プレストウィック
ゴルフクラブ |
|
|
リンクスコース。平坦なリンクスでなく、コースは何百年、何千年も強い海風に晒されていたので、砂が吹き溜まって多くの丘ができている。ブラインドホールが多いが、それらも印象的なホールになり、他のホールも変化がありプレーヤーを飽きさせない。11番ティ付近からは海が見える。1860年に当初の12ホールで第1回全英オープンが開催されて以来、1925年まで合計24回の大会を開催。 |
|||
|
|||
“線路のホール”との愛称のストレートの短いミドル。フェアウェイとグリーンに平行してすぐ近くに電車が通っている。ティショットを右に曲げると列車に当たる危険性があるほど路線に近い。ショットが飛べば飛ぶほどフェアウェイ幅が絞られているので、ティショットはアイアンかフェアウェイウッドが良い。ホールの右サイドに駅があり、電車は10分毎に往来している。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
|||
|
|||
|
|||
“カーディナル”と名付けられている名物ホール。急な右ドッグレッグで右にはOBの曲がりくねったクリークが流れている。カーディナルバンカーと呼ばれる大きなフェアウェイバンカーがティから295ヤード地点のフェアウェイ全体に横たわり、ティショットはこのバンカーの手前に止めたい。また200ヤード地点の左フェアウェイと正面には二つのポットバンカーが配されているので入れないように。セカンドは“カーディナル”という巨大バンカー越えのブラインドショット。グリーンは縦長でグリーンの最後部はマウンドで盛り上がっている。フェアウェイ、グリーンともに狭い難ホールで挑戦意欲を掻き立てられる。2オンを狙うルートの右サイドはクリークのOBゾーンが迫っているので注意。このホールもゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
“アルプスホール”として愛称がある、もう一つの名物ホール。ほぼストレートの少し打ち上げ。ティショットのフェアウェイ狭いので、パーオンするためには正確ショットが要求される。セカンド地点からは前面にアルプスと呼ばれる丘越えのブラインドショットになりグリーン面が全く見えず、キャディか同行プレーヤーに方向を指示してもらって打たなければならない。グリーン手前には“サハラ”と名付けられた大きなバンカーが待ち構えていて、マウンドからグリーンまではフェアウェイがない。グリーンは横長で、奥の部分だけ急な下り斜面。 |
|||
|
|||
|
|||
グラスゴーから車で1時間、パークストンホテル、ゴルフビューホテルから徒歩5分。このゴルフ場の近くには車で10分のロイヤル・ツルーンGC、10分のウエスタン・ゲイルスGCがある。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)の2015年度スコットランドのベスト第14位に選ばれている。イギリス諸島全体では第13位に選ばれている。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内スコットランドにはおよそ580コースある。 オールド・トム・モリスの他の設計コースは、ミュアフィールドGC、カーノスティGC、ダンバーGC 、クレイルGC 、マレーGC、ロイヤル・ドーノッホGC(ストラーコース)、クルーデンベイGC、 ネアンGC、キングホーンGC、マクリハニッシュGC、ランディンGC、アンストラザーGC、ロイヤル・カウンティ・ダウンGCなどがある。 プレストウィックGCはゴルフ場から徒歩6分に位置するレッド・ライオン・インに1951年に57人の有志が集まりゴルフクラブが設立された。その数年前にグレスゴーからエアーシャー地方を南北に走る鉄道が開通しプレストウィックに本格的なゴルフクラブが生まれる機運は整っていた。全英オープンが行われた1860年にはクラブハウスとして使われた。
|
|||
電車