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丘陵コース。変化に富んだレイアウトで6つの池が絡む。ほどよくアップダウンがあり、グリーンの難易度が高い。フェアウェイは比較的広いが、グリーン周りはバンカーと池でしっかりガードされていて、小さなグリーンへのアプローチショットの巧緻が高スコアに影響するコースと言える。4つロングホールは全て報酬とリスクのメリハリが際立つ戦略ホールでプレーして楽しい。FWのアメンテは素晴らしい。2011年から13年まで台湾女子プロのトーナメント開催コース。
2グリーン制で各グリーンは小さい。Bグリーンはオリジナルの設計でなく、グリーン芝のメンテのため、会場数年後にゴルフ場オーナーが他の設計家を使い各ホール2つ目のサブグリーンを造った。
スコアカード
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打ち下ろしの距離があるショート。グリーン左にOBゾーンのブッシュと2個のバンカーがあるので、グリーン右サイド狙いが安全。縦長の2打グリーン。 |
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やや左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットは、左のOBラインは浅いが、左FWバンカー越えがベストルート。セカンドは打ち上げのためにグリーン面は見えない。グリーン左手前に1個のバンカーが配されている。グリーン上は尾根が横切る。
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右ドッグレッグ。ティショットは池越えの緩やかな打ち下ろしで、FWは狭い。セカンド、サードは強い打ち上げ。セカンドは左FWバンカー越え。グリーンの手前は3個のバンカーでガードされ、左は急な下りスロープのラフ、右から奥はOBラインに囲まれている。受けグリーン。 |
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豪快な打ち下ろしのストレートホール。ティショットでは左の林はOBゾーンでFWはタイト。右サイド狙いが良い。セカンドは3個のクロスバンカー越え。グリーンの左の2個のガードバンカーとそれらの左にはOBラインがある。グリーン右はマウンドがあり、グリーンは受けている。 |
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ストレートの緩やかな打ち下ろし。グリーンは左に振られ手前には池があるので、セカンドで2オンを狙うか、刻むかの決断に迫られる。刻むにしても、FW左の池が効いてくる。グリーンは横長で小さく、左右にバンカーが配されている。 |
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ストレートの緩やかな打ち下ろし。グリーンは左に振られ手前には池があるので、セカンドで2オンを狙うか、刻むかの決断に迫られる。刻むにしても、FW左の池が効いてくる。グリーンは横長で小さく、左右にバンカーが配されている。 |
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ストレートのやや打ち上げ。ティショットは池とクリーク越えになり、右の林に注意。グリーンの右は大きなバンカーでガードされている。グリーンの真ん中にマウンドがあり、グリーン奥半分は下っている。 |
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(Bグリーンを使用)少し打ち下ろしの池越えの美しいショート。横長グリーンの手前は1個のバンカーがある。 |
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ストレートの打ち下ろし。ティショットでは左右にOBラインがある。グリーンは右に振られ、手前は池になるので、セカンドを刻むか2オンを狙うかのオプションがある。グリーンは横長で奥行きはあまりない。 |
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台北市内から車で西に50分。桃園空港から南西に30分。プレー前日はコースまで車で30分のモナークプラザ ホテルに泊まり、プレー後の桃園空港から香港に帰った。
83室のホテルがクラブハウスの中にある。クラブハウスは豪華で大きく、割烹料理店があり結婚式も行える。レストランでの食事も美味しい。企業の研修室が完備で、プレー当日は150人ほどのゴルフをしないビジネスマンが研修を受けていた。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の評価では2017年度台湾のベストコース第9位。2017年時点では台湾には70コースある。何年前かは分からないがドイツ銀行が行った「アジアゴルフコーストップ50」の評価では、アジア太平洋地区で第39位にランクインし、アジアゴルフ月刊誌の「アジアゴルフマンスリー」では、2010年前後に9回にわたって台湾におけるベストコースに選ばれている。
ロバート・トレント・ジョーンズJr.設計の他の台湾でのコースは、大渓G&CCがある。ただ、2グリーンに変更されたので、RTジョーンズJr.は自分の設計作品でないと主張している。
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13番グリーンの景観