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ベステージ・ステートパークは18ホールが5コースあり、その内4つがティリングハースト設計。コースレートが78.1と全米屈指の難易度を誇るコース。OUT
は林間風のパークランドコースだが、INは一転して南イングランドでプレーしているかのような、長いフェスキューがフェアウェイ両サイドに並ぶfヒースランドコースになる。総じてパーオンできないタフなパー4が多く、フェアウェイは狭く、距離があり、グリーンは小さくガードバンカーが効いてくるので、ティショットからアプローチまで、距離と方向性の両方を求められる。
池が一つしかないが、ブッシュ、バンカーでフェアウェイ、グリーンともにしっかりガードされている。18ホールを続けてプレーするレイアウトになっていて、9ホール終わってクラブハウスに戻らない。飛距離の出ないプレーヤーには難しいコースで、総じてプレーヤーの総合的な技量を試すのには最適のコースと言える。2002年と2009年に全米オープンを開催した。
2024年ライダーカップ開催予定。
スコアカード
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強い右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、フェアウェイはタイト。ティショットで距離が出ないと先方の木立がスタイミーになり、グリーンを狙えない。縦長の2段グリーンの両サイドは深いバンカーでガードされている。 |
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谷越えの距離のあるショート。グリーンは斜めに配され、左は2つの深いバンカーと右にも1つのバンカーでガードされている。グリーンは森に囲まれていてきれい。
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右に曲がってから左に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、巨大バンカー越え。ロングヒッターの2オン江狙いは、セカンド地点からグリーンは8メートルほどの打ち上げにになるので、グリーン上で止まる球を打つのが難しい。セカンドは右サイドに打つとサードでピンを狙いやすい。小さいグリーンは3つのガードバンカーに囲まれている。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
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右に曲がってから左に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、巨大バンカー越え。バックティからは右端のバンカーを越えるには最長240ヤードのキャリーボールが必要。グリーンはFWから9メートルほど持ち上がった丘の上になり、小さいグリーンは3つのガードバンカーに囲まれている。このホールもアメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
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左ドッグレッグ。セカンドはやや打ち下ろし。グリーンは砲台で、2つの大きなバンカーで囲まれている。
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池越えの打ち下ろし。グリーンは2段状で奥行きが46ヤードと細長く、左と奥はバンカーでガードされている。グリーンのエプロンは急な下り傾斜なので、グリーンまで届かなければ池まで転がり落ちていく。 |
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左ドッグレッグ。ティショットは打ち上げになり、左コーナーに配された大きなバンカーが効いてくる。ティショットは280ヤードの飛距離が出ないと、セカンドでピンが見えない。セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーン周りは2つの大きなバンカーとラフでガードされ、グリーン上には3つの大きなコブがある。
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とても長いミドル。最初の400ヤードはストレートでグリーンまで残り100ヤードから左に曲がる。フェアウェイ左右に合計7つのバンカーとフェスキューのラフが待ち構える。ティショットでは左右の大きなバンンカーが効いてくる。グリーンは小さく強い砲台。グリーン手前を深い窪みと2つの深いバンカーがガードしている。受けグリーン。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
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左ドッグレッグで長いロング。ホールロングヒッターはグリーン50ヤード手前に横たわるクロスバンカーが効いてくる。グリーンは右に振られていて、縦長の2段グリーンで右に1つのバンカーが配されている。
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左ドッグレッグの難ホール。セカンドは急な打ち上げ。グリーンは手前に2つ、左に1つのバンカー、右はラフの下りスロープでガードされている。
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やや左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしでフェアウェイはタイト。グリーンの左に1つ、右に1つの大きなバンカーが配されている。
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緩やかな打ち上げ。グリーンは5つのバンカーに囲まれている。左右2段の横長グリーンで左が高い。 |
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ストレートホール。ティショットは打ち下ろしで、ファアウェイの両サイドはバンカー群の塊とフェスキューのラフにガードされている。セカンドは打ち上げで、左右をバンカーでガードされた小さなグリーンに打っていく。
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ニューヨーク市からゴルフ場まで車で1時間、ラガーディア空港から40分。注意書きの看板はブラックコースの入り口にあり、“ブラックコースはとても難しいコースなので、上級者だけにプレーを推薦する”という内容が書いてある。
トットップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2018年度ニューヨーク州ベスト70コースで第6位、2020年度全米トップ100コースでは第27位。2020年度ゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて第53位に選ばれている。
A. W. ティリングハースト設計でトップ100ゴルフコースの2019年度全米ベスト100コースにランクインしているのは、バルティモアCC、ベスページ(ブラックコース)、クエーカー・リッジGC、リッジウッドGC、サンフランシスコ
GC、ウィングド・フットGC(イーストコース)、ウィングド・フットGC(ウェストコース)、サマセットヒルズCC、スリーピーホーローCC(アッパーコース)、ワイカガイルCCと10コースある。ニューヨーク州では61コースの設計と改造に関わった。
夕食はブルックリンにあるピーター・ルガー・ステーキハウスに行った。ニューヨーク・ステーキハウスの代名詞とも言える評判どおり美味しかった。
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12番グリーンの景観