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海の近くの120メートルの高さの崖の上の高台に展開するヒースランドのシーサイドコース。1902年に退官した陸軍の将校、ロバート・トスウィルが自然の立地を活かしたオリジナルな18ホールを造り、1913年にハーバート・ファウラーがレイアウトを変更し、改造を施した。1920年前後にハリー・コルトが再び改造して、1920年代と1930年代にはジェームズ・ブレイドがコースの改良を継続した。
アップダウンがある立地に広範囲にわたるゴースとヘザーが各FWを分けていて、前方が開けていて解放感のあるコース。広範なライム湾のパノラマの景観が見渡せる。18ホールが1つのループでレイアウトされ、16番から18番の3ホールずつだけがほぼ同じ方向に進むが、それ以外は1、2ホール毎に進行方向を変え、巧みな18ホールのルーティングになっている。FWは結構広いが、セカンドでグリーンを狙うベストラインから打つには、FWの落し所が限定される。グリーンは形状の変化がありバンカーの配置も素晴らしい。6200ヤードと短いコースだが、各ホール趣に変化がありプレーして楽しい。
スコアカード
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やや左ドッグレッグの短いミドル。ティショットではFWは急な左傾斜。グリーンはほぼ円形で小さく、グリーンも左に傾斜していて、左右手前にバンカーが配されている。 |
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やや右ドッグレッグの打ち上げで難しいミドル。ティショットではFWは右に傾斜していて、スライスボールでは右サイドをガードしているブッシュまで転がるので注意。グリーンは縦に長く、左右にいくつかのマウンドが配されている。グリーンの右サイドのブッシュは浅い。受けグリーン。 |
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ストレートの打ち下ろし。ティショットはブラインド。ティショットとセカンドは左サイドの林、右サイドのブッシュが効いてきて、FWは右傾斜で狭い。グリーンは縦長で左右はバンカーでガードされている。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーンは木立とブッシュに囲まれているので、セカンドを左右に曲げると大叩きになるリスクがある。
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左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは左サイドにブッシュ、右サイドに林とOBゾーンがあり、FWは右傾斜。砲台グリーンで、左手前と右サイドにバンカーが配されている。 |
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海に向かってのストレートの打ち下ろし。ティショットではFWは右傾斜なので、左サイド狙いが良い。セカンドは強い打ち下ろしで、グリーンの奥と右サイドは急な下りスロープになる。 |
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少し打ち上げ。グリーンは縦長の3段形状で6個のバンカーと右サイドのブッシュでガードされている。 |
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右ドッグレッグの短いミドル。ティショットは谷越えになり、ティから240ヤードから250ヤード先に2個のクロスバンカーがFWに横たわり、ロングヒッターは越えていくか手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは少し砲台で、右手前にバンカー、左サイトと奥にゴースが配されている。グリーンはほぼ円形で、左手前から右奥に傾斜している。 |
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グリーン後方に海が広がる、打ち下ろしの風光明媚なショート。グリーンはほぼ正方形で4個のバンカーと豊富な樹木に囲まれている。 |
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強い右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットは打ち上げになり、FWは右にも傾斜していて左右にバンカーがある。グリーンの両サイド手前にバンカーが配され、グリーンは少し左に傾斜している。 |
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やや右ドッグレッグの強い打ち下ろし。ティショットでは右サイドにある2個のバンカーに注意。グリーンの左右はバンカーでガードされている。ティグランドからのホール前方の景観は素晴らしい。 |
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やや左ドッグレッグの豪快な打ち下ろし。ティショットは距離よりもFWキープが大切。強い打ち下ろしなので、3ウッドでもFWキープすれば距離は稼げる。グリーンは強い砲台で受けていて、左サイドにはゴースがある。 |
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ロンドンからほぼ西に3時間半、ヒースロー空港からほぼ西に3時間。ホテル併設。プライベートクラブだがビジターのプレーは可能。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度イングランドのベスト100コースで第72位。イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。
午前にセント・メリオンG&CCでプレーしてから保護しに1時間15分移動し、午後にプレーした。
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2番 パー4 341ヤード(2)