ジョッキー クラブ、レッドコース
Jockey Club (Red Course)

コースデータ
所在地 アルゼンチン、ブエノスアイレス
コース長 6577ヤード パー72
コースレート 72.0
プレー日 2019年5月16日
設計者 アリスター・マッケンジー
オープン 1930年
キャディ あり
ゴルフカート なし
評価
総合評価
4.30
コースレイアウト
4
難易度
3
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
5

フラットでクラシックなパークランドコース。有名なレッドコースとブルーコース(短いが古い樹木が良く効いてくる)の36ホールある。OUTはストレートで単純なホールが多いが、INは各ホール変化がありプレーして楽しい。レダングリーン、パンチボールグリーン、バレー・オブ・シン(セントアンドリュース、オールドコース18番)などクラシック理論のホールが散らばっている。5番と8番グリーンはマッケンジー作のオリジナルと違う。マッケンジーの他の有名な設計コースと比べれば見劣りする感じは否めないが、グリーン周りのマウンドなどで彼の設計コースの特徴がでている。



クラブハウスからの景観

3番グリーン

ほとんどのホールがクラブハウスから離れて、またはクラブハウスに向かって南北に走っているが、11番から15番ホールだけは少し離れて東西にレイアウトされていて、ルーティングの良さは普通でそれほど優れていない。2番、6番、10番、14番、17番の各グリーンの形状が素晴らしく芸術作品で、特に10番と17番グリーンはマッケンジーの最高傑作と言えるであろう。1931年から2019年までアルゼンチン・オープンを17回開催している。1962年にはワールドカップも開催された。


12番グリーン


18番グリーン前のバレー・オブ・シン

歴史を感じさせる木

スコアカード

 
1番 パー4 401アード

1番 パー4 401アード(2)

1番 パー4 401アード(1)
左ドッグレッグ。ティショットではFWの右半部に打つと、セカンドでグリーンが狙いやすい。段差の強い2段グリーン。
 
2番 パー4 382ヤード

左ドッグレッグ。ティショットでは右サイドに木立があり、OBラインも浅い。セカンドではグリーンの60ヤード左手前の数本の木立が効いてくる。グリーンは強い砲台で、手前に深いバンカーが配されている。

 

2番 パー4 382ヤード(3)

2番 パー4 382ヤード(2)

2番 パー4 382ヤード(1)
 
9番 パー4 416ヤード

左ドッグレッグ。ティショットではFWはタイトだが、その左半分に打たないと、セカンドでグリーンが狙い辛い。セカンドはクリーク越え。グリーンの右手前はバンカーでガードされている。

 

9番 パー4 416ヤード(3)

9番 パー4 416ヤード(2)

9番 パー4 416ヤード(1)
 
10番 パー5 497ヤード

少し左に曲がってから少し右に曲がる、短いロング。ティショットでは右サイドのOBゾーンが浅い。セカンドでは左右の木立が迫ってくるが、2オン可能。グリーンは少し砲台で強く受けていて、左サイドにバンカーが配されている。

 

10番 パー5 497ヤード(3)

10番 パー5 497ヤード(2)

10番 パー5 497ヤード(1)
 
13番 パー4 366ヤード

13番 パー4 366ヤード(2)

13番 パー4 366ヤード(1)
左ドッグレッグの短めのミドル。ティショットでは左にはOBゾーンがあるがFWは広い。グリーン周りが手強く、グリーンは縦に細長い砲台で受けていて、左サイドはすぐにOBゾーンになり、2個のバンカーでガードされている。
 
15番 パー4 470ヤード

ストレートの長いミドル。ティショットではFWはタイトで左右の木立が効いてくる。グリーンは受けていて、2個のバンカーでガードされている。

 

15番 パー4 470ヤード(3)

15番 パー4 470ヤード(2)

15番 パー4 470ヤード(1)
 
16番 パー3 171ヤード

16番 パー3 171ヤード(2)

16番 パー3 171ヤード(1)
チャーミングな名物ホールのショート。グリーンは砲台で、周りに4個のバンカーが配されている。
 
17番 パー4 412ヤード

17番 パー4 412ヤード(2)

17番 パー4 412ヤード(1)
やや右ドッグレッグ。ティショットでは左サイドに木立があり、右サイドに3個のラフのマウンドがある。受けグリーン。
 
18番 パー4 413ヤード

18番 パー4 413ヤード(2)

18番 パー4 413ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットでは右半分のFWに打つとセカンドでグリーンを狙いやすい。左サイドからは前方の木立がスタイミーになる。セカンドはクリーク越え。グリーンは斜めの形状で少し砲台。
 
余談
ブエノスアイレス市から北西に25分、ブエノスアイレス空港から北に40分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。ランチで食べたアルゼンチン・ステーキは美味しかった。アルゼンチンは人口当たり牛肉消費量と生産量が世界一で、牛肉がとても美味しい。



ラウンジ

レストラン


レストラン

ランチ

クラブ設立は1882年と古く、当時はゴルフコースはなく競馬場がメインの社交クラブだった。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度アルゼンチンでのベスト40コースで第2位。アルゼンチンには320ほどのゴルフコースがある。

南米でのアリスター・マッケンジーの他の設計コースは、ジョッキークラブ・ブルーコース、ウルグアイGCがある。



Suipacha Suites

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ホテルは都心部にあるSuipacha Suitesに泊まった。