山の高台にあるが、アップダウンが少ない丘陵コース。高知平野、南国市内を見下ろして、遠くに太平洋が見え、景観がとても良く、南国風の椰子の木が立ち並ぶ。FWはとても広く、OBが出にくいので、ティショットはプレッシャーなくて思い切り振っていける。OUTはなだらかなアップダウンがあり、木々に囲まれていている。インはよりフラットな開放的なレイアウトで、OUTよりINが難しく良いホールも多い。ウォターハザードがOUTで４つ、INで４つ絡んできて、距離も７１００ヤードを越えるで、手強いコースと言える。山から吹きおろし、谷から吹き上げの風が強い日は難度が増す。２グリーン制なのが少し難点。メイングリーンは普通の大きさで（隣のサブグリーンはかなり小さい）、砲台グリーンか強い受けグリーンが多いので、グリーンを外した時のアプローチの巧みさが要求される。

クラブハウスから見下す景観

４番ホールからの景観

５番、パー３

６番ティからの景観

１３番、パー５、セカンド地点

（右奥グリーン）ティがグリーンまで右サイドのOBゾーンが浅い、右ドッグレッグの雄大なロング。ティショットは打ち下ろしになり、左右の２段FWを選べる。低くて狭い右FWはショートカットになるが、OBに近くセカンドで前方の木立が張りだしているので、ティショットで距離が出ないと、セカンドでスタイミーになる。安全には高くて広い左FWが良い。ロングヒッターの２オン狙いは右FWが良い。左FWからのセカンドは打ち下ろしになり左に池、右にOBはあるがFWは広い。グリーンは横に長く、右手前にバンカーが配されている。

（左奥グリーン）右ドッグレッグの２オン可能なロング。ティショットではロングヒッターは左サイドのバンカーが効いてくる。セカンドでは右サイドの池が絡んできて、右サイドからはこの池越えになる。左サイドからはこの池がスライスボールを待ち受ける。グリーンは砲台で受けていて、手前と左奥はバンカーでガードされている。

（右グリーン）もう一つの名物ホール。左サイドにOBが続く、やや右ドッグレッグのロング。ティショットは打ち下ろしで、ロングヒッターは左サイドのバンカー、右サイドのひょうたんの形どった池が効いてくる。セカンドは少し打ち下ろしで、もう一つのひょうたん池が右サイドからFWに食い込んでいる。ロングヒッターは池の手前に安全に刻むのが良い。グリーンは強い砲台で、右手前と奥のバンカー、右サイドのOBラインでガードされている。