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メイリバーに隣接する自然豊かな森の中を蛇行しながら進んでいくフラットなチャンピオンシップコース。自然をできるだけ残しながら、2つの9ホールのループ、OUTは時計回りで、INは時計の反対周りでレイアウトされている。ほとんどのホールは美しいライブオーク・ツリーに囲まれている。ライブオークはアメリカ南東部に固有の常緑のオークの木。FWもグリーンもバンカーの配置が良く、自然のウェイスト・エリア、池、メイリバーを巧みに配し、グリーン上も緩やかで微妙なアンジュレーションが施されているので、戦略コースに仕上がっている。コースの整備も素晴らしい。
スコアカード
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池越え湿地帯越えの綺麗なショート。グリーンは3個のバンカーでガードされている。砲台グリーンは縦長で受けている。 |
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やや右ドッグレッグ。FWは右に曲がってから、少し左に曲がっている。ティショットでは右の池が効いてくる。グリーン左右にガードバンカーが配され、木立に囲まれている。グリーンは左傾斜。 |
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湿地帯越えのショート。横長グリーンは小さく、強い左傾斜。 |
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強い左ドッグレッグのとても短いミドル。ロングヒッターは1オン可能だが、グリーン左半分は湿地帯に囲まれているので、リスクが伴う。セカンド地点からはグリーンは湿地帯の中に浮かんでいるように錯覚して見える。ティショットを刻む方が、パー、バーディは取りやすい。グリーンは横長で小さく、手前に1個のガードバンカーがある。
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やや左ドッグレッグの長いミドル。ティショットでは左右に松と樫の木立がFW脇に並び、右には大きな荒地もある。グリーンは砲台で3個のバンカーとグリーン左の池とでガードされている。
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やや右ドッグレッグ。ティショットは湿原越えになり、FWの真ん中に1個、左右に3個バンカーがあり、落し所が狭い。セカンドも湿原越えになり、湿原の手前に刻むか越えていくかの決断に迫られる。刻む場合は残り距離が170ヤード前後になる。グリーンは砲台で強く受けている。グリーン左右にバンカーが配され、グリーンの右はコース名の雄大なメイリバーが流れる。
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名物ホール。ティショットはクリーク越えになり、グリーンは3個のバンカーでガードされ、木立に囲まれている。グリーンの右に雄大なメイリバーが流れる美しいホール。 |
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ほぼストレートホール。ティショットはウエィスト・エリア越えで、FW左の2個のバンカーと右のウエィスト・エリアが効いてくる。セカンドは左右からの樫の木立に注意。グリーンは砲台で、手前は2個の深いバンカーでガードされている。
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右ドッグレッグ。ティショットでは右コーナーに1個のFWバンカー、FW左右を林がガードしている。グリーンは砲台の受けグリーンで、奥からの寄せは難しい。グリーンの左に1個の深いバンカーが配されている。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットでは左の池が効いてきて、右は林になりFWはタイト。セカンドでは右に池がくるが、FWは広い。グリーンは右に振られて斜めに細長い。グリーン手前は池に面し、4個のバンカーでガードされている。グリーンに真ん中が凹んでいる。グリーン背後に聳える数本の美しい樫の木立がグリーンの方へ覆いかぶさっている景観は素晴らしい。
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ヒルトンヘッド・アイランド空港から西に35分、サバンナ市から北東に40分ほど。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。
プレー後にはコースから600メートルほどメイリバー沿いに位置するレストランBuffalo’sで食べた。雰囲気はとても良かった。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2018年度サウスカロライナ州で第13位のベストコース。サウスカロライナ州には480ほどのゴルフコースがある。
ジャック・ニクラス設計の他のサウスカロライナ州でのコースは、ハーバータウンGL(ピート・ダイとの共同設計)、ポーリーズG&CC、ロングベイGC、キアワアイランドR・タートルベイコースがある。
前夜はHampton Inn & Suite Bluffton, Sun Cityで泊まった。ゴルフコースまで南東に20分。またその夜の食事はホテルから徒歩で行けるイタリアンレストランNoona
Rosaで摂った。
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2番 パー3 206ヤード(2)