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ほとんどのホールで海を望めるリンクスコース。海に面しているコースゆえ、コースのレイアウトだけでなく、風との戦いになる。戦略的な面白いホールが多く、多くのホールで海の借景も上手に活かされているのは好感できるが、ただ惜しむらくは、コースの整備が良くない。フェアウェイ状態はかなり悪く、コース全体に草が十分生えていないので、ほとんどのショットは土の上から打つことが多くなる。フルショットできるクラブは良いが、微妙な距離感の調整が必要な、グリーンまでの80ヤード以内は上級者でも相当てこずるであろう。コースの難易度が高いのは、このコース本来の戦略的なレイアウトだけでなく、グリーン回りのアプローチで砂の上から打たなければならない状況が多くあるからでもある。コースそのものの素材が良いだけに、クラブ側に今後のコース全体の整備を期待する。 |
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少し打ち下ろしの、海に向かって打つパー3。右手前をガードしているバンカーが効いている。 |
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やや右ドッグレッグの大変長いパー4。ティショットでは右サイドにはブラインドのブッシュがあるので、スライスボールは禁物。グリーンは大きく落差のある左右に分かれた2段グリーン。パーを取れれば、大変嬉しいホール。 |
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距離のあるストレートなパー4。ティショットは緩やかな打ち上げで、セカンドショットは緩やかな打ち下ろし。長いホールでかつティショットの落とし所が狭いため、正確で距離が出るショットが必要。グリーン手前80ヤード前後には両サイドに谷があるので、ティショットの状況次第では、無理せず谷の手前に刻んでアプローチ勝負が必要になる。 |
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左が海の打ち下ろしのパー3。グリーン手前の3つバンカーと、グリーン左と奥に控える天然のビーチバンカーが効いている。グリーンは手前から奥に緩やかな下り傾斜なので、スピンの効いたボールで攻めないと、グリーンに打っても奥に転がることがあり、天然のビーチである奥からのアプローチは簡単でない。風の方向によってはクラブ選択が難しくなるホール。
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ストレートで比較的長いパー4。ティショット、セカンドともに右サイドの海岸にある、長く伸びる天然のビーチバンカーを避け、フェアウェイを左サイド狙いが安全。グリーン手前100ヤード時点からのフェアウェイは両サイドのビーチバンカーにより極端に狭くなっているので、セカンドショットは高いボールで攻めたい。
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やや左ドッグレッグのパー4。ティから250ヤード先に左サイドから谷が食い込んでいるので、フェウェイウッドかロングアイアンをティショットで使うと、このホールはストレートのホールになる。セカンドショットは谷越えになり、グリーンの手前と左右にいくつものバンカーが待ち構えている。
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大連市からも空港からも車で2時間弱。但し、2007年秋に大連市からの高速道路がゴルフ場近くまで開通するので、その後は大連市から1時間強になる。大浴場付き。
フルバックティからのプレーは誰でも可能。
長興島は中国5大島のうちの一つで、長江以北では最大の島。
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2番 パー3 174ヤード(2)