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110ヘクタールの広大な土地に展開するグリーン、ブラック、ライラック、オレンジの各9ホール、合計36ホールのゴルフ場。今回プレーしたグリーン・ブラックの組み合わせが、より良いレイアウト。同じ設計者でほぼ同時期に造られたライラック・オレンジコースは少し距離が短いが評価は高く、ライラックは高低差がありオレンジは水絡みのホールが多い。グリーン・ブラックコースは、ゆるやかな傾斜の丘陵地に造られ、FWの縁とグリーン周りに多くのマウンドを並ばせている。細かく刻まれたマウンドや、池やバンカーが戦略的に配置され、各ホール変化がある。
FWは総じて狭めで、いくつもの段差のあるグリーンは、バンカーとか池でしっかりとガードされているので、ドライバーショットの正確性とアプローチショットの優劣がスコアを左右すると言える。アメリカコースのティストを取り入れ、リンクス風の趣があるので開放感があり、気持ちよくプレーできる。4つあるパ―5が素晴らしく、全て“リスクと報酬”ホール。INのグリーンコースは3735ヤードと大変長く、OUTのブラックコースはとても綺麗。
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットでは両サイドにブッシュと左サイドにバンカーがある。グリーンは砲台で、右サイドにバンカーが配されている。
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ティショットはストレートで、セカンド地点から池を囲みながら右に曲がっているロング。ティショットで飛距離が出れば2オン可能なロングだが、グリーンの手前と右サイドは池に面するのでリスクが伴う。セカンドを刻むにしても、FWはタイトで右の池が絡んでくる。グリーンは横に長く、前後に2段形状。
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名物ホールで、グリーン手前の3個のマウンド越え。横に長くグリーンで奥行きはあまりなく、奥は大きなバンカーでガードされている。
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距離のあるロング。ティショット、セカンドともストレートでFWは左傾斜で、左サイドにフェスキューの深いラフが続く。ピンまで残り120ヤード地点から打ち下ろしになり右に曲がっている。グリーンは左サイドの3個のグラスバンカー、右サイドは2個のバンカーでガードされている。セカンドで2オンを狙うロングヒッターは、セカンドはブラインドショットになる。
(サード地点の写真なし) |
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左ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは左サイドに2個のバンカーがある。グリーンは縦に細長くて、右サイドから奥に4個のマウンドが配されている。
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右ドッグレッグ。ティショットではFWは狭い。グリーンは砲台で左サイドは3個のバンカーでガードされている。 |
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左ドッグレッグの短いロング。ティショットでは左サイドにブラインドの池、右サイドに長いバンカーがある。グリーンは逆L字型で、ピンが左奥に切られると手前が池に面するので、難易度が増す。グリーン上にはいくつかの起伏がある。ロングヒッターは2オン可能だが、池をどう克服するかがポイントになる。セカンドを刻む場合、落し所がタイトで左サイドは池に面する。
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ストレートの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは左右の長くて巨大なバンカーが効いてくる。グリーンは“く”の字の形で真ん中に凹みの部分が横切る、ピアリッツグリーンで、グリーンの奥半分は池に突き出ていて水に面している。ピンが奥に切られると、とても難しくなる。
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セカンド地点から左に曲がるロング。ティショットは左に池、セカンドでは右に池がくる。グリーンは横に振られ、5番ホールとの共有グリーンで横に細長い。グリーンの手前は池に面し、グリーンの奥行きはあまりなく、奥は2個のバンカーが配されている。
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パリから南西に50分。プライベートクラブだがプレー可能。メートル表示なので、ヤードに換算している。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度フランスでのベスト100コースで第27位。フランスには600ほどのゴルフコースがある。もう一つのライラック・オレンジコースは第49位。
アメリカ、テキサス出身のロバート・ボン・ヘギー設計での他のフランスでのコースでは、ロイヤル・ムージャンGC、レ・ボルドGC、ル・ケンファホフGC、2018年度ライダーカップ開催のル・ゴルフ・ナショナル(アルバトロスコース)がある。
午前に レ・ボルドGCでプレーしてから、午後にプレーした。レ・ボルドGCから北に1時間40分。
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1番 パー4 441ヤード(3)