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アイルランドの最南端の近くで、太平洋に3キロ強突き出た220エーカーのダイアモンド(菱型)の形をした岬の前面に展開する。全てのホールが崖と海に囲まれているため、灯台を背景に太平洋の水平線や半島を臨む景色は非常に美しい。また18ホール中9ホールはなんと崖の上に沿ってレイアウトされている。ただ残念なのは、多くのガードバンカーがコースの素晴らしい景観とマッチしていないのと、5つあるショートホールがどれも似ている点だ。しかし全ホールから海の絶景が楽しめて、海風の影響を大きく受けるので、とてもチャレンジングで攻め応えがあるアメリカンスタイルのシーサイドコースに仕上がっている。
スコアカード |
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急な左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろし、左右コーナーのバンカーが待ち構えており、攻めるか守るか野決断が重要。左の崖に注意。グリーン左はガードバンカーと下りスロープがあり、さらに左に行くと海にボールが落ちる。2段グリーン。
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左に海が広がるホール。グリーン左は崖下の海。縦長グリーン。
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左ドッグレッグ。打ち下ろしのティショットは。フェアウェイは急な左傾斜なので、右サイド狙いが良い。フェアウェイ左コーナー周辺には2つのバンカーが配されている。セカンドは打ち上げになり、グリーンは縦に細長く、左は海、右は岩になるので正確なショットが必要。グリーンの真ん中を尾根が横切り、違う面からのパットは難しい。
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緊張感のあるショート。少し打ち下ろしで、グリーン右は崖下の海になる。左手前にバンカーがある縦長グリーン。
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緩やかに打ち下ろしていく左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ左サイドに配された3つのバンカーに注意。セカンドの落下地点に3つのバンカーがフェアウェイを横切る。グリーン左はバンカーとブッシュが待ち構える。グリーンは受けていて、横幅は18ヤードほどしかないので、正確なサードが要求される。
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急な右ドッグレッグのやや短いロング。海に向かって打つティショットはやや打ち下ろし。セカンドからはやや打ち上げ。サードショットは岩越えになり、左右をバンカーでガードされた砲台グリーンに打っていく。ロングヒッターは2オンを狙えるが、グリーン周りに多くのトラブルがあるので、リスクと報酬のロングと言える。
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急な左ドッグレッグの名物ホール。絶壁の上に立つティグラウンドから打つティショットは絶壁越えのブラインド(フェアウェイ面が見えない)となり、とても緊張感を強いられる。セカンド地点からフェアウェイは下り勾配で左は崖、右はデューンが続き、しかもグリーンに近づくにつれフェアウェイ幅は狭まってくる。左足下がりからのセカンドは風の影響も受け、とても難しい。グリーンは打ち下ろしとなるが、受けている縦長の強い砲台で、さらに周囲をデユーンに囲まれているので正確な方向性と距離感が必要で、サードショットの失敗も許されないタフなホール。
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グリーン左が海でOBゾーンのショート。グリーンの真ん中が凹んでいる。コースの中で最もアンジュレーションがあるグリーン。
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崖越えのショート。グリーンは縦に細長く7つのバンカーに囲まれている。落とし所が狭く緊張を強いられる。
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やや左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。フェアウェイの右サイドは崖に沿って伸びている。セカンドは急な打ち下ろしのブラインドショット。グリーン手前175ヤードから下っていて、サードも打ち下ろし。グリーンの左に1つのガードバンカーが配され、右は崖と海になる。受けグリーン。この長いロングではパーは良いスコア。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
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左ドッグレッグ。ティショットは絶壁越えになり、右のOBラインは浅いので注意。セカンドは打ち上げ。グリーンは砲台で左は1つの深いバンカーでガードされている。2段グリーンアメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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コークから車で45分。 レストランではシーフード皿盛 がお勧め。 ビジターのプレーは可能。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2016年度アイルランド(北アイルランドを除く)のベストコース第14位に選ばれている。全英(アイルランドも含む)では第65位。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内アイルランドにはおよそ430コースある。
プレー後はキラーニーまで2時間ドライブしてQuinlans Seafood Barで夕食をした。お酒は置いていない店だが、魚はとても新鮮で美味しかった。
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2番 パー4 402ヤード(3)