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バンコック郊外にはめずらしく高低差があるコース。フラットな水田地帯を、素晴らしいゴルフ場に変身させたのである。芝が強いのが特徴で、ティショットが安定しないプレーヤーはフェアウエイ・ラフでてこずるであろう。雄大な敷地内に戦略性に富んだレイアウトのホールが続き、上級者好みの雰囲気を感じさせるクラブと言える。
最新版 |
グリーンまでずっと池越えの難しいパー3。又、左から右に傾斜した50ヤード近くある3段グリーンはどこのピン位置でも落し所が難しい。 |
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ロングヒッターにとっては2オン可能なロングホール。しかし、アイランド・グリーンに向かって打つセカンドショットはかなりの上級者でも痺れそう。グリーンは横長の割に縦の奥行きが余りない。グリーンの緑、ブルーの池、そして、バンカーの白い砂のコントラストが美しい。 |
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非常にタフなパー4。長さだけでなく、ティショットの落とし所が狭く且つフェアウェイ両サイドのバンカーも良く効いている。グリーン左と手前にいくつかのバンカーが待ち構え、セカンドショットも正確性を求められる。更に、グリーンの奥行きがあまりないので、止めるショットが打てないと苦しい。
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フェアウェイは比較的広いが、右側は池が迫っている。グリーンの3面を水で囲い、正確性の高いセカンドが要求される。グリーン右サイドには水はないもののバンカーが待ち受けており、高い弾道のショットが必要となる。 |
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巨大なバンカー越えのショートホール。大きめのグリーンは左から右に傾斜している2段グリーン。グリーンとバンカーのコントラストが眩しいと共にジャングルを思わせる借景も素晴らしい。 |
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フェアウェイ全体が持ち上げられているので、独特の表情を持つ美しいロングホール。タイトなフェアウエイに向かってティーショット・セカンドを打って行く為正確なショットが要求される。 |
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やや右ドッグレッグのパー4。セカンドショットは池越えとなり、ミスショットに対しては、左右のバンカーとスロープが待ち構えている。 |
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バンコック都心から車で1時間近くかかる。
欧州男子ツアーの「ジョニーウォーカークラシック」が2000年に開催され、タイガー・ウッズが優勝してコースが有名になった。ちょうど2週間前に2004年「ジョニーウォーカークラシック」が行われて、Outは少しラフが刈られていたが、Inはトーナメントと同じラフの状態で、ラフに入れば、ショートアイアンもしくはウェッジで出すだけという非常に厳しい設定であった。今回はバックティとフロントティの間のブルーティ(6579ヤード)での短い距離でのプレーだったが、それでもティショットをラフに入れるとボギーは覚悟をしなければならなかった。トーナメントの方はミゲル・アンヘル・ヒメネスがなんと17アンダーも出し優勝したようで、トッププロの技量に舌を巻いた。
ロン・ガールはアメリカ、特にフロリダ州のゴルフ場の設計を多く手掛けていて、このゴルフ場が彼のアジアでは最初のデザイン。他のアジアでのロン・ガール設計コースはタイではザ・ロイヤルジェムズ
ゴルフ・シティ、中国では九龍山将軍GCがある。
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6番 パー3 238ヤード