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高低差の少ない、パークランドコースで、コースの周りを高級住宅が取り囲む。11番ホールが一番の高所でそこからはラスベガスの市街地も臨める。ロバート・トレント・ジョーンズ親子で1番から12番ホールまで共同で設計された珍しいコースで、13番ホール以降はRTジョーンズJrの単独設計。ウォターハザードを戦略的に取り入れたデザインで、6700ヤードの白ティからのプレーでは、リスクを伴うが1オン可能なミドルと2オン可能なユニークなロングが2つある。2オンは出来ないが、18番のロングのスプリットFW(左右に分かれたFW)はティショット、セカンドでどちらのFWに打つかの選択に迫られる。16番のミドルもリスクと報酬ホール。グリーン、FWともコンディションはとても良く、グリーンは高速。池の中にある美しいカスケード(小さな滝の連続)、綺麗な滝と池、背の高い松林、白いバンカー群がコースに彩を備えている。7000ヤードの青ティ、7500ヤードの黒ティとプレーヤーの力量により距離は十分あり、FWは総じて広い。
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットでは左サイドにバンカーが連なる。セカンドでは右サイドの池が効いてきて、FWは左から右の池の方に傾斜している。グリーンの右サイドは池と綺麗な滝、左サイドは3個のバンカーが配されている。グリーンは縦長で少し受けている。
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右に池が広がる、右ドッグレッグ短いミドル。ロングヒッターは260ヤードの池越えショットで、直線的にグリーンが狙えて成功すればワンオン可能。通常は池の左サイドのFWに安全に打つ。グリーンの左に滝が流れ、左サイドは大きなバンカーでガードされている。受けグリーン。 |
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美しい池越えのショート。グリーンは横に長く、手前にビーチバンカー、奥にはバンカーが配され、グリーンの左サイドは池に面する。
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FWは少し蛇行しているが、ストレートのロング。ティショットではバンカー越えには230ヤードのキャリーが必要。セカンドは打ち下ろしで、FW真ん中に置かれたクロスバンカーが効いてくる。サードは打ち上げ。砲台グリーンで、グリーンの左手前から左サイドは池になる。池の中に美しい滝がある。
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山に向かって打っていくストレートの難ホール。パーオンには飛距離が必要。グリーンの左サイドはバンカーでガードされている。 |
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ストレートの長いミドルで景観の良いホール。ティショットは強い打ち下ろしで、FWの左右はブッシュと木立でガードされている。砲台の受けグリーンは右手前にガードバンカーがある。 |
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やや右ドッグレッグのタフなミドル。少し打ち下ろしのティショットでは左右にバンカーに注意。セカンドでは緩やかな打ち上げ。グリーンの両サイドと奥に深いバンカーがあり、グリーンは受けている。 |
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左ドッグレッグ。FWは左右に分かれ、右の広いFWは遠回りになるが安全。左のFWはショートカットになるが、狭くてウェスト・エリア(荒れ地)に囲まれている。 |
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池越えの距離のあるショート。グリーン手前と右サイドに滝が流れる。横長グリーンでグリーン奥にバンカーが待ち受ける。 |
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名物ホール。緩やかに打ち上げていく、ほぼストレートの長いロング。ティショットはクリークを挟んで左右にFWが分かれる。セカンドもFWはクリークを挟んで左右にFWが分かれて、左のFWの延長にグリーンがある。右のFWからのサードショットは滝越えになり、左のFWからのアプローチの方が簡単。グリーンの左サイドは2個のバンカーでガードされ、右サイドは滝に面する。
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ラスベガスから南に25分。プライベートクラブなのでプレーにはメンバー同伴が必要。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ネバダ州ベスト30コースで第3位。ネバダ州には110ほどのゴルフコースがある。
ロバート・トレント・ジョーンズSr、 ロバート・トレント・ジョーンズJrの親子で設計している珍しいコース。ちなみにロバート・トレント・ジョーンズJrの弟はリー・ジョーンズで日本では茨城CC・西コースの設計と太平洋クラブ御殿場コースの改造を手掛けている。
プレー前日はウィン・ラスベガスに泊まり、夕食はロブション・ラスベガスで食べた。以前マカオのウィンに泊まったことがあるが、ラスベガスと部屋の内装は全く同じであった。ロブションでの料理はとても美味しかった。
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3番 パー5 620ヤード(3)