注:コースレイアウトの良さ、難易度、満足度はAグリーンをプレーしたとして推定した。2グリーン制でAグリーンは6760ヤードでコースレート72.2、今回プレーしたBグリーンは少し短く6460ヤードでコースレート71.7。ダブル・グリーンが並列していないので、グリーン周りは締まっている。今回プレーしたBグリーンはとても小さかった。 |
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林間コース。AグリーンとBグリーンの2グリーン制で今回プレー出来なかったAグリーンが代表コース。OUTは適度の起伏がありトリーッキ―だが、フェアウェイは広くティショットは打ち易い。INは距離が長く両サイドの林が効いてきて、ティショットの正確性が要求される。春は桜、秋には紅葉が美しく、各ホールは雑木林でセパレートされている。造成はすべて手作業で行われており、自然の形を利用したレイアウトになっている。グリーンは小さく砲台で、ガードバンカーが効果的に配されている。グリーンにも微妙なアンジュレーションが施されている。
コースのメンテナンスで感動したのは、グリーン、FW、ラフの整備だけでなく、各ホールの両脇の松とその他の木の高さが一定、あるいは斜めの木々の高さもほぼ一直線になっている。
スコアカード
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右ドッグレッグ。ティショットでのフェアウェイは急な左傾斜なので、フェウェイの右橋狙いが良い。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーン手前に1つのバンカー、左には1本の松が配されている。
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やや右ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイは狭く右にOBライン、左右に林がある。セカンドも左右にOBラインとバンカーがあり、落し所が狭い。グリーンは少し砲台で、グリーン右にはOBラインと3つのバンカーでガードされている。
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やや左ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろし。セカンドは強い打ち上げ。グリーンの左と右手前はバンカーでガードされ、奥にも2つのバンカーがある。グリーン左のOBラインは浅い。セカンドは強い打ち上げのため1.5番手は違ってくるので、セカンドの距離感と正確性が重要になるホール。
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右にOBラインが続く、ストレートの長いミドル。グリーン左手前に配された松の木が効いてくる。砲台の受けグリーン。
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Aグリーンは手前に2つの大きなバンカーが待ち受けている。今回プレーしたBグリーンは、左に1つ右手前に1つのバンカーが効いてきて、グリーンは小さい。
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右ドッグレッグの難ホール。ティショットでは右のOBラインは浅い。270ヤード先から木立が右からフェアウェイに迫り出して、ティショットが右に飛び過ぎると。セカンドはスタイミーになる。強い砲台グリーンで、左右と奥はバンカーでガードされている。グリーンは一見強く受けているように見えるが、実際はほぼフラットなので読み間違えやすい。
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急な左ドッグレッグ。ティショット、セカンドとも左にクリークが走る。ティショットはフェアウェイ右半分に打ちたい。セカンドは左からは前方にある背の高い枝垂れ柳がスタイミーになる。グリーンは砲台で手前はバンカーでガードされている。グリーンは小さく、受けている。今回プレーしなかったAグリーンは2段状で、グリーン右はすぐにOBになり、難易度が高くなる。
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車で東京都心から1時間。昼食で食べた名物料理のハムサラダは美味しかった。
日本1の高額メンバーシップコースで1990年には会員権は4億円を超えた。東京に1,2年いた1990年代前半に小金井CCプレーしたかったが、クラブ側のルール35歳未満はプレー不可だったのでプレーでなかった。2013年に当時マスターズ選手権(オーガスタ・ナショナル)で優勝したばかりで、当時世界1位のプレーヤーだったアダム・スコットが、メンバー同伴でその年にプレーしようとして、フロントでプレーを断られたと聞く。35歳に少し満たなかったようだ。やはり世界トップクラスの選手がプレーできないのはおかしいので、そのメンバーの方が急きょ1日後の役員会を経て、その2日後にプレーできたと聞く。
ほぼ同時代にプレーしていたボビー・ジョーンズが生涯アマチュアを貫いたに対して、設計者のウォルター・ヘーゲンはプロゴルファーとしてキャリアを送った。プロスポーツ選手として生涯に100万ドル以上稼いだプレーヤーは1910年、20年代に大活躍したヘーゲンが最初だと言われている。
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2番 パー4 378ヤード(2)