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全体的に短い丘陵コース。OUTはドッグレッグが多く正確性が求められる。また300ヤード前半のミドルしかないので、中上級者には少し物足りない。INは少しだけ長く(パー36、3149ヤード)山の上に造られているが、それほどアップダウンは激しくない。14ホールのパー4、パー5で8番ホールの第一打は右ドッグレッグだが、それ以外は全て左ドッグレッグレッグ(9ホール)、ストレートホール(4ホール)とドッグレッグホールのバランスが良くない。コースの手入れは悪くない。砲台グリーンが多いので、グリーンを外すとアプローチが難しくなる。最も海側に位置する名物16番ホールは素晴らしい。
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左ドッグレッグのとても短いミドル。ロングヒッターは直線的にグリーンを狙うと1オン可能だが、グリーン左右のOBゾーンはとても浅い。安全にはティショットを短いクラブで刻む方が良いがバーディが欲しいホールなのでクラブ選択が重要。グリーンは縦長で少し右傾斜していて、左手前にバンカーが配されている。 |
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FWは蛇行しているが、ほぼストレートの綺麗なロング。グリーン手前100ヤードからかなりの打ち上げになる。ロングヒッターは2オンも可能だが、グリーンをオーバーすると奥に2個のバンカーがあり、難しいアプローチになる。
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強い左ドッグレッグの短いミドル。ティショットはやや打ち下ろしで250ヤードの飛距離があれば1オン可能。但しグリーン左サイドのOBゾーンは浅いのでリスクが伴う。グリーンはほぼ円形で右手前と右奥はバンカーでガードされている。
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やや右ドッグレッグの打ち上げホール。このコースでは距離がありタフなミドル。グリーンは横に長い楕円形で、手前のガードバンカーが効いてくる。
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やや左ドッグレッグの短いミドル。ティショットはセミブラインドの打ち上げで、中央の松狙いが良い。セカンドはブラインドの打ち下ろしでグリーンは見えない。グリーンは横に細長く、左右にバンカーが配されている。良いホールではないが、ティグランドから桜島が見える。 |
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左手前方に桜島の絶景が広がる名物ホール。海抜250メートルから錦江湾に向かって打ち下ろす絶景ショート。ティショットは強い打ち下ろしで距離があり海風の影響も受けるので難しい。グリーン左手前のOBゾーンが食い込んでいるのと左サイドのOBゾーンも浅いのでプレッシャーになる。グリーン右にはバンカーがある。グリーンはほぼ円形で右に傾斜している。このホールだけを経験するためにコースをラウンドする価値があるかもしれない。
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ストレートの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは左サイドのOBゾーンに注意。セカンドはダウンヒルのライから打つので難しい。グリーンは少し砲台で左傾斜していて、右サイドはバンカーでガードされている。 |
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鹿児島空港から南西に35分、鹿児島市から北東に15分。ビジターのプレーは可能。お風呂は温泉。
久米田己代治設計のコースは南国CCだけである。
プレー後は海岸線に沿って南に12分の仙巌園を見学した。薩摩藩主島津氏の別邸・大名庭園で、錦江湾を隔てて桜島を借景とする庭園は見事な造りだ。今回は初めて「御殿」の中も見た。薩摩藩が国内外の要人をもてなす迎賓館としても使われたようだ。
プレー前日は鹿児島市内の城山ホテル鹿児島に泊まった。標高108メートルの高台にあるホテルで、温泉露天風呂から眺める鹿児島市街地と桜島は絶景。夕食はホテルからタクシーで10分ほど南下した繁華街の天文館にある梵道留で食べた。しゃぶしゃぶが美味しい店だ。
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2番 パー4 328ヤード(2)