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サンタモニカ山脈の麓に位置し、ギザギザの山々と丘の中腹に囲まれた谷間にレイアウトされている。18ホールが完全にセパレートされていて、コースは荘厳なオーク、ヤナギ、プラタナスの木立がコース内にちりばめられていて素晴らしく、また標高の変化があり戦略性を増している。池、小川、滝、谷が有効に使われ、いくつかのFWを縁取る巨大な岩もあり、とても美しく且つチャレンジングなコースになっている。すべてのティーボックスから息を呑むような景色を眺めることができ、パー3が5つ、パー5が5つあり、パー3、パー4、パー5のバリエーションが豊富で、とても上手く設計されている。グリーンはとても硬く、スピンが効いたショットでなければ止まらない。
2016年にニクラスが改造をして、一部のグリーンはよりフラットに一部のグリーンには輪郭が追加され。FWバンカーもいくつか新設され、コース全体がアップグレードされた。グリーンは常時PGAツアー並みに速く、コースコンディションも素晴らしい。2019年に習志野CCで日本初の2019年PGAツアー「ZOZO
CHAMPIONSHIP」開催されたが、2020年度も習志野CCで開催される予定だったが直前に変更されて、シャーウッドCCでPGAツアー「ZOZO
CHAMPIONSHIP」を開催した。また、PGAシニアツアーが2016年から2019年まで開催され、タイガー・ウッズも2000年から2013年にかけてヒーロー・ワールドチャレンジをシャーウッドで主催した。
スコアカード
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右ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしで山に向かって打つ。セカンド地点からグリーンまで打ち上げ。グリーンは横に長く、手前と左サイドにバンカーが配され、右手前の木立も効いてくる。
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ストレートの美しいホール。セカンドはブッシュ越え。サードは打ち上げ。グリーンは横に長くアンジュレーションが強い。 |
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名物ホール。池越えで少し打ち下ろしのショート。美しい山々の麓に横長のグリーンが置かれ、手前は池とグリーンの間に敷き詰められた岩に面する。グリーンから岩を経て池に流れるいくつかの小さい滝が見える。グリーン面に確実に届くショットが要求される。 |
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右ドッグレッグのタフなロング。蛇行するクリークによりFWは3つに分けられている。ティショットは緩やかな打ち下ろしでのクリーク越えで右サイドにもクリークが流れ、左サイドにバンカーがあり、FWはタイト。セカンドもサードもクリーク越え。グリーンは縦長で、右サイドにバンカーが配され、木立に囲まれている。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで右サイドにクリークが走る。グリーンは縦に長く、左手前に小さなバンカー、右サイドに大きなバンカーと荒地のハザードが配されている。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは左サイドに3個のバンカーがあり、飛べば飛ぶほどFW幅は狭くなる。ティショット、セカンドでは右サイドにクリークが流れ、サードはクリーク越え。縦長の2段グリーンで、グリーンの左サイドはクリークが走り、右手前はバンカーでガードされている。ロングヒッターは2オンを狙えるが、グリーンの左半分はウォータ―ハザードなのでリクスが伴う素晴らしいリスクと報酬ホール。11番から13番ホールはオーガスタ・ナショナル同様の3ホールのアーメン・コーナーになる。 |
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池越えのショート。グリーンは左手前から右奥へ伸びる斜めに長く、右サイドはバンカーがあり池にも面する。 |
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右ドッグレッグの難しいミドル。ティショットでは左サイドのOBゾーンは浅く、右サイドのウォータ―ハザード効いてくるので、ティショットの精度が問われる。FWは強い右傾斜。セカンドは強いつま先下がりのライからの難易度の高いショットになる。縦に細長いグリーンの右手前から右サイドに長いバンカーでガードされ、プラタナスの木立に囲まれている。他のどのホールよりもこのホールで3パットが頻繁に発生するほどグリーンは手強い。 |
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左ドッグレッグ。ティショットでは右サイドにクリークが走る。セカンド地点から緩やかな打ち上げで、落下地点のFW真ん中に大きなバンカーが配されている。グリーンは縦長の強い砲台で、手前に2つのバンカーがあり、すぐ右に2本の大きな木もある。
(サード地点の写真なし) |
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打ち下ろしの谷越えで、ダイナミックで長いショート。山の麓にあるグリーンは斜めに長い2段形状で、4個のバンカーでガードされている。グリーンは傾斜が強い。 |
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右ドッグレッグの素晴らしい最終ホール。ティショットがFWの丘越えになり、少し打ち下ろしのブライドショットになるが、FW右半分に打つのがベスト。セカンドはダウンヒルのライから難しい池越えのショットが要求される。縦長のグリーンは受けていて、手前は池に面し、左右のバンカーと左サイドのクリークにガードされている。このホールの美しさは、丘を登った後のセカンド地点から望む景観が見事で、正面の岩壁と水、傾斜のあるグリーンの左サイドにある滝とバンカー、右サイドにあるポットバンカー、奥に聳えるクラブハウスなどを見ると興奮する。美しいだけでなく、セカンドでのショットの精度と力強さが無ければ、なかなかパーオンしない。 |
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ロスアンゼルスから西に、ロスアンゼルス空港からほぼ西に55分。プレーにはメンバー同伴が必要。クラブハウスは豪華で、メンバーは有名なハリウッドの俳優とかスポーツ選手が多いと聞く。メンバー数は400人弱と少ない。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度カリフォルニア州ベスト100コースで第30位。カリフォルニア州には1000ほどのゴルフコースがある。
ジャック・ニクラス設計コースで2020年度カルフォルニア州ベスト100コースにランクインしているのは、マヤカマGC、シャーウッドCC、PGAウェスト(ニクラス・プライベートコース)&(ニクラス・トーナメントコース)、ベアー・クリークGC、ルビー・ヒルGCなどがある。
プレー前日は リビエラGCでプレー後にクラブハウスの中にあるホテルに泊まった。各部屋には往年のプレーヤーが使用した名前が付けられていて、私と友人はボビー・ジョーンズの部屋に泊まった。ホテルからシャーウッドCCへはほぼ西に45分。夕食はホテルから車で5分のAmici
Brentwoodで食べた。美味しいイタリア料理店だ。
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2番 パー5 522ヤード(3)