徴。グリーン手前140ヤードから70ヤードまで大きな木々がフェアウェイ右側に迫り出しているので2打目の落としどころのフェアウェイ幅は最短で30ヤードしかない。特にドローヒッターには右側の木々が邪魔になり、2打目を極端に難しくしている。

7番 パー5 567ヤード
7番 パー5 567ヤード
  
8番 パー3  196ヤード

池越えのきれいなホール。
グリーン縦幅は20ヤードしかなく、手前も奥もバンカーが存在するので正確なティショットが必要。特に手前のバンカーは距離にして80ヤードほどあり、バンカーでなく海辺のビーチサンドのように見える。

8番 パー3 196ヤード
8番 パー3 196ヤード
  
15番  パー5 575ヤード

ティショットは谷越えでフェアウェイがタイトだがフラット、セカンドは左ドッグレッグの豪快な打ち下ろし。グリーンは直径40ヤード近くある大きな円形で適度なアンジュレーションがあり、パーオンしても油断できない。まるで熱帯雨林のジャングルの中でプレーをしているような錯覚を起こさせる。
このホールだけは他の17ホールと全く違う顔を持っているすばらしいホール。

15番 パー5 575ヤード
15番 パー5 575ヤード
  
16番  パー3 160ヤード

打ち下ろしの距離が短いパー3だが、横長のグリーの縦幅は15ヤードしかなく、ティショットがショート、オーバーのどちらでもグリーンガードバンカーに捕まる。

16番 パー3 160ヤード
16番 パー3 160ヤード
  
18番  パー4 415ヤード

ティグランドからは2つのルートがあり、安全な、右側のフェウェイから攻めるルートと、最短距離を狙う池越えルートがある。右から攻めると、セカンドの残りがだいぶあるので、上級者は池越えを狙う。ただ200ヤードのキャリーが必要なのと、池とバンカーが絡まない幅が50ヤードしかなく、正確性のあるドライバーショットが要求される。右側のバンカーにはキャリーで240ヤード、バンカー越えは270ヤードが必要。ティショットは難しいがそれさえクリアーすれば、セカンドは打ち上げになるがウェッジでピンを狙える。

18番 パー4 415ヤード
18番 パー4 415ヤード
  
余談

KL(クアラルンプール)市内から1時間以内。
プレー後日本式のお風呂でゆっくりできるのは、シャワー主体の東南アジアのゴルフ場では極めて珍しい。
天狗山の景色だけでなく、14番の景観も強烈に印象に残った。熱帯雨林の原始的なホールはこの14番だけの1ホールだけ。サウジャナのパームコースにはこのようなすばらしい創りが9ホールほどあるのでサウジャナの良さを改めて認識できた。しかし難しさはマレーシアの現在250コースあるゴルフ場の中で5本の指に入るので、挑戦意欲をかき立てることは間違いない。
100ヤード、150ヤード杭はグリーンセンターでなく手前のグリーンエッジまでの距離なので注意が必要。

佐藤謙太郎設計での他のコースは、日本では佐久リゾートGC、J クラシックGC、富士スタジアムGC、鷹彦スリーCC、津CC隋縁CC・恵庭コース、中国では上海GC、韓国ではヤンピョンTPC CC、T.G.V. CC、西ソウルCC などがある。