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ウォーバーンGGは評価の高いデュークス、ダッチェス、マーキスと3つの名門コース。もともと山林だった土地を所有者が都市開発から守るために1976年にデュークコースを造り、続いて1979年にダッチェスコース、2000年に最後のマーキスコースが付け加えられた。3コースとも自然を活かした設計で、高い木々がホールの両側に並んでいる、林間風のコースが特徴である。
デュークコースは3コースの中で最も古く、ダッチェスよりも300ヤード長く、マーキスより250ヤード短い。マーキスコースが誕生するまでは数々の大きなトーナメントを開催していた。1984年から1999年までに9回全英女子オープンを開催し(1984年の優勝者は岡本綾子プロ)、2000年を最後に欧州ツアーのブリティッシュ・マスターズを12回開催している。各ホールはタイトで両サイドに立派な松の木、栗の木などが並び、ティショット、セカンドでのプレッシャーになる。中盤あたりのいくつかのホールはストレートで並行していて、ホール間の木々が少ないレイアウトは少し残念。しかし最初の6ホールは高低差が大きく、素晴らしいホールが続く。グリーン、FWともに状態が良く、しっかり整備されている。
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ティからグリーンまで左のOBゾーンがとても浅いストレートホール。ロングヒッターは2オン可能だが、飛ばそうと力むと各ショット左のOBゾーンに捕まる可能性があり。グリーンは砲台で受けていて、左右手前はバンカーでガードされている。プロのトーナメントでは最終ホールになる。
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名物ホールで短いショート。豪快な打ち下ろしで、小さいグリーンに打っていく。グリーンは強く受けていて、左右をバンカーでガードされている。春のシャクナゲが満開の時はあたり一面に紫色の花が咲きとても綺麗と聞く。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
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強い左ドッグレッグの打ち上げでチャレンジングなホール。ティショットでは左右に木立とブッシュでガードされ、右サイドに打たなければセカンドでグリーンが見えない。グリーンは縦に細長い2段形状で、周りに3個のバンカーが配され、木立に囲まれている。
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左ドッグレッグ。ティショットは打ち上げで、FWは狭く左右の林が効いてきて左サイドには小さな谷もある。グリーンは木立に囲まれ、左サイドには縦に細長いバンカーが配されている。
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チャレンジなショート。縦に長い砲台の受けグリーンで左サイドと手前は深いバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグの長くて難しいミドル。ティショット、セカンドともに左のOBゾーンは浅い。段差の強い2段グリーンで、3個のバンカーでガードされている。
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ほぼストレートホール。ティショットとセカンドでは左右の木立が狭いFWに迫っているので、正確なショットが要求される。グリーンは少し砲台で、前3分の1は強く受けている。
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ほぼストレートの難ホール。このホールもタイト。セカンドはラフが伸びている小さな谷越え。グリーンは右手前と左サイドにバンカーが配されていて、右サイドは急な下りスロープのラフなので、左手のバンカーが特に効いてくる。受けグリーン。
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ストレートホール。ティショットでは左サイドのOBゾーンは浅く、左右に木立がある。グリーンは縦に長く、左右はバンカーでガードされている。
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FWには穏やかな起伏がある左ドッグレッグ。ティショットでは左右から林が迫っている。グリーンは縦長で左右はバンカーでガードされ、木立に囲まれている。 |
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ロンドンから東北に1時間10分、ヒースロー空港からも北に50分、ガトウィック空港からほぼ北に1時間半。プライベートクラブだがビジターのプレーは平日に限り可能。有名なホテルを併設していたが、2020年6月から閉鎖したようだ。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度イングランドのベスト100コースで第49位。イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。
前夜はゴルフ場まで車で9分のBest Western Moore Place Hotelで泊まり、午前に マーキスコース、午後にデュークスコースをプレーした。
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1番 パー5 514ヤード(3)