アワナキジャルG&BR 
Awana Kijal Golf & Beach Resort

コースデータ
所在地 マレーシア、トレンガヌ州  
コース長 7130ヤード、パー72  
コースレート    
プレー日 2005年7月2日  
設計者 モハマンド・カメル・ヤシーン.  
オープン 1996年  
キャディ あり  
ゴルフカート あり  
評価
総合評価
3.65
コースレイアウト
4
難易度
3
グリーンコンディション
3
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4
 
海岸線に沿って造られたフラットなコース。Outは樹木が少ない分簡単だが、Inに入ると林が効いてきて、よりチャレンジングになる。ほとんどのホールが海岸線に平行にデザインされているので、プレー中にビーチの景観を楽しむことが出来る。



景観

景観

景観

3番 パー5  634ヤード

3番 パー5 634ヤード(2)

3番 パー5 634ヤード(1)
長いロングホール。残り120ヤード地点から軽く左ドッグしている。
 
4番 パー3  181ヤード

グリーンから望む4番ホール

4番 パー3 181ヤード(1)
池越えのショートホール。グリーン前面まで池が食い込んでいる。池を避けて大き目に打つとグリーン奥のバンカーに捕まる。
 
7番 パー4 437ヤード
“S”字型の難ホール。軽い左ドッグの後、右ドッグしている。グリーン手前のバンカーの顎の高さは5メートルもあり、マレーシアで一番深いバンカーである。このバンカーだけは絶対避けるべきで、入れようものならパーセーブどころか、ボギーセーブも困難になる。
 

5メートルの深さのバンカー

7番 パー4 437ヤード(2)

7番 パー4 437ヤード(1)
 
11番  パー4 303ヤード

11番 パー4 303ヤード(2)

11番 パー4 303ヤード(1)
非常に短いパー4。池越えのティショットは180ヤードのキャリーが必要。ティショットの落し所は狭く、グリーン手前には池が食い込んできている。
 
14番 パー3 150ヤード
海岸のショートホールで名物ホール。それほど難しいホールではないが、非常に美しいホール。グリーンはビーチの上に造られ、マレーシアでもっとも長いビーチバンカーで囲まれている。このビーチバンカーはモンスーンの時期や満潮時にはウォーターハザードに変わる。2002年の“ゴルフマレーシア”の読者の投票にてコタブルマイG&CC2番ホールに次いで、マレーシアのゴルフコースで2番目に美しいホールに選ばれる。
 

ビーチバンカー

14番 パー3 150ヤード(2)

14番 パー3 150ヤード(1)
 
15番  パー5 480ヤード
距離のあまりない、左ドッグのパー5。フェアウェイは狭くその両サイドの林が効いていて、グリーンの周りも林でガードされているので、各ショットを超正確に打つ必要がある。短いので2オンは可能だが、少し間違うと大叩きするホール。バーディも8、9もありうるホール。このホールはあまりにもターゲット性がありすぎて、良いホールとは言えないが、バーディ、イーグルを狙いにいくか(攻撃的に攻めるとダブルボギー以上のスコアーに陥りやすい)、堅くパー狙いで刻みに徹するかで、ティショット、セカンド、サードともクラブ選択が違い、攻め方にバライティがある。上級者を刺激するホールと言える。
 

15番 パー5 480ヤード(3)

15番 パー5 480ヤード(2)

15番 パー5 480ヤード(1)
 
17番  パー4 410ヤード

17番 パー4 410ヤード(2)

17番 パー4 410ヤード(1)
左側の海岸線と平行に走るストレートなホール。フェアウェイ右側に池があるので注意が必要。ホール左サイドに映る海岸線は美しい。
 
余談

クアラルンプールからクアンタンまで飛行機で40分、その後クアンタンから車で90分、もしくはクアラランプールから車で4時間。このコースは5星のリゾートの中にあり、プレー後にプールにドボンと浸かるのも気持ちが良いだろう。今回家族旅行で地中海クラブのチェラティンビーチで泊ったが、コースまではタクシーで45分。



ホテル

プール

このコースはシーサイドコースだが、海抜1700メートルの高所に位置するアワナゲンティンG&CCと同じ系列。メートル表示が一般的なマレーシアでは珍しく、このコースはヤード表示。

モハマンド・カメル・ヤシーン設計での他のマレーシアのコースは、メルバレーG&CC、ユニパータマGCがある。