# ２０１２年に１５０ヤードほど長くなり、実際は７３３３ヤードのゴルフ場になった。コースレートは７６．０近くと推測し、７３３３ヤードのティからプレーしたと仮定した。

丘陵コース。スタジアムコースとツアーコース(設計者は同じ）の３６ホールがある。このスタジアムコースの方は距離が長く、フェアウェイがタイトなのでより本格的。ツアーコースが初中級者向けで、スタジアムコースは上級者・競技志向のゴルファー向けと言える。広大な敷地にゆったりと設計され、距離の長さも十分あり、両サイドの林と合計６つの池が絡み、戦略的に配されたバンカー、とても速いグリーンなどが相まってとてもチャレンジングなコースに仕上がっている。スコアに関係なく世界有数のプレーしてとても楽しいコースの一つ。プレー日の１か月後の２０１４年５月にスペインオープンが開催される予定。

３番から望む１１番グリーン

１１番から望む３番グリーン

１２番から望む１３番グリーン

ほぼストレートの打ち下ろしていくロング。グリーンの左手前から左サイドは池に面しているので、ロングヒッターはセカンドを刻むか、２オンを狙うかの決断に迫られる。セカンドを刻む場合も、フェアウェイ左に広がる池と右の大きなバンカーが効いてくる。グリーンは縦長で受けていて、右サイドは２つのバンカーでガードされている。

左に曲がってから少し右に曲がるダブルドッグレッグのロング。ティショットは打ち下ろしでセカンド以降は打ち上げ。ティショットは左の林と右の３つのバンカーが効いており、落とし所が狭い。セカンドも右の林と左の１つのバンカーで狭い。グリーンの左右に３つのバンカーがある。

左ドッグレッグのとても長いミドル。ティショットでは右の林が効いてきてフェアウェイはしかも狭い。グリーン手前は大きく窪んでいて、手前をガードしている深い３つのバンカーは避けたい。グリーン奥にも１つバンカーが配されている。左奥が高い２段グリーン。ティショット、セカンドともに距離と正確性が要求される難ホール。

打ち下ろしていくストレートのミドル。ティグランドから池まで３３０ヤード。グリーン手前から右サイドは池に面しているため、正確なセカンドが要求される。横長グリーン。

強い右ドッグレッグの短いロング。右コーナーの樹木まで２６０ヤードだが、ティショットは打ち下ろしなのでロングヒッターは林越えを狙える。林越えが成功すれば２オンは距離的には簡単だが、グリーンは強い砲台で、右手前と左はバンカーでガードされているので正確で高い球筋のセカンドショットでなければグリーンに乗らない。