|
カリブ海の海岸線の崖の上に展開するシーサイドコース。ほとんどのFWは住宅地の周りを縫うように伸びている。岩の崖、サンゴ礁、壮大なカリブ海がコースを彩っている。7番、8番、9番と16番、17番、18番の6つが海沿いのオーシャン・ホールで特に素晴らしい。16番、17番、18番の上りの3ホールは‟悪魔の肘”と呼ばれ、ワクワクするぐらいチャレンジングで、気分が盛り上がるだろう。池が絡むのは3番ホールだけで、総じて距離は長いがFWはとても広い。3番、15番ホールはそれぞれ独立した2グリーンを持っているユニークなレイアウトで、PGAの試合ではどちらのグリーンを使うかを考えると面白い。
11番のパー3はなんと265ヤードもある。豪快な海越えショットもあり、魅力に溢れる。近代に出来たコースにしてはターゲットのグリーンが比較的小さいのと、バンカーが良く効いてくるのと、海風の影響とで結構チャレンジングなコースになっている。2018年にはドミニカ共和国初のPGAツアーが開催され、2019年、2020年と続いている。プンタカナR&Cにはコラレスコースとピート・ダイの長男が設計したラ・カナコースがある。
スコアカード |
|
|
ティからグリーン近くまで砂の荒地が続くストレートホール。ティショットでは左にサイドにバンカーがある。グリーンは砲台で右サイドのバンカーでガードされている。受けグリーン。 |
|
|
2グリーン制で、左右どちらのグリーンも同じ距離。左手のグリーンは左ドッグレッグッ。グリーンの手前から左サイドは池に囲まれている。グリーンの右サイドにバンカーが配されている。今回プレーした右手のグリーンは、やや右ドッグレッグ。セカンドは少し打ち上げで、グリーンの左右はバンカーでガードされている。
|
|
|
ストレートの長くてタフなミドル。ティショットでは左右からバンカーがFWに迫り出していて、FWは狭い。セカンドは打ち上げ。グリーンは斜めに細く、左サイドに2個の深いバンカーが配されている。グリーンは右傾斜。 |
|
|
右ドッグレッグで海に向かって打つロング。ティショットでは左サイドにバンカーがあり、右サイドは砂の荒地が続く。サードは少し打ち上げ。グリーンは縦に細長い。
|
|
|
|
|
左手に海が続くストレートホール。ティショットはハザード越えで、右サイドは砂の荒地になる。グリーン手前に海が食い込んでいて、グリーンの3方はサンゴに囲まれ。グリーン右サイドにはバンカーが配されている。
|
|
|
|
|
海越え、サンゴ越えのドラマチックなショート。グリーンは縦に細長く、左サイドの荒地、右サイドの小さくて深いポットバンカー、手前のサンゴでガードされている。受けグリーン。
|
|
|
|
|
やや右ドッグレッグの長いミドル。ティショットでは左サイドの2個の大きなバンカーが効いてくる。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは砲台で3個のバンカーでガードされている。 |
|
|
池越えのとても長いショート。池は効いていなくて、グリーン右サイドの2個の深いバンカーが効いてくる。グリーンは逆L字型。一つ手前のゴールドティからでも236ヤードもある。 |
|
|
強い左ドッグレッグの長いロング。ティショット、セカンドともに左右のバンカーが効いてくる。斜めに細い砲台グリーン。
|
|
|
|
|
2グリーン制。今回プレーした左手のグリーンはほぼストレート。右手のグリーンは右ドッグレッグ。どちらのグリーンも同じ距離でティショットは緩やかな打ち上げで、セカンドはどちらのグリーンも強い砲台でセカンドは打ち上げになる。左手のグリーンは深いバンカーでガードされている。 |
|
|
ほぼストレートで、海に向かって打つミドル。グリーンの50ヤードほど手前に大きなクロスバンカーが配されている。グリーンオの左サイドは砂の荒地とブッシュがある。 |
|
|
やや打ち上げの美しいショート(今回プレーした左手のティグランド)。グリーン真ん中手前に配された大きなバンカーが口を開けている。グリーンの右奥にもバンカーがある。グリーンは左右の2段形状で、右の段が低い。もう一つは崖沿いの右手のティグランドからで、グリーンとバンカーは同じでも、左手前と右サイドがガードバンカーになり、グリーンは縦長の2段形状で前が低い。右サイドのバンカーがすぐ崖なの、こちらのティから打つとより難しくなり、パーオンには技術だけでなく、風をしっかり読む必要がある。 |
|
|
ドラマチックな名物ホール。強い右ドッグレッグのとても長いミドル。ティショットは豪快な海、崖、サンゴ越えの強制キャリーになり、それらを越えてもFW右サイドの3個のバンカーが口を開けているので、バンカー捕まればパーオンが難しくなる。グリーンは縦長の
2段形状で、右サイドの2個のバンカーと海でガードされている。 |
|
|
|
|
ラス・アメリカス国際空港から東に1時間15分、サント・ドミンゴ市から東に1時間40分。プライベートコースでメンバー同伴が必要。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ドミニカ共和国ベスト14コースで第3位。ドミニカ共和国には26のゴルフコースがある。
トム・ファジオは200以上のコースの設計を手掛けたが、ほとんどがアメリカ国内のコースで、海外ではこのコースとメキシコのケレンシアGCを含め10コースも満たない。アジアでは霞ヶ関GC・東コース(大改造)だけしかない。
カサデカンポ・リゾートで3泊して周辺の4コースをプレー後に、そこから北東に1時間半のExcellence El Carmenで3泊して、周辺の4コースをプレーした。Excellence
El Carmenからコースまで南東に45分。ホテル内には12種類のレストランがあり、3泊とも違うレストランで夕食を摂った。
|
1番 パー4 433ヤード(2)