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太平洋が全てのホールで見えるシーサイドコース。コースそのものは1990年代後半に造られたが、18ホールのFWで地滑りが起こり莫大な修理費用がかかったため運営会社が倒産した。トランプ氏が2002年に購入し、ピート・ダイに依頼し再設計になった。最初の設計者が誰かは分からないが、オリジナルのレイアウトが悪かったので、グリーンとグリーン周辺、およびFWバンカーの変更以外は改造の余地が無かったと推測する。グリーンはダイデザイン社らしさが発揮できている。また歩きのプレーーが出来なく、ゴルフカート必須でのプレーも少し残念。それでも各ホールから望む景観が素晴らしいのと、難易度が高く面白いパー4が多いのが特徴で、プレー自体はそれなりに満足するであろう。
スコアカード |
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打ち下ろしの距離のあるショート。グリーンの手前から左は池が広がり、右にはOBゾーンがあり、横長グリーンの奥は1個の深いガードバンカーが配されている。
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強い左ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットで120ヤードの長さがある細長い左FWバンカー越えができれば、セカンドが短くなりパーオン可能。出来なければ、FWは広いので。右サイドに安全に打つことになり、セカンドの距離が相当残る。グリーンは縦に細長く、その左は池に面し、右と奥はバンカーでガードされている。3段グリーンなので、ピンまで段ガ異なるとパットは難しい。 |
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左ドッグレッグ。ティショットはブラインドショット。グリーンは砲台で、3個の深いバンカーがその手前をガードしているので、直接グリーンに届くクラブ選択が必要。 |
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右ドッグレッグの比較的短いロング。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、FWは広い。大きな左FWバンカーが280ヤード先にあり、そのすぐ右のFWに打てると、右傾斜とやや下り傾斜でボールが先に転がり、ロングヒッターは2オン可能。だが、グリーンの奥行きはあまりなく、グリーンの前後はどちらも大きなバンカーが配されているので、セカンドでよほど完璧なスピンが効いた大きなショットを打たなければ、2オンしない。セカンドで刻む場合は、グリーンのすぐそばから、100ヤード手前の右FWに沿って配された70ヤードの細長いバンカーに注意。グリーンは段差の強い、横に細長い3段状でパットも難しい。 |
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショット、セカンドともFWの左右に配されたバンカーが効いている。セカンドは谷越えで、やや打ち上げ。グリーンは横長でアンジュレーションが複雑な左右の2段グリーンで、4個のバンカーでガードされている。 |
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緩やかに打ち下ろしていく短いミドル。ロングヒッターはグリーン近くまでティショットを運べる。但し、横に細長いグリーン手前は小さいバンカー、奥は大きなバンカー、左から左手前は池にガードされているので、ワンオンを狙うとリスクが伴う。横長のグリーンンは3段で左傾斜。
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とても距離がある綺麗な左ドッグレッグ。プロティからはあまるにも長いが、一つ手前の青ティからは391ヤードとなり、アベレージヒッターでも攻略できる距離。グリーンは50ヤードの奥行きがあり縦に細長く、9個のガードバンカーに囲まれている。 |
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ロサンゼルス市街から車で南に35分、ロサンゼルス国際空港から南に30分。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2018年度カリフォルニア州で第41位のベストコース。カリフォルニア州にはおよそ1000のコースがある。ピート・ダイは世界中に250コースを設計し、彼のカリフォルニア州での作品はPGAウエストTCPCスタジアムコース、ラキンタ・リゾート、ランチョ・サンタフェGC、ウエスティン・ミッションヒルズリゾート・ピートダイコース、ウィリアム・ランドGC、ドス・ラゴスGC、ハイドウェイGC、ファーニス・クリーク・イン&RR、カーメル・バレーRR、バートリー・キャバノーGCがある。
前夜の夕食はゴルフ場から北に30分の所にあるMaruhide Uni Clubで新鮮なウニをたくさん食べた。
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8番 パー3 235ヤード(2)