ケネディベイGC
Kennedy Bay Golf Club

コースデータ
所在地 オーストラリア、西オーストラリア州
コース長7021ヤード  パー72
コースレート76.0
プレー日2007年4月5日
設計者
マイケル・コーテ、ロジャー・マッケイ
オープン1999年
キャディなし
ゴルフカート あり (フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
4.70
コースレイアウト
5
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
 

景観

インド洋に面した海岸線立地するリンクスコース。本来はフラットな地形ながら、点在するマウンドの影響でフェアウェイははうねっており、様々なライからショットが打てる技量を試される。コース内にある115個のポットバンカーを避けるなどきちっとしたコースマネジメントが必要。グリーンは全体的に大きく、微妙な傾斜が施されている。広大なブッシュランドの中にあるコースで、各ホールがブッシュでセパレートされているのでショットを曲げるプレーヤーは大叩きするだろう。

 
1番 パー4 400ヤード

1番 パー4 400ヤード(2)

1番 パー4 400ヤード(1)
ティーグラウンドからはブラインドの池が右側に広がっているストレートホール。ティーショットの落とし所が狭い。グリーンは縦に長く、その右は池でガードされている。

 

 
4番 パー5 569ヤード
ティショットはブッシュ越えの右ドッグレッグ。フェアウェイは比較的狭く、その両サイドはブッシュになるので、正確なティショットとセカンドが必要。


4番 パー5 569ヤード(3)

4番 パー5 569ヤード(2)

4番 パー5 569ヤード(1)
 
5番 パー4  458ヤード

ストレートの長いパー4。ティショットでは左右に4個のポットバンカーが待ち構えている。グリーンは大きく砲台で、3個のバンカーがグリーン右サイドをガードしている。


5番 パー4 458ヤード(3)

5番 パー4 458ヤード(2)

5番 パー4 458ヤード(1)
 
6番 パー3  213ヤード

6番 パー3 213ヤード(2)

6番 パー3 213ヤード(1)
チャレンジングなショートホール。グリーン前面に配された5つのバンカーを避けるため、大きめに打つ方が良い。

 

 
7番 パー4 312ヤード

7番 パー4 312ヤード

とても短いパー4。ロングヒッターはグリーン近くまで運ぶことが出来る。グリーンは横長で奥行きはあまりない。2004年のゴルフ・オーストラリアン・マガジンでオーストラリア第19位、西オーストラリア州第3位のベストホールに選ばれている。個人的にはこのホールより、同じように短いパー4の12番ホールの方が好きである。

9番 パー4  445ヤード

急な左ドッグレッグの難ホール。ティから230-280ヤードの地点でフェアウェイを横切るように並んでいる5つのポットバンカーがあるので、これらのバンカーに入れるとパーオンが大変難しくなる。ティショット、セカンドとも距離と正確性が必要なホール。


9番 パー4 445ヤード(3)

9番 パー4 445ヤード(2)

9番 パー4 445ヤード(1)

12番  パー4 361ヤード

フェアウェイが波打っている左ドッグレッグの短いパー4。グリーン上でカンガルーが戯れていた。


12番グリーン

12番 パー4 361ヤード(2)

12番 パー4 361ヤード(1)
 
15番  パー4 418ヤード

15番 パー4 418ヤード(2)

15番 パー4 418ヤード(1)
やや右ドッグレッグのホール。ティーショットの落とし所は広いがグリーンに近づくにつれホール幅が絞られてくる。グリーンの両サイドにブッシュが迫っている)。

 

 
16番 パー3 151ヤード

16番 パー3 151ヤード(2)

16番 パー3 151ヤード(1)
名物ホール。 短いが美しいショートホール。グリーン形状は砲台型で、縦幅があまりないので、止まるボールが要求される。2004年のゴルフ・オーストラリアン・マガジンでオーストラリア第7位、西オーストラリア州第1位のベストホールに選ばれている。 
 
余談

パース市内より車で45分。パース国際空港より車で60分。ビジターのプレーは可能。距離はメートル表示。今回宿泊した、シーシェルズ・リゾート・マンジュラより車で20分。フルバックティーからのプレーはメンバー同伴でなければ出来ないが、受付で特別に許可をもらった。クラブ側の配慮に感謝。



シーシェルズ・リゾート・マンジュラ

シーシェルズ・リゾート・マンジュラ

シーシェルズ・リゾート・マンジュラ

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第16位に選ばれている。マイケル・コーテ、パース出身の中堅プロだったロジャー・マッケイ設計の他のオーストラリアでのコースはアラルーエンCC(同ランク58位)がある。また、マイケル・コーテ単独設計では、サンクチュアリーGRがある。イアン・ベーカーフィンチは、全英オープンに勝ったこともある豪州プロで、最近は米国PGAの解説者として良く出ている。マイケル・コーテは、アジアではインドネシアのバンドン・ギリ・ガハナG&C、ダゴ・インダG&CC、バダンゴルフ・バンドン・インダの設計を手掛けている。