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標高約1000メートルから700メートルの不毛の砂漠に展開する丘陵コース。岩むき出しの荒涼とした山間の各ホールが点在するように配置され、自然の地形が上手く活かされている。18ホールはジグザグに蛇行するように進ながら1つのループを形成して、OUTはほぼアップヒルで、9番ティグランドが最もクラブハウスから離れ、標高1000メートルと最も高い。INはほぼダウンヒル。総じて荒涼とした砂漠の荒野の中にFWとグリーンの緑色が色濃く映る造形美は見事。
18ホールが個性的で各ホール独立しているのが好感できる。コースとコースを取り囲む岩山の各所に滝やクリークが流れ、池もいくつかあり、一番低い所のクラブハウスの中まで水が滝になって流れ込み、再度人工的に水を最も高い場所付近まで循環させているような、贅沢な造りになっている。滝の中には140メートルの高さをもつものもある。グリーンの手入れは良く、超高速グリーン。
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ほぼストレートの打ち上げ。ティショットではFWはタイトで、右サイドに大きなバンカーが待ち受ける。このホールから風景に圧倒される。
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岩山に向かって打つ、ほぼストレートの打ち上げの難ホール。ティショットでは50ヤードの長さの左サイドのバンカーが効いてくる。グリーンは受けていて4個のバンカーで囲まれている。
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左ドッグレッグの2オン可能なロング。ティショットは強い打ち下ろしで、セカンド、サードも打ち下ろし。セカンドを刻む場合は落し所が狭い。グリーンは砲台で、右サイドに1個バンカーが配されている。
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絵葉書になるような名物ホール。少し打ち下ろし。岩山の麓にグリーンがあり、グリーンはクリークと2個のバンカーで囲まれている。砲台の受けグリーン。奥の岩山はダイナマイトでくり抜かれている。
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右ドッグレッグの打ち上げ。グリーンは横長で砲台になっていて、セカンドでの打ち上げの距離感が大事になる。
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ストレートの打ち下ろし。ティショットは左右から岩山が迫り出していて、右サイドに2個のバンカーがある。グリーンは砲台で、3個のバンカーでガードされている。
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グリーンの左サイドを縦に長いクリークが走り、右サイドには大きなバンカーが配されている。グリーン奥の岩山には滝が流れる。
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強い左ドッグレッグの打ち下ろし。ティショットでは左サイドに砂漠の山、右サイドに3個のバンカーがある。グリーンは縦長で、砂漠の山と岩に囲まれている。受けグリーンの左サイドはバンカーにもガードされている。コース名のカスカタはイタリア語で滝を意味している。
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強い右ドッグレッグの打ち下ろし。ティショットは右サイドに走るクリークに注意。セカンドは池越えになり、グリーンの奥行きはあまりなく、手前は池、奥は2個のバンカーでガードされている。パームツリーが印象的で、眺めも良いホール。
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左ドッグレッグの打ち下ろし、長くてタフなミドル。ティショットは左右の砂漠の山が迫ってきて、右サイドにバンカーがあり。グリーンは3個のバンカーでガードされている。
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左に強く曲がった後、グリーン手前60ヤードほどから右に直角に曲がるロング。ティショットは左サイドのクリーク、セカンドは右サイドのクリークと池に注意。ティショットとセカンドは緩やかな打ち下ろし。サードは池越え。グリーンは左右の2段形状で、左サイドにバンカーが配され、右サイドは池に面する。上流から流れてきた水が行き着く池が印象的。
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ラスベガスから南東に30分。パブリックコース。クラブハウスはトスカーナ風。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ネバダ州でのベスト30コースで第7位。ネバダ州には110ほどのゴルフコースがある。
プレー前日はウェスティン・ラスベガスに泊まり、夕食はPicassoに行った。数多くのピカソの本物の絵を鑑賞しながら食事ができる店だ。レストランのテラス席からは15分おきに行なわれている噴水ショーも見ることができる。
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1番 パー4 367ヤード(2)