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世界遺産のカオヤイ国立公園を越えたところに位置する山岳ゴルフ場。コースはハイランド、クリーク、バレーの各9ホール、合計27ホールのコース。各コースともに距離があり、狭く、戦略性も高い。非常に勾配の強いレイアウト、ホールの両側から迫ってくるブッシュ、数々の大きな石を巧みに配置したデザインが特徴。3コースの内ハイランドコースが比較的フラットで景観も良いので、今回プレーしたハイランド、クリークの18ホールがお薦め。クリークコースはコース名通りクリークが絡むホールが多い。どの組み合わせでもボールを良く無くしてしまうので、ボール数には注意が必要。狭すぎるホールが多く、正確にショットが打てる中上級者向けのコース。グリーンまで傾斜が強くアンジュレーションが複雑なのでパットまでも難しい。
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打ち下ろしの距離のあるショート。グリーンの両サイドにバンカー、手前にいくつかの大きな石が配されている。縦長の2段グリーンで奥に下っている。 |
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やや左ドッグレッグのとても長いミドル。セカンドはやや打ち上げになり、砲台グリーンに打っていく。グリーンは横長で奥行きはあまりなく、左傾斜している。パーオンするにはティショット、セカンドともに距離と正確性が要求される。パーを取るとバーディのように嬉しいホール。 |
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右ドッグレッグの打ち下ろし。ティショットでは左右フェアウェイバンカーが効いてくる。セカンドでウッドを使うと落し所のフェアウェイがとても狭いので、どのクラブを使いどの場所に落すかが重要になる。グリーンの左にブッシュ、左手前と右はバンカーがある。セカンドから望む遥か前方の谷の景観が素晴らしい。
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やや右ドッグレッグで急な打ち下ろし。ブッシュと蛇行するクリークでフェアウェイが4つに分かれている。ティショットはドライバーを使い、2つ目のフェアウェイ狙いはとてもターゲットが小さいので、リスクが高い。成功すれば2オンが狙える。安全に攻めるにはティショットは右の1つ目のフェアウェイに刻み、セカンドをクリークに挟まれた3つ目のフェアウェイに再度刻むのが良い。そうするとサードショットはフラットなクリーク越えになる。受けグリーン。
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打ち上げていく、クリーク越えの短いショート。ティグランドとグリーンの間に3本の木が配され、スタイミーになるかもしれない。グリーンは縦に細長い2段グリーン。 |
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やや打ち下ろしていく長いロング。右に曲がってから左に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットは左に1つのバンカー右に長い石垣が続き、落し所が狭い。セカンドも落とし所がタイト。グリーンの手前に小さな池があり、サードショットは池越え。
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3つの9ホール中で一番長い。クリーク・バレーコースの18ホールでコースレートが77.4になる。 |
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左ドッグレッグの打ち下ろし。ティショットは左右のブッシュに注意。グリーンの両サイドをバンカーでガードされている。受けグリーン。 |
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美しいショートホール。グリーンの右に大きな木があり、ドローヒッターには打ちにくい。グリーン左奥が一番低い3段グリーン。グリーンの手前半分の横幅があまりなく、しかも両サイドにバンカーが配されているので、ピン位置が手前の時が最も難しい。 |
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アイランドグリーンのショート。正しいクラブ選択が大切。 |
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バンコック都心から車で3時間。コースに併設されたヴィラで宿泊できる。今回はカオヤイの中心に位置するテムズバレー・カオヤイで宿泊した。ホテルからコースまで車で40分。
プレー前夜はカオヤイ国立公園エリア内にあるチョコレート・ファクトリーで食事をした。名前からはチョコ―レートの店を想像したが、本格的なイタリアンだった。
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クラブハウスからの景観