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フラットでクラシックなパークランドコース。有名なレッドコースとブルーコース(短いが古い樹木が良く効いてくる)の36ホールある。OUTはストレートで単純なホールが多いが、INは各ホール変化がありプレーして楽しい。レダングリーン、パンチボールグリーン、バレー・オブ・シン(セントアンドリュース、オールドコース18番)などクラシック理論のホールが散らばっている。5番と8番グリーンはマッケンジー作のオリジナルと違う。マッケンジーの他の有名な設計コースと比べれば見劣りする感じは否めないが、グリーン周りのマウンドなどで彼の設計コースの特徴がでている。
ほとんどのホールがクラブハウスから離れて、またはクラブハウスに向かって南北に走っているが、11番から15番ホールだけは少し離れて東西にレイアウトされていて、ルーティングの良さは普通でそれほど優れていない。2番、6番、10番、14番、17番の各グリーンの形状が素晴らしく芸術作品で、特に10番と17番グリーンはマッケンジーの最高傑作と言えるであろう。1931年から2019年までアルゼンチン・オープンを17回開催している。1962年にはワールドカップも開催された。
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左ドッグレッグ。ティショットではFWの右半部に打つと、セカンドでグリーンが狙いやすい。段差の強い2段グリーン。 |
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左ドッグレッグ。ティショットでは右サイドに木立があり、OBラインも浅い。セカンドではグリーンの60ヤード左手前の数本の木立が効いてくる。グリーンは強い砲台で、手前に深いバンカーが配されている。
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左ドッグレッグ。ティショットではFWはタイトだが、その左半分に打たないと、セカンドでグリーンが狙い辛い。セカンドはクリーク越え。グリーンの右手前はバンカーでガードされている。
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少し左に曲がってから少し右に曲がる、短いロング。ティショットでは右サイドのOBゾーンが浅い。セカンドでは左右の木立が迫ってくるが、2オン可能。グリーンは少し砲台で強く受けていて、左サイドにバンカーが配されている。
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左ドッグレッグの短めのミドル。ティショットでは左にはOBゾーンがあるがFWは広い。グリーン周りが手強く、グリーンは縦に細長い砲台で受けていて、左サイドはすぐにOBゾーンになり、2個のバンカーでガードされている。 |
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ストレートの長いミドル。ティショットではFWはタイトで左右の木立が効いてくる。グリーンは受けていて、2個のバンカーでガードされている。
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チャーミングな名物ホールのショート。グリーンは砲台で、周りに4個のバンカーが配されている。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットでは左サイドに木立があり、右サイドに3個のラフのマウンドがある。受けグリーン。 |
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左ドッグレッグ。ティショットでは右半分のFWに打つとセカンドでグリーンを狙いやすい。左サイドからは前方の木立がスタイミーになる。セカンドはクリーク越え。グリーンは斜めの形状で少し砲台。
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ブエノスアイレス市から北西に25分、ブエノスアイレス空港から北に40分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。ランチで食べたアルゼンチン・ステーキは美味しかった。アルゼンチンは人口当たり牛肉消費量と生産量が世界一で、牛肉がとても美味しい。
クラブ設立は1882年と古く、当時はゴルフコースはなく競馬場がメインの社交クラブだった。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度アルゼンチンでのベスト40コースで第2位。アルゼンチンには320ほどのゴルフコースがある。
南米でのアリスター・マッケンジーの他の設計コースは、ジョッキークラブ・ブルーコース、ウルグアイGCがある。
ホテルは都心部にあるSuipacha Suitesに泊まった。
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1番 パー4 401アード(2)