|
日本への石炭積み出しも多く行われるニューキャッスル近郊の海岸線近くに作られた林間コース。フェアウェイは自然の大きな起伏があり、全てのホールは老齢で大きな木立と背丈の低いブッシュでセパレートされている。多くのグリーンは砲台型で受けている。ウォーターハザードがひとつもないコースだが、空間のハザードのように林が迫り出しているのと、バンカーが戦略的に配されているので、各ショットが正確性を要求される。OutよりInの方が各ホールがより深くセパレートされているので、魅力的に感じるであろう。80年近く前に造られたコースだが、オリジナルの設計とほとんど変わっていない。 |
|
|
少し打ち下ろしの、長いショートホール。グリーンは受けていて、左右のバンカーが効いている。 |
|
距離のあるミドルホール。ティーグランドから230ヤードから290ヤード先まで、フェアウェイは右半分にバンカーが7個ほど連なり、ティーショットの落とし所を狭くしている。セカンドショットは打ち上げになり、グリーン手前の2つのバンカーが深いので、自分の力量に応じたコースマネジメントが必要。ティーショット、セカンドショットともに距離と方向性が同時に要求される。このホールは、通常プレーでは普通は453ヤードのパー5になる。 |
|
|
|
やや左ドッグレッグの素晴らしいホール。セカンドショットは緩やかな打ちおろし。グリーンは少し砲台で両サイドはバンカーでガードされていて、左のバンカーは特に深いので避けたい。グリーン手前の花道から転がしてグリーンに乗せようすると、グリーン手前にある複雑にうねったカラー部分が、左右どちらかのバンカーまで転がり落ちる誘い込むかもしれない。また、グリーン周りは、すぐ近くまで林とブッシュが迫っている。
|
|
|
やや左ドッグレッグのホールでセカンドショットは打ち上げ。フェアウェイとラフは右傾斜していて、ショートカットしたい場合、フェアウェイ左方向にティーショットを打つのが良いが、あまり行き過ぎると左ラフにつかまるかもしれないので要注意。セカンドショットはつま先下がりのライからの打ち上げショットとなるので、高度な技術が要求される。ベストルートはフェアウェイ左方向に打ち、傾斜を使ってフェアウェイ右エッジまでもって行くのが良い。しかし、右方向へのバウンドが強すぎると、ブッシュまで転がり、ボールが無くなる可能性がある。セカンドショットは、砲台グリーンに打っていくが、ミスショットには厳しいペナルティが課せられる。グリーン手前は急傾斜なため、20から、30ヤードほど転がり落ちる可能性がある。またグリーン手前をガードしている2つの深いバンカーも効いている。グリーンは林の中に心地よく位置している。このホールはアメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。
|
|
|
|
|
素晴らしいショートホール。グリーン前面のバンカーが効いている。グリーンをオーバーすると、傾斜で下まで転がり落ちて、パーセーブが難しくなる。 |
|
|
ストレートの短いパー4。ティから250ヤードのキャリーで下り傾斜になり、セカンドショットはサンドウェッジでグリーンを狙える。グリーンは砲台で、手前のガードバンカーが効いている。 |
|
|
美しいショートホール。グリーンは縦に細長く、その左右をバンカーがガードしている。グリーンは受けている。 |
|
|
ストレートの長いパー4。ティからグリーンを見渡せる。このホールではドライバーで飛距離を稼がないとパーオンは難しい。幸いティーショットの落下地点は比較的広い。グリーンはいくつかのバンカーでガードされている。このホールは、4番ホール同様、通常は486ヤードのパー5になる。 |
|
|
|
|
やや右ドッグレッグ。ティーショットでは右から林が迫り出していて、打ちづらい。フェアウェイは狭いので、正確なティーショットが必要。 |
|
|
|
|
ほぼストレートなホール。砲台グリーンで、グリーン右手前のバンカーが効いている。 |
|
|
シドニー市内より車で2時間。ビジターは平日にプレー可能。最長の黒ティからのプレーは月1回、最終金曜日に使用可能。
ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第13位に選ばれている。他のエリック・アパリー設計のオーストラリアでのコースは、ニューサウスウェールズGC(同ランク2位)、ボーニードゥーンGC(同ランク85位)、キャッスルヒルGC(同ランク86位)がある。
|
10番グリーンの景観