ニカンティ GC
Nikanti Golf Club

コースデータ
所在地 タイ、 バンコック
コース長 6789ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2015年6月3日
設計者 ピラポーン・ナマーッ
オープン 2014年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.25
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
4

ロング、ミドル、ショートホールがそれぞれ6ホールあり、ロングヒッターが有利にならない設定となっているユニークなコース。各ホールは個性的でレイアウトが多彩で、グリーン周りのバンカー、ラフ、池が良く効いている。ロングホールに印象的なホールが多い。ティグランドとグリーンは盛り土されているので、ほとんどのティショットは打ち下ろしで、グリーンには打ち上げになる。ラフとフェアウェイははっきり分かれていて、フェアウェイを外すとボールが深く沈む草質のラフ、あるいはブッシュから打つことになる。フェアウェイ全体に起伏つけられているので、全くフラットなライから打つことは少ない。総じて、距離よりも正確性が重要視されるコースで上級者向けと言える。



クラブハウスからの景観

13番グリーンからの景観

スコアカード
 
1番 パー5 571ヤード

左ドッグレッグ。打ち下ろしのティショットは右に池、セカンドは左に池、サードは少し打ち下ろし。砲台グリーンの左サイドは池に面している。グリーンは左の池の方に傾斜しているので、ピンの右サイド狙いが良い。

 

1番 パー5 571ヤード(3)

1番 パー5 571ヤード(2)

1番 パー5 571ヤード(1)
 
3番 パー4 440ヤード

3番 パー4 440ヤード(2)

3番 パー4 440ヤード(1)

急な左ドッグレッグのタフなホール。グリーンは70ヤードも縦に長い3段グリーンで左サイドは池に面し、右手前は2つのバンカーにガードされているので、セカンドの距離感と正確性が重要になる。グリーンはうねっている。 

 
7番 パー5 503ヤード

左ドッグレッグのユニークなホール。ティショットでは左右2つのフェアウェイが用意されている。左ファアウェイのルート短いが狭く右フェアウェイのルートは広いが長い・セカンドは緩やかな打ち上げ。距離が短いロングでロングヒッターは2オン可能だが、グリーン周りはバンカーでガードされているので、ロングヒッターの簡単な2オンを許さない。

 

7番 パー5 503ヤード(3)

7番 パー5 503ヤード(2)

7番 パー5 503ヤード(1)
 
11番 パー3 161ヤード

11番 パー3 161ヤード

砲台グリーンのショート。グリーンの右にバンカーと池がある。

 
13番 パー5 548ヤード

左に曲がって右に曲がるダブルドッグレッグ。サードショットは池越えになり、グリーン手前まで池が食い込んでいる。グリーンの3方は池に囲まれ、左は4つのバンカーでガードされている。グリーンは左傾斜。

 

13番 パー5 548ヤード(3)

13番 パー5 548ヤード(2)

13番 パー5 548ヤード(1)
 
16番 パー3 230ヤード

16番 パー3 230ヤード(2)

16番 パー3 230ヤード(1)
ウェストランド(荒地)越えのとても長いショート。
 
16番 パー3 230ヤード

16番 パー3 230ヤード(2)

16番 パー3 230ヤード(1)
ほぼストレートホール。ティから正面の池まで310ヤード。セカンドは池越えになりやや打ち上げ。グリーンは強い砲台で、右手前は深いバンカーでガードされている。グリーンは強く受けながら複雑なアンジュレーションが施されている。
 
余談
バンコックから車で1時間20分。クラブ設備はとても良い。

キャディ

レストラン

ランチ

ピラポン・ナーマーはタイ人の中で一番有名な設計家で、他の設計コースはバンヤンGCホワヒンサンティブリサムイCCバンサイCC、シンハーパーク・コーンケンGGなどがある。。本人から直接聞いたことには、ゴルフ場オーナーが勝手にコース改造をしたので”私の設計コースではない”と説明された。



ロイヤルオーチャード・シェラトン

ロイヤルオーチャード・シェラトン

ロイヤルオーチャード・シェラトン

プレー前夜はロイヤルオーチャード・シェラトン・バンコックに泊まった。チチャオプラヤ川が見えて部屋からの景観は良かった。