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伊勢志摩国立公園の中に位置し、「真珠の宝石箱」と呼ばれる英虞湾に面した大崎半島をまるごと使った広大な敷地に展開するシーサイドコース(コースから海はほとんど見えない)。OUTは北側にあり丘陵コースでFWは広く、池の配置が巧みで、1番、6番、8番ホールは池絡みで美しい。INは南側にあり、英虞湾を取り込んだシーサイドホールが多く14番から17番ホールは右側に入り江が隣接する。旧合歓の郷ゴルフクラブで、2015年の大改造によりNEMUに変更された。改造ではOUTとINを逆にした。
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右ドッグレッグの短いロング。ティショットは打ち下ろしで右サイドに広がる池が効いてくる。セカンドは池越え。サードは強い打ち上げ。グリーンは手前から奥に傾斜していて、左サイドと奥にバンカーが配されている。
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左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしでFWは狭く、右サイドのバンカーが効いてくる。セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーンはほぼ菱形で受けていて、左手前と右サイドはバンカーでガードされている。 |
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やや打ち下ろしで左右2つの池が絡んでくるショート。グリーンは強く受けていて、左手前と左奥は大きなバンカーでガードされている。
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ほぼストレートホール。ティショットではFWは広いが、左サイドのOBゾーンは浅く、右サイドには林と崖がある。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは受けていて3個のバンカーでガードされている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットは左のOBゾーンは浅い。セカンド打ち上げ。グリーンは3個のバンカーでガードされている。 |
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名物ホール。英虞湾の入り江を回り込むように強く右にドッグレッグしたタフなミドル。ティショットでは右サイドの入り江はブラインド。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは砲台で強く受けていて、左右に大きなバンカーが配されている。 |
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ほぼストレートのミドル。ティショットは打ち下ろしで右サイドに入り江が広がる。セカンドは打ち上げ。グリーンは横長で受けていて、3個のバンカーでガードされている。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで左右にバンカーがあり、右サイドの森が迫っている。セカンドもやや打ち下ろしで、サードが打ち上げになり、グリーンの右サイドは木が密集して入り江もある。グリーンは横長の砲台で右傾斜。グリーン手前の2個の深いバンカーが効いている。
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名古屋市からほぼ南に2時間30分、大阪市からほぼ東に3時間、伊勢市から南東に50分。近鉄志摩線・鵜方駅から15分。パブリックコース。評価の高いホテル併設されており、宿泊ゴルフで人気が高い。旧10番ホールを改造した練習場、40ヤードの距離から打てるアプローチ練習場は秀逸。お風呂は温泉。
設計者の伊藤光雄は元ヤマハリゾート社長と伊勢CCの元支配人経験者で他に設計コースはない。コースの監修は元USツアープロのハル・サットン。再設計者たちは全米ゴルフ設計家協会元会長のダミアン・パスクーツォとUSツアープロのスティーブ・ペイト。
伊勢志摩国立公園は日本の原風景が残る。英虞湾周辺にはリゾートホテルも充実していて、プレー前日はサンぺルラ志摩に泊まった。近鉄浜島CCへは南西に20分。前夜はホテル内のレストランで伊勢海老など地元伊勢志摩の食材を使った料理を食べた。
プレー翌日はゴルフ場からもホテルからもほぼ北に40分の伊勢神宮の下宮、内宮に参拝に行った。参拝後は内宮のすぐ近くにあるおかげ横丁でランチを食べた。伊勢神宮は約2000年以上も昔に建てられた全国の神社の本宗であり、日本人の心の故郷であり、以前から一度訪ねたかった。初めての参拝は荘厳さに圧倒され感動的な体験だった。
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1番 パー5 494ヤード(3)