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なだらかな丘陵地帯に展開する、パークランドコース。1936年にレグ・ロマンスによって最初の9ホール(Out)が造られ、1971年に18ホールに拡張されB.W.ライトが次の9ホール(In)を設計した。近代的なコースではとても短い6000ヤードに満たないコースだが、魅力にあふれている。巨木、低木、岩層の間を上手くレイアウトされていて、FWはかなり狭く、砲台グリーンが多く、グリーンは小さい。
Inは普通のコースだが、Outに面白いホールが多い。自然の傾斜をそのまま使って造られていて、極めて“ナチュラル”なコース。バンカーは一つもなく、ウォターハザードは18番ホールにあるだけだが、にもかかわらず全般的に戦略性が高いコース。現地に生息する背丈のあるラフ、マウンド、窪み、尾根などの自然の地形の造成が小さなグリーンと狭いFWをガードするハザードの役目を十分にしている。風が通るホールが多いので、風の影響受けやすい。全てのホールから雄大なリマーカブルズ山脈を眺めることができる。
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右ドッグレッグ。ティショットは左右の尾根の間にある狭いFWに打っていく。セカンドからはやや打ち上げ。グリーンは強く右に傾斜している。
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緩やかに打ち上げていく、やや左ドッグレッグ。縦に長いグリーン手前の花道は急な下り傾斜。
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ストレートの短いミドル。ティショットでは右のOBゾーンは浅く、FWはタイトで左に傾斜している。グリーンの左サイドは下りスロープのラフでガードされている。 |
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短い打ち上げのショート。グリーンと背後に聳える山の景観が素晴らしい。 |
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やや左ドッグレッグの短いミドル。FWは右手前からグリーンまで斜め置かれていて、左右は尾根でガードされている。ティショットは尾根越えになる。セカンドは少し打ち上げ。 |
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左ドッグレッグの短いミドル。7番ホール同様FWは斜めに置かれ、ティショットはラフ越え。グリーンは縦長で、左右手前には大きなマウンドが配されている。 |
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右にOBゾーンが続く、ほぼストレートのロング。ティショットは少し打ち下ろしで、セカンドからは緩やかな打ち上げ。 |
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打ち上げていく距離のあるショート。このホールもグリーン後方に聳える山脈の借景が良い。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットは左サイドの池に注意。グリーンの左サイドはすぐラフになり、その左は池がある。グリーンは左傾斜。 |
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クイーンズタウンから北東に20分、クイーンズタウン空港から北東に16分。パブリックコース。メートル表示なのでヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース(www.top100golfcourses.com)での2019年度ニュージーランドのベスト50コースで第7位。ニュージーランドには2019年に418のゴルフコースがある。
プレー前日はクイーンズタウンにあるVilla Del Lagoで泊まった。プレー後の夕食はクイーズタウンのRataで食べた。
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2番 パー5 548ヤード(3)