ロカス・デ・サント・ドミンゴ GC、ホワイト・ブルーコース
Club de Golf Rocas de Santo Domingo (White & Blue Couse)

コースデータ
所在地 チリ、サンティアゴ
コース長 6740ヤード パー72
コースレート 72.2
プレー日 2019年5月14日
設計者 アレックス・マクドナルド、エミリオ・セラ
オープン 1943年
キャディ あり
ゴルフカート あり(FW走行可)
評価
総合評価
4.30
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
満足度
4
#レッド・ブルーの18ホールをプレーしたとしての評価

南太平洋から1キロほど内陸部に展開する、松と檜の森の中にある美しい林間コース。レッド、ブラック、ブルーの各9ホール、合計27ホールあるコース。レッドとブルーコースがオリジナルの18ホールで、ブラックコースが1997年にエミリオ・セラによって追加された。今回プレーしていないレッドコースはFWがタイトで歴史のある背の高い樹木が各ホールに並ぶ。ブルーコースは3コースで一番長いが、FWは他の2コースと比べると少し広い。



クラブハウスからの景観


2番、パー4

18番、パー4

トーナメントでは歴史のあるレッド・ブルーの18ホールを使うが、ホワイトコースもそれなりにプレーして楽しい。各ホール豊富な樹木が迫っていて、FWが狭いホールが多く、ティショットの正確性が要求される。コースは緩やかなアップダウンとFWに自然な起伏があり、セカンドとサードショットは傾斜のあるライから打つことになる。2個の池があり3ホールで池が絡む。グリーンが小さく、多くのグリーン周りのバンカーが効いてくる。

スコアカード

 
1番 パー4 411ヤード

1番 パー4 411ヤード(2)

1番 パー4 411ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットでは左右に木立があり、FWは狭く左に傾斜している。グリーンは少し砲台で強く受けていて、左右にバンカーが配されている。

 

 
5番 パー4 428ヤード

ほぼストレートで難しいタイトなミドル。ティショットでは落し所が狭いので、正確なショットが必要。セカンドはやや打ち下ろし。グリーンは縦長の少し砲台で、左サイドはすぐ池になる。

 

5番 パー4 428ヤード(3)

5番 パー4 428ヤード(2)

5番 パー4 428ヤード(1)
 
7番 パー4 393ヤード

7番 パー4 393ヤード(2)

7番 パー4 393ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち上げ。ホール全体が樹木に囲まれていて綺麗。
 
9番 パー5 518ヤード

9番 パー5 518ヤード(2)

9番 パー5 518ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしでセカンドは少し打ち上げ。グリーンは縦長で受けていて、左右はバンカーでガードされている。
 
10番 パー4 427ヤード

緩やかな打ち下ろしの右ドッグレッグ。ティショットでは両サイドの林が効いてくる。グリーンは砲台で右手前にバンカーが配され、右サイドは下りスロープになる。

 

10番 パー4 427ヤード(3)

10番 パー4 427ヤード(2)

10番 パー4 427ヤード(1)
 
11番 パー5 491ヤード

強い右ドッグレッグの短いが狭いロング。ティショットは狭いFWの左半分に打たなければ、セカンドで左前方の木々がスタイミーになる。セカンドから少し打ち下ろし。グリーンは2個のバンカーでガードされている。

 

11番 パー5 491ヤード(3)

12番 パー4 396ヤード(2)

11番 パー5 491ヤード(1)
 
15番 パー5 500ヤード

やや左ドッグレッグの短いロング。左右に木々が並ぶタイトなホールなので各ショットで距離よりも正確性が要求される。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、左サイドのOBゾーンは浅い。セカンドから緩やかな打ち上げ。グリーンは少し砲台で受けていて、右手前にバンカーが配されている。

 

15番 パー5 500ヤード(3)

15番 パー5 500ヤード(2)

15番 パー5 500ヤード(1)
 
16番 パー4 451ヤード

16番 パー4 451ヤード(2)

16番 パー4 451ヤード(1)
やや右ドッグレッグの長くてタフなミドル。ティショット、セカンドとも距離と正確なショットが必要。グリーンは少し砲台の強い受けグリーンで、右サイドはバンカーでガードされている。
 
17番 パー3 195ヤード

17番 パー3 195ヤード(2)

17番 パー3 195ヤード(1)
グリーン左サイドは池に面し、左手前と右にバンカーが配されている。受けグリーン。
 
余談
サンティアゴ市からもサンティアゴ空港からもほぼ西に1時間半。プレーにはメンバー同伴が必要。



ラウンジ


レストラン

テラスレストラン

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度チリでのベスト10コースで第4位。チリには50ほどのゴルフコースがある。


コートヤード・サンティアゴ


コートヤード・サンティアゴ

部屋からの景色

プレー前日にコートヤード・サンティアゴに泊まった。コースまで西に1時間半。都市の中心にある標高880メートル(市街地から約300m高い)のサン・クリストバルの丘に曲がりくねった道を1時間半かけて歩いて登った。(登りはケーブルカーがお勧め)頂上広場では両手を広げて空を見上げる丘のシンボルともいえるマリア像が建っていて、頂上からはサンティアゴの街やアンデス山脈の絶景が広がる。丘を下ってすぐの街にあるレストラン、El Palacio de la Chorrillanaで夕食をした。



サン・クリストバルの丘


サン・クリストバルの丘

サン・クリストバルの丘


Palacio de la Chorrillana


Palacio de la Chorrillana

Palacio de la Chorrillana

香港出発の1ヵ月間のゴルフ旅行(南米・メキシコ・アメリカ)の最初の目的地は、ロサンゼルス空港乗り継ぎでブラジルに行き、オリンピック・ゴルフ競技が開催されたリオ2016オリンピックGCと南米NO1のコースと言われているSantapazienzaGC(Top 100 Golf Coursesでの世界100選コース)の2コースをプレーする予定だった。香港の空港でブラジル入国にはビザの事前取得が必要と初めて知り、(取得まで5日はかかるので、ブラジル行きを断念して、)やむなく代わりにチリに1日滞在し、もともとブラジルのすぐ後に予定していたアルゼンチンの滞在日数を2日長くした。その1ヵ月後に幸運なニュースが入り、ブラジル入国ビザが、日本、カナダ、アメリカ、イギリスのパスポート保持者は免除されるようになった。