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標高120メートルの高台からほぼ海抜近くの崖上までの急な傾斜地に展開するチェレンジングなコース。OUTとINの2つのループがあり、2番グリーン、4番ホール、5番ホール、15番グリーン、16番ホール、17番ホールは海に近い。ほとんどのホールで海が見え、コースからの景観はハワイ諸島の中でも1,2を争うと言われている。難易度もハワイ諸島で最も高い。クラブハウス、レストランからの海の眺めは絵葉書になるほどに良い。ニクラス設計特徴での、ティショットは広めでそれほどのプレッシャーはかからないが、グリーンに近づくにつれ、ホール幅が絞られている。
ティショット、セカンドでは複数の攻略ルートが提供されていて、技量に応じた正しい攻め方をすれば良いスコアにつながる。ティグランドも6箇所用意され、あらゆるプレーヤーに対応している。池は2ホールだけしか絡まないが、全てのホールで地形の高低差を上手く活かした設計がされている。またバンカー、溶岩、キアヴェの樹木、ブッシュの配置が見事で戦略性はとても高い。グリーンのアンジュレーションは上手くつけられていて、コースコンデイションも優れている。パー4は特に素晴らしいホールが多く、INの9ホールは全て風光明媚で高低差が強くて印象が強い。ただし、ホール間の移動距離が総じて長いのとカートで移動させての打ち下ろしホールが多く、カート必須のコースで歩きのプレーが出来ないのが少し残念。それ以外は、絶景の中で満足度がとても高いプレーが楽しめるコースと言える。
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ほぼストレートホール。ティショットは豪華な打ち下ろし。グリーンは少し砲台で斜めに長くて、奥の段が少し低い2段形状。グリーンの左サイドは、グリーンの長さと同じの大きなバンカーでガードされ、セカンドはそのバンカー越えになる。右サイドにもバンカーがある。 |
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ティショットとセカンドは海に向かって打つ、急な左ドッグレッグの距離のある難しいミドル。ティショットは打ち下ろしで、左右にはブッシュと巨大バンカーがある。左サイドは曲げるとロストボールになり、右に逃げれば、おそらくバンカーに捕まる。たとえティショットを成功しても、距離のあるセカンドが残り、FWウッドかロングアイアンでの、手前と右サイドが池に面したグリーンに、緊張するショットになる。縦に長いグリーンの左サイドと奥にはバンカーも配されている。ボギー以上の良いスコア―になれば、嬉しいホール。
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右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットは池越え、右手の大きなバンカー越え。セカンドも池越えになり、グリーン手前と右サイド前半分は池に面している。グリーンは縦に細長く、少し砲台で受けていて、左右をバンカーでガードされている。
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初めはストレートで、セカンド地点から左に曲がるロング。セカンドは左サイドの溶岩が効いている。サードは打ち上げ。グリーンは横に長く、は左サイドの溶岩エリアと3個のバンカーで守られている。手前のガードバンカーは特に深いので入れないように。
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グリーンの右後方に海が広がる美しいショート。グリーンは段壁に置かれ、ショットはブッシュのあるウェイスト・エリアと溶岩越え。グリーンは奥行きが50ヤードある縦長の2段グリーンで、右サイドに2個のバンカーが配されている。4つのパー3でのベストホールで戦略性も高い。
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やや右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットではFWは右に傾斜していて、右サイドに2個のバンカーが待ち受ける。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは横に長く、手前と奥にバンカーが配されている。 |
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やや打ち下ろしで、ティグランドから見えない池越え。グリーンは斜めに細長く5個のバンカーに囲まれている。グリーンの奥行きがあまりなく、周りのバンカーも効いているので、距離感と方向性が大事なホール。 |
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前方に海が広がり、FWは左に曲がっているが、ほぼストレートの短めのミドル。220ヤード先(322ヤードの青ティから)のFW真ん中にあるクロスバンカーを越えれば、通常フォローの風が吹きFWも硬いので、グリーンのすぐ近くまでボールを飛ばせるが、右サイドのフェスキューが迫っている。ドライバーを使うか他のクラブでFWキープするかの決断に迫られる。グリーンは砲台で強く受けていて、4個のバンカーでガードされている。
(セカンド地点の写真なし) |
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海に向かって打つ、とても長いショート。グリーンはほぼ横に細長く、左サイドにバンカー、右サイドにフェスキューが配されている。 |
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高低差の激しい名物ホール。豪快に打ち下ろしていく、やや左ドッグレッグの長くて難しいミドル。前方に青色にきらめく海が見え、黒い溶岩、白いバンカー、緑のFWとグリーンのコントラストが美しく印象的なホール。FW脇とグリーン背後に並ぶパームツリーがこのホールの景観の味わいを深めている。ティショットはクロスバンカー越えで、ドローボールが打てれば良く転がり、セカンドを短いクラブでグリーンを狙える。グリーンは右サイドに3個のバンカーがあり、左奥の段が低い2段形状。打ち下ろしを考慮に入れたセカンドの距離感が大切なホール。
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ほぼストレートのロング。ティショットは少し打ち下ろしで、セカンド地点から緩やかな打ち上げになる。セカンド地点で2オン狙いは直線的に、ウェイスト・エリア越えでグリーンを狙える。その場合は500ヤード前後の実際の長さになり、ロングヒッターは2オン可能だが、グリーンの左サイドはすぐOBゾーンになるのでリスクが伴う。セカンドを刻む場合はセカンド地点から左ドッグレッグになり、FWは少しタイト。グリーンは傾斜が強く、左サイドに2個の深いバンカー、手前の急な下り傾斜のラフ、奥のフェスキューとバンカーにも守られている。 |
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海と並行に走る、ほぼストレートホール。ティショットでは左右にバンカーはあるが、HWは広めで右から左に傾斜。セカンドが難しく、グリーンは左に振られ、斜めに長く、手前は4個のバンカーでしっかりガードされている。バンカーを避けてグリーン右エッジを寝洗えば、少し距離が出過ぎると、右奥のガードバンカーに捕まるリスクがある。グリーンはアンジュレーションが強い。 |
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コナ空港からほぼ南に30分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ハワイ州ベスト30コース第7位。ハワイ州には100ほどのゴルフコースがある。
ジャック・ニクラスのハワイ州での他の設計コースは、フアラライGC・フアラライコース、マネレGC、オーシャンコース・アット・ホクアラがある。一方フィル・スミスでのハワイ州での他の設計コースは、フアラライGC・ワイスコフコース、ククイウラGCがある。
プレー前日は民泊でワイコロア・ビレッジ内にある、The Aeolian Residence, Waikoloa
Villageで泊まった。コースまでほぼ南に1時間。。
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1番 パー4 448ヤード(2)