いくつかのホールは海岸線に面しており、高低差も十分あるので起伏に富んだコースを楽しめる。全体的にフェアウェイはタイトなつくりだが、距離が短いので難易度はそれほど高くない。ただし、強風の日は非常にタフなコースとなる。13番パー5のレイアウトはそれほどたいしたことはないが、フェアウェイ右ドッグ右側から覗く海の景観は雄大で美しい。OutよりInの方が印象に残るホールが断然多い。 |
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左ドッグレッグで、1打目、2打目とも豪快な打ち下ろし。
距離が長い分、奥に位置するフェアウェイバンカーの左端からドローボールで攻めるのがベストルート。セカンドショットはミドルアイアン前後になるが、グリーンを大小5つのバンカーが囲んでいるので、正確なアイアンショットでなければパーは難しい。 |
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ティグランドに立つと右手前、左奥のガードバンカーが同時にプレッシャーになる。グリーン左側は20ヤードほどでハザードになり、かつ距離がたっぷりあるので、フェアウエイウッドの正確性が要求されるホール。 |
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全体的に軽い打ち上げのホール。テイショットでの池越えは210ヤード程のキャリーが必要。スライスすればブッシュになり、左側のラフに逃げればセカンドショット以降の距離が非常に遠くなる。グリーンは縦幅38ヤードの傾斜が急な2段グリーンで、ピンと違う段にボールが残ると3パットの危険性が大きい。 |
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43メートル高低差がある、景観がすばらしい打ち下ろし。 レイアウトが良いのでなく、右に斜面の絶壁、左は南シナ海を見渡し豪快な眺望を楽しめる。ただこのフルバックティに行くには鉄格子の門があり、しかも鍵がかかっていて、普段はプレーできない。例えプレー出来たとしても崖の上にヒョコンと作られた小さなティグランドでは、高所恐怖症でない私でさえも思い切りクラブを振れば反動で崖下に落ちるのではないかという心配を抱かせるホール。それゆえ決してプレーでなく、観光スポットとしての価値は十分にある。 |
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ティグランドからグリーンまで左サイドは海。 フェアウェイもタイトでしかもグリーン手前と2打目のフェアウェイ右サイドにあるウォーターハザードが、このホールを難しくしている。
ビージェイ・シンがこのホールを2オンしたのを2年ほど前テレビで見た時はさすがトッププロと感動した。 |
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このコースは隣接しているウエスティンホテル(お薦め)か、ハイヤットホテル宿泊のゴルフプランでなければビジターはプレー出来ない。
マカオではぜひポルトガル料理の食事をして下さい。ポルトガルで食べるポルトガル料理は美味しくないようだが、中国人がアレンジするポルトガル料理は少しスパイシーで美味い。これは中国食文化と現地料理の融合により現地料理の味のレベルが一段と高くなりすばらしい味付けになる。このことはマカオだけでなく、中国人が経営するタイ、マレーシア各国のシーフードレストランにも通じる。
プレーに関しては、プレーヤーがシングルハンディキャップの証明を持参すればフルバックティ(17番は除く)から打てるようにすれば良いのだが、実際はPGAプロの試合に限定されているようだ。シングルプレーヤーにとって6263ヤード、パー71は少し短くせっかく距離の長いティグランドがあるのに使わせないのはもったいないと思う。
クラブ側に再考を求めたい。 |
5番 パー4 479ヤード