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溶岩の景観が印象的でチャレンジングなノースコースと有名な海越えホールを有するリゾートコースのサウスコースの36ホールある。サウスコースは溶岩流の跡をいかして蛇行するように設計され、海沿いの4ホール(7番、13番、15番、16番)を有するシーサイドコースである。コースはほぼフラットで、FWは広く、グリーンはほとんどフラットで難しくなく、レイアウトはノースコースの方が少し良いが、パノラマのマウンテンビューとオーシャンビュー、溶溶岩原を臨めるハワイならではの景観を味わえるのはサウスコースと言える。FWの縁にラフがあり、その外側には溶岩が広がる。芝のメンテナンスは良い。冬期のプレーでは海沿いのホールで良く鯨が見えると聞く。米シニアツアーのスキンズ・マッチの大会を1990年から2000年までサウスコースで開催した。
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溶岩越えのショート。グリーンは段差の強い2段形状で3個のバンカーでガードされている。 |
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やや右ドッグレッグの距離があり難しいロング。ティショットは左サイドの池と右サイドの4個のバンカーに注意。セカンドは右に溶岩があり、左サイドに配された池がロングヒッターは絡んできて、FWは狭い。グリーンは縦に長く、左サイドは池に面し、右サイドは2個のバンカーでガードされている。
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左手に海が広がる、溶岩越えの美しい打ち下ろしのショート。グリーンは縦に50ヤードも長い2段グリーンで、左サイドは40ヤードと細長いバンカーと溶岩エリアが配され、右サイドにも2個のバンカーがある。左からの海風をどのように読むかが大切。 |
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直ダブルFWになる。グリーンは縦に細長く3個のバンカーでガードされている。 |
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池越えの綺麗なショート。グリーンは縦長で3個のバンカーとグリーン右半部は池に囲まれている。 |
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海に向かって打つ右ドッグレッグのホール。ティショットでは左右にFWバンカーが3個ある。縦長いグリーンは真ん中から奥に下っているので、ピンが奥の面に切れられると難度が増す。 |
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左ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでは左右にある溶岩が効いてくる。グリーンの右手前にバンカー、左サイドから奥は溶岩に囲まれている。 |
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波飛沫の上に打っていくとてもスリリングな海越えの名物ホール。グリーンは4個のバンカーで囲まれていて、グリーン手前だけでなく左にも溶岩と海がミスショットを待ち受ける。傾斜の緩やかな2段グリーン。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
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ほぼストレートホール。ティショットでは左サイドに小さな池とクリーク、右サイドに溶岩があり、FWはタイト。縦長のグリーンは4個のバンカーと溶岩でガードされている。 |
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コナ空港から北東に30分。パブリックコース。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ハワイ州ベスト30コース第22位。ハワイ州には100ほどのゴルフコースがある。
ホーマー・フリント、レイモンド・カインが1981年にオリジナルの18ホールを設計し、10年後の1991年にロビー・ネルソンの18ホールの追加設計時に、サウスとノースコースに分けて、9ホールずつ新設した。サウスコースのオリジナルの9ホールは、1番と11番から18番ホール。
ロビー・レルソン、ネルソン&ハワース設計のハワイ州でのコースは、マウナラニ・ノースコース、マウナラニ・サウスコース、コナCC、カヒリGC、プアケアGC、ロイヤル・クニアCC、ホノルルCC、ザ・デューンズ・アット・マウイラニGCがある。
プレー前日は民泊でワイコロア・ビレッジ内にある、The Aeolian Residence, Waikoloa Villageで泊まった。コースまで東に18分。午前にサウスコースをプレーして、午後にノースコースをプレーした。
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9番 パー4 387ヤード(2)