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バレーコースと合わせて36ホールある、海の近くのフラットなパークランドコース。スタジアムコースはバンカーや池を効果的に配置した戦略性がとても高いのが特徴。プロ向けの設計仕様がなされていて、18ホール中16ホールで池が絡んでくる、上級者向けのコース。日によって風向きが変わるので、風向きと風の強さによって各ホール攻め方を考えなければならない頭脳プレーも要求される。クラブハウスを中心にOUTは基本的に時計の反対周り、INは基本的に時計周りのルーティンで、どちらも円形でなくてギザギザに各ホールがレイアウトされている。16番から18番までの上り3ホールは世界最高峰の1つ。
1982年以降毎年賞金額が最も大きいツアー(2019年度で)のザ・プレーヤーズ・チャンピオンズのPGAトーナメントを毎年開催している。ちなみにTPCとはトーナメント・プレイヤーズ・クラブの略でPGAが運営するゴルフ場のチェーン名で、PGAツアーを開催しているゴルフ場。全米にパブリックコースが14個、プライベートコースが15個ある。それらの代表格であり、最も歴史古いのがスタジアムコースで、PGAの総本山でTPCソーグラス敷地内に本部が置かれている。
スコアカード
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットでは両サイドに林が並び狭い。セカンドでは左に林、右は200ヤード近く長いFWバンカーと池がある。少し砲台グリーンの左は2個のポットバンカー、右にも2個のガードバンカー配されている。グリーンは左傾斜。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは右に150ヤードの長さのFWバンカーがある。グリーンの手前から左は小さい池に面する。グリーンは斜めに置かれ、3個のバンカーでガードされ、傾斜が強い。 |
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ほぼストレートホール。ティショットでは左にとても長いバンカー、右に林が配されている。グリーンは砲台で8個のバンカーでガードされていて、右からはグリーン手前に木立が迫り出している。 |
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やや右ドッグレッグの難ホール。ティショットは池越えと長いFWバンカーが越え。ティショットの落し所のFWはティグランドからは斜めに置かれ、出来るだけFWの左半分に打つとセカンドの距離が短くなるので良いが、ショットにドロー回転がかかると、左FWに面する長いFWバンカーに捕まりパーオンは出来なくなる。グリー―ンは縦に細長く、左右に2個のポットバンカー、手前から右をガードしている巨大バンカーが効いている。ティショットも、セカンドも距離と正確性がなければパーオンができない。
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距離のあるタフなショート。グリーンは10個のバンカーに囲まれていて、左は林がグリーン方面に迫っているので、ティショットでのフェードボールはスタイミーになる。受けグリーン。
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右ドッレッグの長いロング。ティショットは右の長いFWバンカーと池に注意。セカンドは小さい池越えで、左の80ヤードと長いFWバンカーを避けてFWの右半分に打つのが良いが、FWの右に飛ぶとそこには2本のオークツリー(樫の木)があり、サードで邪魔になるかもしれない。グリーンは砲台で、3個のポットバンカーと2個の長くて大きいバンカーでガードされている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットではFWはタイトで左は200ヤードの長さがあるFWバンカーに面し、右の林も効いてくる。セカンドはもう一つの長いバンカー越えで、そのバンカーはグリーン右手前とグリーン右サイドに面するまで伸びている。グリーンの左はブッシュにガードされている。馬の背グリーン。 |
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左ドッグレッグ。ティショットはクロスバンカー越え。グリーン手前に110ヤードから池がFWを横切り、セカンドは2オンを狙うか、池の向こう側のFWに打つか、池の手前に刻むかのオプションがある。グリーンは縦に細長く、その右半分は1個の長いバンカーに囲まれていて、左に2個のガードバンカーがある。 |
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以前は358ヤードのあまり印象に残らない簡単なホールだったが、2016年の改造により302ヤードで1オン可能な“リスクと報酬”ホールに変わった。左右ドッグレッグでグリーンのすぐ左に池があり、グリーンの右には3個のポットバンカーがある。ストレートとフェードボールは池の上がティショットのラインになるので、曲がりの少ないドローボールで、青ティから230ヤード先の大きな左FWバンカーを越えていく球筋が理想。ボギーもあるが、イーグルも狙えるホール。。
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右ドッグレッグの長いミドル。ティショットでは左は林、右に100ヤードほどの長さがあるFWバンカーが配され、FWはタイト。セカンドはグリーンの左は80ヤード手前からもう一つの長いバンカーでガードされている。グリーンは縦長で右に2個のポットバンカーがあり、花道は狭い。 |
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左ドッグレッグ。ティショットではFWは比較的に広い。問題なのは2オン狙いのセカンドショットで、グリーン右半分は池に面し、手前は3個のバンカーが配されている。一番グリーンから遠いバンカーは60ヤード手前のタイトな花道の左に位置する。その中に立派なオークツリーがありフェードヒッターのグリーンへの進路を妨げる。また、花道がとても狭いのでセカンドでグリーンの手前から転がって簡単に乗せるのを阻んでいる。グリーン左奥にも2個のポットバンカー配されている。3オン狙いは難しくないが、2オン狙いでは典型的な“リスクと報酬”ホールになる。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。 |
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アイランドグリーンの名物ホール。短いホールだがグリーンは奥行き26ヤード、横幅30ヤードの円形でターゲットが小さいので難しい。たとえグリーンに乗せたとしても、グリーン奥にはラフもバンカーもないので、スピンを効かせたボールを打たなくては堅いグリーンを奥の池まで転がり落ちることがよくある。グリーンの中央に尾根があり、後ろ半分のグリーン面が見えないため、ピンが奥に切られるとグリーンオーバーへの恐怖心から、縦の距離感がつかみにくいようだ。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。 |
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ティグランドからグリーンまで左の池に面し、三日月のように左に曲っているとてもタフなホール。縦長グリーンの手前に1個のポットバンカー、左奥から奥にかけて1個のガードバンカーが配されている。アゲンスト風が強い時はティショットも、セカンドも左の池がより効いてくるので、大叩きする可能性がある。その時はセカンドでグリーンを狙わず手前に運び、アプローチ勝負が良いかもしれない。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。 |
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ジャクソンビル市からほぼ東に30分、ジャクソンビル空港から南東に45分。パブリックコース。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度フロリダ州で第2位のベストコース、全米ベスト100では第36位。フロリダ州には1250ほどのゴルフコースがある。また、ゴルフマガジン2020年度世界ベスト100では第68位。
ピート・ダイはフロリダ州で26コース設計しており、ダイ・プリザーブGC、ガスパリラ・イン&C、ガルフ・ストリームGC、ロブロリーGC、リンクス・アット・フィッシャーズ・アイランド、メダリストGC、オールド・マッシュGC、PGAダイコース、タリスパークGC、TPCバレーコースなどが有名。
前夜はFour Points By-Sheraton Jacksonville Beach Front に泊まった。ホテルからコースまで南に15分。
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2番 パー5 532ヤード(3)