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スズ鉱山の跡地に造られた、高低差のかなりある丘陵コース。長年の採掘で切り取られた赤土の小山がコース中に点在し、各ホールをセパレートしている。豊富な熱帯雨林と相まって、独特な景観をかもし出している。自然の立地をそのまま活かした設計で、フェアウェイが狭いホールが多く、基本的には中上級者向けのコース。狭いフェウェイだけでなく、池、バンカーも戦略的に配され、各ホールにおいて攻めるか、守るかの頭脳プレーを要求される。ショート、ミドル、ロングホール全てで長短を上手く組み合わせている素晴らしいレイアウト。
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池越えのショート。グリーン手前だけでなく、右も奥も池に面する。グリーンは55ヤードと横に長く、真ん中が高く馬の背になっている。ピン位置が右の時は、奥行きがあまりないグリーンの手前はバンカーと池、奥も池に面しているので、難易度が更に増す。グリーン背後に聳える赤土の小山の景観は見事。 |
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やや左ドッグレッグの短いミドル。狭いフェアエウェイの左右に熱帯雨林が迫り出していて、ティーショットは難しい。このホールも赤土の小山のふもとにグリーンが佇んでいる。 |
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豪快な打ち下ろしのショート。50メートル近くの深さの谷底あるグリーンに打ち下ろしていく。ショートアイアンでグリーンを狙えるが、グリーン左には熱帯雨林が迫り出しているので、グリーンから10メートル左に外すとロストボールになる。 |
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右ドッグレッグのロング。ティーショットは打ち下ろし。セカンドショットで右の池と、フェアウェイ左右のバンカーが効いてくる。グリーンに近づくにつれ、フェアウェイ幅は絞られてくる。グリーン前面は池に面する。 |
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ストレートの緩やかに打ち下ろしていくミドル。このホールもティーショットの落とし所が狭い。グリーンは少し砲台で2つの小山がグリーン右横と背後に聳えている。
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少し打ち下ろしのブッシュ越えのショート。グリーンはブッシュに囲まれていて、水に囲まれたアイランドグリーンよりも新鮮味がある。 |
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やや左ドッグレッグの長いミドル。ティーからグリーンまで左は池。グリーン周りにはバンカーが効果的に配されている。グリーンは緩やかな傾斜の3段グリーン。
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左ドッグレッグの後、右ドッグレッグしている短いミドル。ティーショットは打ち下ろし。ティーからは飛べば飛ぶほど落とし所が狭くなっているので、ドライバーを使わないのが賢明。セカンドショットは池越え。グリーンは横長で奥行きはあまりない。グリーン背後の赤土の小山が印象的。 |
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大きな池を囲むように左ドッグレッグしている、距離のあるミドル。ティーショットは打ち下ろし。セカンドショットは池越え。セカンドショットの距離と方向性が重要なホール。 |
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ストレートのやや打ち上げのミドル。ティーショットは池越え。グリーンは砲台で、手前のバンカーが効いている。両サイドにある赤土の小山の間にグリーンが造られていて、この小山が美しいのと同時にホールの戦略性をも高めている。特に、左の小山はグリーンのすぐ近くに聳えているので、セカンドショットでのフックボールは禁物。 |
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右ドッグレッグのロング。ティーショットは少し打ち下ろしになり、フェアウェイ右のバンカーが効いてくる。セカンドショットはフェアウェイを横切る3つのバンカーを越えるか手前に刻むかの決断に迫られる。 |
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プーケット空港から車で45分。プーケットタウンから車で15分。ビジターの予約は可能。フルバックティーからのプレーは可能。コテージタイプの宿発施設あり。クラブハウスを新たに建設中。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2015年度のタイでのベスト40コース中第6位に選べれている。
このゴルフクラブには、ロックパームGCがあり、合計36ホールのゴルフ場である。ジョナサン・モローはプーケット在住のイギリス人。初めて聞く名前だが、素晴らしい設計をしている。2010年にはバンコク周辺のリバーデールGCの設計もしている。
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1番ホールの景観