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バレーコース。フィリピンのカントリーサイドの魅力を満喫出来る。このランガーコースとフレッド・カプルス設計のカプルスコースの合計36ホールある。ランガーコースの方がよりチャレンジング。パー71で7000ヤードを超えるのぐらい距離は十分あるうえ、各ホール隣接する谷、崖、クリーク、林などの自然のハザードが十分効いていて、攻め応えは十分にある。また、フェアウェイにきつい傾斜があるホールが数多くあり、フェアウェイのどちら側に打たなければならないか事前に知る必要がある。点と点で攻めるのを要求しているホールが多いので、初中級者は大たたきしやすいが、大自然の中でプレーするという満足感はあるはずだ。シングルプレーヤーでも一歩間違えれば90台のスコアーになるほどタフなセッテング。フェアウェイに強い傾斜があるホールが多く、プレーヤーはどこにショットを打つべきかを常に考えなければならない。パー3、パー4、パー5の全てが長短距離の組み合わせが良くできている。丘陵地に立地するため、風の影響を受け易く、それが更に難易度を高めている。
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フェアウェイが右から左に急傾斜しているので、ティショットはフェアウェイ右エッジ狙い。フェアウェイとグリーンの左サイドは谷になる。 |
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谷越えで少し打ち下ろしのショート。グリーン左と奥に崖が配されている。グリーン右手前のバンカーも効いている。 |
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ティショットでは左は崖になり、フェアウェイは右から崖の方に傾斜しているので、フェアウェイ右端に打つのが正解。グリーンの形状は珍しい、手前から奥に傾斜している2段グリーン。このグリーンでは奥の段にピンがあると、直接その段にボールを落すと、ナイスショットでもグリーンオーバーする不思議なグリーン。グリーン奥にピン位置を持ってこなければ、このホールは素晴らしい。
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グ リーン手前から左サイドは谷に面するチャレンジングなホール。ドローヒッターは左に曲げすぎるとハザードに入るので要注意。谷の代わりに人工的な池を配した、このホールと似たハザードを演出しているコースが多い中、自然の素材を最大限活かしたこのホールはとても新鮮。
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フェアウェイとグリーン左は崖になる。グリーン手前をクリークが横切っている。 |
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短いミドルホール。フェアウェイ右半分にあるバンカーを越えるには200ヤードのキャリーが必要。セカンドは急な打ち下ろし。グリーンは横に長い、奥への2段グリーンでその前面は川に接する。セカンドはピッチングウェッジで狙えるが、
ピン位置が手前の場合が特に難しく、奥の段に行くとパットは下り傾斜なので3パットの危険がありグリーンをショートすると川底に落ち、その間は10ヤードしかないので正確なショットが必要。 |
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ティショットは谷越え、セカンドは川越へになり変化に富む。ティショットでの落下地点と林に囲まれているアイランド・フェアウェイのように見えるのでユニーク。
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ホール左に崖が続くロング。少し砲台グリーンの左は崖で右はスロープがあり、3番ホールとグリーンを共有していて、とてつもなく長い。 |
大胆な打ち下ろしのショート。眼下に見るグリーンとその周辺の景観は圧巻。グリーンの形状も三角形みたいで、且つ微妙な傾斜があるので面白い。ただ難易度は高くなく、9番とかピッチングでグリーンを狙えるので、クラブ選択は間違わないように。
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フェアウェイは左から右に傾斜している。セカンドはやや打ち下ろしで、横に細長いグリーン手前のバンカーが効いている。ティグランドに立つと、この大自然の中に広がるコースで、唯一人工的なクラブハウスを臨むことが出来、自然と人工の混合が独特の雰囲気をかもし出している。 |
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マニラ市内から車で80分。2004年度Asian Golf Monthlyの読者の投票でフィリピン第2位のコース。
ランガー設計の他のアジアのコースは、中国のロータスヒル(蓮花山)GR、日本では立野クラシックGC、新里美GCがある。
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1番 パー4 432ヤード(2)