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標高1100メートルに展開する高原コース。ドナルド・ロスは410コース設計しているが、彼のマウンテン(山岳)コースの作品の中で最も誉が高い。パインハーストリゾートの夏用の涼しいコースとして開発された。距離が6450メートルと短い上、標高が高くてアイアンでは半番手は遠くに飛ぶので、距離的には難しくない。しかし高低差とFWが有する自然の傾斜とマウンドにより、フラットな場所からのショットがほとんどないのと、グリーンは小さくパーオンしにくいのに加え、バンカーとグリーン周りの傾斜もしっかりガードされているので、手強いコースとに仕上がっている。18ホールが流れるようなルーティンの良さとコースを取り囲む大自然が最大の特徴と言える。
11番ホール、17番ホールは個人的に世界ベスト500ホールに入れても良いぐらいの素晴らしさだと思う。6番から13番までのアップダウンの多いコースの真ん中あたりに展開する8ホールもナイスホールの連続でプレーして楽しい。2002年から2014年までの10年間コース復元のスペシャリストのクリス・スペンスがオリジナルコースへの復元、不必要な木々の伐採、新しいティを設置して距離を300ヤード伸ばしたなど、数々のアップグレードをしてから、コースの評価は数段と高まっている。
スコアカード
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右ドッグレッグの2オン可能な短いロング。ティショットは打ち下ろしになり、両サイドに林があり、FWは少しタイト。セカンドは打ち上げ。グリーン周りは林で囲まれ、グリーン左手前にバンカーが1個配されている。少し受けグリーン。 |
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ストレートホール。ティショットは打ち下ろしで、セカンドはフラット。グリーンは右サイドの1個のバンカー、左から奥の下りスロープでガードされている。グリーンはやや左傾斜でしながら、真ん中から奥へ下っている。 |
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チャーミングなショート。丘の上にティグランドがあり、下り斜面の途中にグリーンが置かれている。距離が短くて打ち下ろしなので、簡単なホールだが、レイアウトは面白い。グリーンは砲台で、左サイドに2個の小さいバンカーが配されていて、グリーンの手前と右から奥は下りスロープになる。グリーン上には微妙な傾斜がある。 |
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左にはクリークが走り、緩やかに打ち下ろしていくストレートホール。ティショットはFWの右半分は急な左傾斜。グリーンの手前にスウェイル(窪地)があり、ロングヒッターは2オン可能だが、セカンドで直接グリーンを捉えなければならないでの難しい。グリーンは左傾斜。 |
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ほぼストレート。ティショットは強い打ち下ろし。左にクリークが走り、グリーン50ヤード手前を横切る。セカンドはやや打ち上げ。グリーンの手前と奥にバンカーがあり、少し受けグリーン。 |
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名物ホール。比較的タイトなストレートホール。ティショットはブラインドの打ち下ろし。やや打ち下ろしのセカンドはダウンヒルからのショットで難しく、左に急傾斜しているFWに打っていく。サードは強いつま先上がりからの打ち上げ。グリーン手前のエプロンは急な下り傾斜で、グリーンを少しでもショートすると5メートルほど下に転がり落ちる。少し受けグリーン。ティグランドからセカンド地点に歩く途中で望む、グリーンまでFWが左右から100メートルほどの間隔で右から急傾斜して、左から急傾斜、また右から急傾斜をと織り成している景観は、他のゴルフコースでは味わえなく、感動するであろう。 |
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やや右ドッグレッグの打ち上げ。ティショットは谷越えになり、FWは急な左傾斜。グリーンの左右手前にバンカーが配され、グリーンは強く受けている。 |
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ストレートの打ち上げ。ティショットでは、クロスバンカーが1個あり。FWは右傾斜で16番ホールと共有なので広い。グリーンは長方形で2段形状。グリーンは3個のバンカーでガードされている。 |
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ストレートの難ホール。ティショットは打ち下ろしで、15番と共有なのでFWは広くて左に傾斜している。セカンド、サードは打ち上げ。グリーンの40ヤード手前は急な登り勾配で、サードはブラインドショットになる。グリーンは急な左傾斜でパンチボールグリーン。 |
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名物ホール。ストレートの短いミドル。ロングヒッターは1オン出来るホールだが、右のOBゾーンは浅いので注意が必要。セカンド地点かグリーンを望むと、グリーンが空を背にしてスカイラインでグリーンと連なって見える。グリーン左と手前にガードバンカーがある。グリーンは絶壁の上にあり、グリーンオーバーはすぐに谷底。 |
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打ち上げの長いショート。グリーンは正方形で2段形状。パーが取れれば嬉しいホール。 |
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パインハースト市から北西に2時間半、シャーロット空港から北に1時間40分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度ノースカロライナ州で第6位のベストコース。ノースカロライナ州には600ほどのゴルフコースがある。
ドナルド・ロスはノースカロライナ州で50コース以上設計しており、トップ100ゴルフコースでの2018年ノースカロライナ州ベスト75にランクインしているコースは、パインハーストNO.2コース、グローブ・パークインGC、ホープバレーCC、 ミッドパインズ
I&GC、 パイン・ニードルズGC、リンビルGC、ロリーCC、ローリング・ギャップCC、サザンパインズGC、ケープ・フィアCC。
ローリング・ギャップの中枢メンバーで私の知人のDunlop White III がドナルド・ロスのオリジナル設計図をパインハーストで発見し、彼の友人の設計家クリス・スペンスと14年間にわたってコースの復元への詳細を詰めて、コースのアップグレードに貢献した。彼の功績がなければ、高いコース評価は間違いなく難しかっただろう。
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1番 パー5 461ヤード(2)