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ウォーター・ハザードが戦略的に配された、フラットな林間コース。ファウェイ、グリーンの状態が素晴らしい。2013年に大改造が行われ、2つのホールの新設、7つのホールでティグランドかグリーンの位置の変更、より広いフェアウェイ、何百本の樹木の伐採、全てのバンカーの変更・新設、全てのグリーンとティグランドの新設で、ほとんど新しいコースに生まれ変わっている。距離が6951ヤードから7145ヤードと長くなっただけでなく、長いホールと短いホールのミックスでバリエーションが豊かになった。例えば2つのミドルホールは500ヤードを越えるほど長くなる一方、300ヤード強の短いミドルも2つあり、ロングヒッターがグリーン近くまでドライバーで運べるホールになっている(グリーン周りにはハザードが多いが)。長いホールではグリーン周りを易しくして、短いホールではハザードがより絡んでくるようにしている。きれいな花壇が多くあり、コースを鮮やかに彩っている。フェアウェイ、グリーン状態とも素晴らしい。
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長いスレートのミドル。ティショットでは左はハザード、右は池になり、フェアウェイはタイト。受けグリーン。
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グリーンの奥に池が広がる美しいショート。グリーンの左はバンカーでガードされている。グリーン右半分は右に急傾斜。
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ほぼストレートの短いミドル。グリーン手前から左は池に面していてフェアウェイは狭い。ティショットでドライバーを使うか、他のクラブで刻むかの決断をしなければならない。グリーン右に1つ奥に2つのバンカーが配されている。
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左に直角に曲がり、グリーンは更に左に振られているので、半円周するホール。グリーン手前から左は池に面し、グリーンは5つのバンカーでガードされている。グリーンは右にコブが一つあり、コブを越えてのパットは難しい。
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ストレートの戦略ホール。ティから230ヤードから280ヤード先のフェアウェイをクリークが斜めに横切り、そのまま蛇行しながら進み、セカンドの落下地点のフェアウェイを左右に分けている。グリーン右はそのクリークに面し、左は2つのバンカーでガードされている。
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左右に林が並ぶ右ドッグレッグ。ティショットはフェアウェイの左半分に打つのがベスト。右からだとセカンドで前方の樹木が迫り出していて、ピンを狙いづらい。グリーンは縦に細長く、手前と左右はバンカーでガードされている。 |
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池越えの美しいショート。グリーンの手前と右半分は池に面していて、右と奥はバンカーでガードされている。
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ストレートホール。ティショットは池越えで、フェアウェイの全ての左サイドとグリーンのフロントは池に面している。フェアウェイは左傾斜。ティショットでは右のフェアウェイバンカーも効いていて、飛べば飛ぶほど落し所が狭くなる。グリーン左から手前に池が食い込んでいる。グリーンは横長で右と奥にバンカーが配されている。
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多くの花に囲まれている、とてもきれいなショート。グリーンは右奥が高い。グリーンはハート型で、3つのバンカーでガードされている。グリーンを囲んでいるのは池でなくて花なのがユニーク。
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急な右ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。ショートカットの林越えは240ヤードのキャリーが必要。成功すればウェッジでピンを狙えるが、フェアウェイ左右の林が効いてきて林越えのティショットは簡単ではない。安全に攻略するにはティショットを刻むのが良い。グリーン左と奥は池に面している。
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ミルウォーキーから車で2時間半、シカゴから4時間。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)の2016年度ウィスコンシン州で第7位のベストコースに選ばれている。ウィスコンシン州にはおよそ500コース程ある。
コース改造者のジェイ・ブラッシは名年ロバート・トレント・ジョーンズJr(RTJ)設計事務所で働いた経験を持つ。彼の設計コースは2015年度にUSオープンを開催したチャンバー・ベイGC(RTJと共同)、スタンドフォード大学GC、パトリオットGCなどがある。
前日に宿泊したDays Inn & Suites Stevens Point から車で4分。セントリー・ワールドGCをプレー後、車で1時間20分走りGC・オブ・ローソニアを同じ日にプレーした。
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2番 パー4 506ヤード(2)