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糸島半島、玄界灘沿いに展開するシーサイドコース。玄海国定公園内に位置し、自然の造形をそのまま活かしている。ほとんどのホールから海が見えて、景観が抜群に良い。砂浜海岸にこれだけ隣接したコースは日本では他に類を見ない。海に向かってのティショットではじまり、18ホールでシーサイドコースならではの絶景が広がる。コースはアップダウンがあり、OBゾーンは多くあるが、FWは広くゆったりとしていて全体的に距離が短いので、好スコアが期待できる。
パー3に良いホールが多く、パー5は距離が短いか打ち下ろしのどちらかで、4ホールとも2オンにチャレンジできる。冬のプレーは海風が強くなるので難しくなり、風を攻略できるかがポイントになる。2000本ほどのパームツリーなどの熱帯樹木がコース内に植栽されており、南国情緒を感じながらプレーできる。
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名物ホール。左手には海すぐそばまで押し寄せる、距離のあるショート。グリーンの左サイドのビーチはOBになり、右サイドのOBゾーンも浅い。グリーンは砲台で、右手前に大きなバンカーが配されている。波が打ち寄せる潮騒が聞けるユニークなホール。
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距離が短めで、緩やかに下っている少し右ドッグレッグのロング。グリーン手前に50ヤードから小さな池が置かれ、この池をどう攻略するかがポイント。グリーンは砲台で受けていて、3個のバンカーでガードされている。
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打ち下ろしのショート。グリーンの四方を4個のバンカーで囲まれている。受けグリーン。 |
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左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、左コーナーのバンカー越えには220ヤードのキャリーで越える。グリーンは縦長の砲台になり、3個のバンカーでガードされ、右サイドから奥にかけてのOBゾーンも浅い。 |
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強く右に曲がってから、左に曲がるダブルドッグレッグで短いロング。右サイドは海になる絶景ホール。ティショットはフラットでセカンドからは打ち上げ。ティショットは右サイドの大きなバンカーが効いてくる。風向き次第だが、このバンカーを越えるルートで攻めるとショートカットになり、2オン可能。セカンドでは左右にバンカーがあり、右サイドのOBゾーンが浅い。グリーンの右手前に深いバンカーが配され、花道は急な下りスロープになる。受けグリーン。
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やや右ドッグのロング。ティショットは豪快な打ち下ろしで、セカンドも打ち下ろしなので、ロングヒッターは2オン可能。ティショットは左右のOBゾーンに注意。砲台グリーン。 |
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打ち下ろしのショート。グリーンの左はOBゾーンのビーチがあり、手前に2個、奥に1個のバンカーが配されている。グリーンの右サイドは林でガードされ、林の中からのアプローチは難しい。
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福岡市からほぼ西に55分、福岡空港からほぼ西に1時間10分。ビジターのプレーは可能。
九州での阿部恒夫設計は6コースあり、武雄CC、喜々津CC、ローレル日田CCなどがある。
プレー前日は天神のホテルで泊まり、徒歩20分ほどの“むろや”で食べた。おばんさいが美味しかった。
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グリーン後方から見る2番ホール