#2018年夏のベルギーの大旱魃でFW状態が少し悪い所が多かったが、通常の状態と推測した。 |
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クラブ設立は1923年で違う土地で30年以上ゴルフ場運営がなされていたが、現在の場所に造られたのが1960年で18ホールのラ・マラシュコースと別にパー33の手強い9ホールがある。1980年には別の設計者(ポール・ロリン)がル・リオンコースを追加して、合計45ホールのゴルフ場になった。その中でベストが今回プレーしたラ・マラッシュコース。高低差が多少あるパークランドと林間コースのミックス。ほぼ四角形の敷地に2つのループがあり、OUTは開放感があるヘザーランドコースで、FWは広く単調なホールが多い。INはよりゆったりとデザインされて個性的なホールが続き、11番から16番ホールは深い森を切り開いてレイアウトされ、各ホール変化がありルーティングも素晴らしい。2007年には息子のマーティンによって主にグリーンとバンカーが改造された。ベルギー・オープンを1979年から1991年の間に数回開催している。
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ダブルドッグレッグのロング。ティショットは強く左に曲がり、ブラインドショットになる。セカンドは右に曲がる。グリーンは少し受けていて、3個のバンカーでガードされている。
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強い左ドッグレッグの難しいミドル。ティショットは左サイドのバンカーかその左の木々越えがベストルート。そのバンカーの右に打っても良いが、右サイドのバンカーが効いてくる。グリーンは砲台で受けていて、左右の3個のバンカーにガードされ、左サイドのOBソーンは浅い。 |
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打ち下ろしのストレートでとても短いミドル。ロングヒッターは1オン可能だが、グリーンのすぐ左は林になるので、スライスボールは禁物。グリーンの左に2個、右に1個の長いバンカーでガードされている。
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右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットはほぼストレートで、右サイドに2個あるバンカーの左狙いが良い。セカンドはFWのスウェル(高低差の少ない谷)越え。グリーンの左手前と右サイドにバンカーが配され、グリーンは受けている。 |
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打ち下ろしのショート。グリーンは砲台で4個のバンカーと木立で囲まれている。グリーンは斜めに置かれ、右奥が高い2段グリーン。 |
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強い左ドッグレッグで、左右に密な木々が続くタイトなホール。ティショットは打ち下ろしで、左右の林と左サイドのドライクリークが効いてくる。グリーンは斜めの形状で小さく、左右に2個ずつのバンカーがあり、左サイドにはすぐブッシュが待ち受ける。ティショット、セカンドともに正確性が要求されるホール。
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少し打ち下ろしで、木立に囲まれたチャーミングはショート。グリーンは縦に細長く、右サイドはバンカーでガードされている。 |
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ほぼストレートの短めのロング。ティショットは打ち下ろしでFWは強い右傾斜。セカンドは打ち上げでダウンヒルのライから打ち、サードは強い打ち上げ。グリーンは縦長で、緩やかな傾斜の2段形状で、5個のバンカーに囲まれている。
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ブリュッセル市から東に1時間20分。アムステルダム市から南に2時間。プライベートクラブだがプレーは可能。メートル表示のコースなのでヤードに換算している。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ベルギーでのベスト25コースで第6位、ヨーロッパ大陸でのベスト100コースで第88位。ベルギーには85ほど、ヨーロッパ大陸には3300ほどのゴルフコースがある。
フレッド・W.・ホートリー設計の他のベルギーでのコースは、ロイヤル・リンブルグGCとロイヤル・ラーテムGCがある。
プレー前夜はブリュッセル市中心部のThe Dominicanに泊まった。夕食はホテルから徒歩3分のChez
Leonで食べた。ベルギーの代表料理、新鮮なムール貝、牛肉のビール煮などを堪能した。
ブルッセルは中心部に観光スポットが集まっているので徒歩でも周りやすく、半日で十分楽しめる。
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3番 パー5 545ヤード(3)