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ニューコースとノース・サウスコースの各18ホールとイーストコースの9ホールとを合わせて45ホール有する一大ゴルフリゾート。ニューコースはジャック・ニクラスがセントアンドリュースのオールドコースを称賛のしるしとして、造られた。コースの周辺だけでコース内には背の高い木は全くなく、石壁にも時々出くわし、ポットバンカーはセントアンドリュースと同様の3.6メートルの深さで、それらのバンカーは常時プレー中良く効いてくる。また、オールドコースを模倣した7個の他のグリーンとの共有巨大グリーンも面白い。つまり14ホールがとても長い共有グリーンである。
FWもグリーンもスコットランドのコース同様に硬く、ボールが良く弾む。バーン(クリーク)の形状もスコットランドのコースで見かけるのとそっくり。1番と18番ホールはセントアンドリュースのオールドコースのレプリカ。フロリダ州の真ん中にあり海沿いではないコースで、セントアンドリュースでプレーしたことがないゴルファーにセントアンドリュースでのリンクス風の体験を味わえるとの観点からは、ユニークなコースと言える。
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットではFWはタイトで右サイドは密な林なので、ボールがそこに飛べば、ロストボールになる。また左右に2個ずつのFWバンカーがありFW真ん中にもポットバンカーがある。このポットバンカーに入れば、出すだけになる。グリーンは少し砲台でアンジュレーションが強い。
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少し打ち上げ。手前にポットバンカーが配され、グリーンは強く受けている。グリーンは11番ホールとの共有で横にとても長い。 |
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FWは波打っている右ドッグレッグ。ティショットでは合計6個あるポットバンカーが配されていて、狙いはFWの左中間が良い。セカンドはグリーンのすぐ手前を横切るバーン(クリーク)に注意。グリーンは受けながら左奥にマウンドが施されている。セカンドの正確性が要求されるホール。
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タフなショート。グリーンの左にポットバンカーが配され、砲台で6番ホールとの共有グリーン。 |
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名物ホール。右ドッグレッグの難ホールだが、FWはとても広いが左右に分かれている。左FWは距離が遠くなるので通常右FWを選ぶ。右FWへのティショットでは、左に5個のポットバンカー群があり越えるには255ヤードが必要で、左では石壁と池が効いてくる。セカンドはFWに横たわる巨大な“地獄のバンカー”を越えるか、手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは強い左傾斜で3番ホールと共有グリーン。グリーンは4個のポットバンカーでガードされている。
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2オン可能なやや右ドッグレッグの短いロング。このホールもFWは波打っている。セカンドはグリーン4、50ヤード手前のFWセンターに配された2個のクロスバンカーが効いてくる。グリーンは砲台で右に1個のポットバンカー、奥には道路と石壁が配されている。セントアンドリュース・オールドコースの17番がイメージされているホール。
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ストレートのやや短いミドル。バンカーが一つもないホールで右にはOBゾーンがあるが、10番ホールと共有FWなので広い。グリーンの手前に窪地があり、“罪の谷”と呼ばれる。グリーンは四角形。セントアンドリュース・オールドコースの18番のコピーホール。 |
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オーランド市から南西に25分、オーランド空港から西に22分。グランドサイプレスGRは言わば”ゴルフ銀座”の地域にあり、車で約1時間のエリアに150ほどのゴルフコースがある。パブリックコース。すぐ近くに評判の高いグランドサイプレスGRのホテルがあり、ノースコースの景観が部屋から見えると聞く。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度フロリダ州で第45位のベストコース。フロリダ州には1250ほどのゴルフコースがある。
ジャック・ニクラス設計のゴルフコースはフロリダ州で28あり、トップ100ゴルフコースの2018年度フロリダ州ベスト100コースにランクインしているのは、ラ・ゴースCC、オールド・コークスクリューGC、PGAナショナル・チャンピオンコース、ノース・パームビーチCC、ザ・ロクサハッチーC、アビラG&CC、グランドサイプレスGR・ニューコース、グランドサイプレスGR・ノース・サウスコース、ハンモックビーチR・オーシャンコースがある。
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4番 パー4 440ヤード(3)