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かなり傾斜のある起伏に富んだ立地に展開する丘陵コース。丘陵地の傾斜を上手に活かして、最高のルーティングがいくつかの丘を辿って造られている。4番、7番、8番、9番,17番ホールの5つのFWがラフでの境界線がなく、1つの共有FWになっているのは他で類をみない。高低差はあるが、カートに乗らずに歩きが可能で楽しいのも好感できる。グリーンの傾斜はかなりあって、高速グリーン。しかもマウンドとか尾根がありパットのライン取りが複雑なので、3パットは他のコースより多いであろう。平らなライからのセカンドショットがほとんどないので、いろいろな傾斜からのショットをしっかり打てる技術が必要。
グリーンが小さく砲台なのでパーオンの確率は少なくなるが、パットと寄せの技術がスコアメークの鍵になる。グリーンの形状全てがクラシックで個性的。20013年から2016年までクアー&クレンショーがオリジナルへの復元設計をしてからコースは数段良くなった。クアー&クレンショーは将来設計家を目指す人はこのコースを見て勉強する必要ありと言っている。
スコアカード
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ストレートホール。ティショットは打ち下ろしで、275ヤード先(416ヤードの青ティから)のFWにクリーク横切る。セカンドは打ち上げになり、ダウンヒルのライから打つので難しい。グリーンは左の下りスロープ、右と奥のバンカーでガードされている。グリーンは受けながら、左奥が高い2段グリーン。 |
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クリーク越えのショート。グリーンは横長で周りに5個のバンカーが配されている。グリーンは左に傾斜しながら、2つの尾根が走る。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは275ヤードを越えるとダウンヒルライになる。左サイドに打つと、セカンドで前方の木立が邪魔にならない。セカンドは打ち下ろしになり、2個のFW左バンカーに注意。グリーンの30ヤードほど手前をクリークが横切り、サードはやや打ち上げ。グリーンは砲台で4個のバンカーでガードされている。グリーンは左に傾斜しながら3個のマウンドが施されている。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前のクリークが簡単な2オン狙いを許さない。
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強い左ドッグレッグ。ティショットでは、左コーナに2個のFWバンカー越えには215ヤードのキャリー(382ヤードの青ティから)が必要。FWは左に傾斜していて、セカンドはつま先上がりのライから砲台グリーンに打つ。グリーン左右はバンカーでガードされ、グリーン手前のエプロンと右サイドは急な下りスロープ。グリーンは右傾斜しながら3個の小さいマウンドがある。
(セカンド地点からの写真なし)
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少し打ち下ろし。グリーンはやや砲台で、左手前の1個のバンカーと右サイドから奥への急な下りスロープになっている。 |
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ストレートのチャレンジグなホール。ティショットはFWの小さな谷と2個のクロスバンカー越えで、青ティ(383ヤード)からは200ヤードのキャリーで越える。FWは強い右傾斜していて、4番との共有FW。セカンドは打ち上げ。セカンドは打ち上げになり、つま先下がりのからの難しいショットになる。
グリーンは斜めに細長く、左右にバンカーが配されている。グリーンを少しでもショートすると、その右手前の急な下り傾斜で右手前の下まで転がり落ちる。グリーンは小さく真ん中に尾根が走る。 |
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打ち下ろしていく、やや左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしになり、17番ホールとの共有FWなので広いが、FWバンカーが合計6個配されている。グリーンは横に長く、そのすぐ手前をクリークが横切る。セカンドはダウンヒルの難しいライから、手前のクリークだけでなく、4個のバンカーでガードされていて奥行きのあまりないグリーンに、しっかり止まるショットを打つ必要がある。17番との共有グリーンで左サイドのグリーン。
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やや左ドッグレッグ。ティショットは森の中に打っていく感じになる、ブラインドの打ち下ろし。グリーンの右に1個のバンカーが配され、グリーンのすぐ後ろは森になる。グリーンは小さく、真ん中にマウンドが施されている。 |
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やや打ち下ろしの長いショート。グリーンは左手前の1個の大きいバンカーと右サイドの川でガードされている。グリーンは傾斜の緩やかな2段形状。 |
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ストレートの距離のあるミドル。ティショットではFWは強い右傾斜。セカンドはセミブラインドで、ピン方向はグリーンセンターの35ヤード後方に置かれた背の高いポールで確認する。グリーン手前に40ヤードにクリークが横切り、グリーンには2個のガードバンカーが配されている。グリーンは斜めの形状で、3段グリーン。
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ほぼストレートの短いミドル。ホールの右に木立があり左に川が流れ、FWは左傾斜しているので、ドローヒッターは要注意。グリーンは縦に細長く、5個のバンカーと左の川でガードされている。グリーン上は尾根が2つ横切り、少し左傾斜。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットではFWは急な右傾斜。セカンドはショートアイアンを使い、強いつま先下がりのライからショットになる。グリーンの手前はFWの谷のようで大きく窪んでいて、グリーンの右サイドも下りスロープになる。左右の2段グリーンで右に急傾斜している。グリーンの左に1個のガードバンカーがある。
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やや右ドッグレッグのとても長くて難しいロング。ティショットは打ち下ろしで、FWを斜めに横切るクリーク越え。FWは右傾斜していて、左に2個のFWバンカーと深いラフが待ち構え、右にはクリークが合流した川が流れる。セカンドではFWは右に急傾斜して右サイドには川がある。やがてその川はクリークになりグリーン手前を横切る。8番との共有グリーンで右サイドのグリーン。グリーン左右に配されたバンカーが効いている。
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ウィンストン・セーラム市内に位置する。シャーロット空港からほぼ北に1時間30分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。アーノルド・パーマー・ゴルフアカデミーが隣接。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度ノースカロライナ州で第2位のベストコース、全米ベスト100では第33位。ノースカロライナ州には600ほどのゴルフコースがある。
ペリー・マックスエル設計で2018年度全米100ベストコースに入っているのは、オールドタウンC、プレーリー・デユーンズ、サザンヒルズCC・チャンイオンシップコース、 クリスタル・ダウンズCC(アリスター・マッケンジと共作)。
プレー前日はコートヤード・マリオットに泊まった。コースまで5分。
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1番 パー4 426ヤード(2)