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36ホールある穏やかな傾斜地の展開する林間・パークランドコース。クラブ設立は1895年でハリー・コルト(1910s)、トム・シンプソン(1920s)を初め幾人かの著名設計者によって手を加えられたアリバコースと今回プレーしたアバジョコースがある。どちらも素晴らしいコースだが、アバジョコースの方が少し評価は高い。アリバコース同様アバジョコースも1番ホールはパー3から始まる。アバジョの最初の数ホールは1900年代初期にハリー・コルト、後の数歩ホールはトム・シンプソンで造られた。1966年にジョン・ハリスがいくつかのホールを新設し、他のホールを改造した。1998年にはロバート・トレント・ジョーンズJrによってコースは大改造された。7番ホールから12番ホールと難しいホールが続く。個性的なホールが多く、プレーしてとても楽しい。
コースの手入は行き届いており、コースからは素晴らしい景色を眺めることができる。
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少し打ち下ろしで谷越え。縦長グリーンで両サイドはバンカーでガードされている。距離があり、グリーンの横幅が狭いので難しいオープニングホール。 |
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左ドッグレッグのタイトなホール。ティショットでは右に2つの大きなFWバンカーが効いてくる。セカンドは強い砲台グリーンへの打ち上げ。グリーン右手前と右奥にバンカーが配されている。
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ストレートの短めのミドル。ティショットはFWに届くには215ヤードのキャリーが必要。グリーンは左右の3段状。グリーンの左は崖で手前に2個のバンカーが配され、しかもグリーンは小さいので正確なセカンドが必要。
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右へ右へと曲がっていて打ち上げていく長いミドル。ティショットは右コーナーのバンカー、セカンドは右コーナーの木立が効いてくる。段差の大きい2段グリーン。
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左ドッグレッグの急な打ち下ろし。ロングヒッターは2オン可。グリーンは狭く奥に下っていて4個のバンカーに囲まれているので、グリーンを狙うショットの正確性が要求される。
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左ドッグレッグの長いミドル。ティショットは急な打ち下ろし。セカンドは打ち上げ。グリーンの左は林、右はバンカーでガードされている。
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ストレートホール。ティショットは左FWバンカーに265ヤードで届く。セカンドは打ち下ろし。グリーンは縦長で右にバンカーが2個配されている。グリーンは強く受けていて、しかも左傾斜。
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やや右ドッグレッグ。セカンドは緩やかな打ち下ろし。縦に細長いグリーンの右は林、左と手前にはバンカーがある。セカンドの距離と正確性が求められるホール。真ん中が凹んだ3面グリーン。 |
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やや打ち下ろし。グリーンは左奥から右手前に少し傾斜。グリーン手前のガードバンカーが効いている。 |
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短いストレートホール。ティショットでは多くのFWバンカーが待ち受けているので、ドライバーかFWウッドを使うかの決断に迫られる。グリーンの手前と奥にバンカーが配され、グリーンのアンジュレーションは複雑でパットが難しい。
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豪快な打ち下ろし。グリーンの右のOBラインは浅く、グリーンの右手前にバンカーがある。グリーンは小さく受けている。 |
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マドリード市内にあるゴルフ場。市の中心に位置するプラド美術館から車で10分。滞在ホテルのウェスティン・パレス・マドリードからも車で20分弱。メートル表示だったので、ヤードに換算した。プレーにはメンバー同伴が必要。
トップ100ゴルフコース (www.top100golfcourses.com)の2018年度スペインで第10位のベストコース、ヨーロッパ大陸では第66位のべストコースにランクされている。スペインには2017年時点で400コースある。
設計者のロバート・トレント・ジョーンズJrのスペインでの他の作品は、アルカディアGG、ボンモントG&CCがある。彼の父のジョーンズSrはアンダルシア方面に数コース、有名なコースを設計している。
マドリードは王宮、マヨール広場、プラド美術館が三大観光名所。特にプラド美術館が素晴らしい。歴代スペイン王によって収集された収蔵品は世界屈指の美の殿堂。
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1番グリーン